
梅はタネからの生育ということで木一本づつみな遺伝子が異なるために開花の時期は別個になるのだという。一方、桜は挿し木や接ぎ木で生きるので、同種であれば遺伝子が同じために若い木であっても開花はいっせいにそろう― と、こんな話を少し前にラジオで聞くことがあった。

そのせいか、と思い出しながらぐるっとひと巡りしてみた。花の芯に小さなハチが寄っている。雨上がりのせいだろう、辺りに漂う香りも心なしか重く感じられた。
どっさりと洗濯しながら掃除を済ませ、今日は早めにウォーキングに出ようと決めていた。
水辺の温度計は15度を超えている。気持ちよく汗だくになって、傍らの梅林をのぞいての帰宅だった。再度洗濯機を回してしまった。

午後から、パソコン点訳ではなく手打ちで点字を書くために、少し復讐?に時間を費やしていた。ビニールのシールに直接打つため失敗が許されない…。パソコン入力のま逆を手で書いていくだけ、と言えば「だけ」だが、それがついま逆のま逆に勝手に点筆が動いてしまう。これではまずい。少し練習がいりそうだ。
ぼちぼち積み上げた点訳の作業、活かせる道が一つ広がろうかとしている。これからもぽつっぽつっと自分のペースで~。