kyon's日誌

つれづれに・・・

珈琲

2002年06月03日 | 日記
珈琲を飲むのは、朝が多い。朝は大抵パンを食べるせいか、やはり飲み物は、紅茶より珈琲が多くなる。

珈琲は好きな飲み物である。
色々な楽しみ方をしたりもする。
夜、珈琲を飲むと寝付かれないご仁もいらっしゃるようだが、私に限って、そんな事は無い。
アメリカンのブラックが多い。

珈琲が欧米人のポピュラーな嗜好品となったきっかけに、とある国の終身刑の受刑者が、終身、珈琲を飲み続ける刑罰を受け、障害報告が無かったからだと・・・
昔の英語の教科書に書かれていた・・・うそか誠かの話しを思い出すのですが・・・(笑)

珈琲には一般的に4つの味があるとされています。
甘味、苦味、渋み、酸味。

ストレートとは、一種類だけの珈琲をいい、ブレンドとは、この4つの味が巧みなバランスで合わされた一般的な味とでもいうのでしょうかね。。。

珈琲の最高峰はブルーマウンテンという種類で、そのやわらかな味わいとまろやかさでは、群を抜いているのですが、
私は同じ酸味のあるキリマンジェロより、寧ろモカ種が好きである。

今ではコーヒーメーカーが普及して、簡単、お手軽にどこの家庭でも美味しい珈琲を飲める。殊更、喫茶店などに行かなくてもいいのですが、その代わり、専門店などが出来て、やはり、自宅の珈琲では味わえない美味しさ”を求めて、ふらりと出かける事もあります(笑)

学生の頃、アルバイト先で、珈琲の入れ方を習った事がありました。

大きな昔のやかんにたっぷりのお湯、大きいネルに人数分の珈琲豆を盛り上げて、天辺をホンの少しくぼませ、息を殺すようにしてゆっくりと熱湯をチョロチョロと落として、軽く染渡る程度で止め、一端やかんは又弱火のガス台の上に置かれる。
そのまま少し待つと、珈琲が生き物の様に膨らんできます。
殆どはその待ち時間により、珈琲の味とコクが決まるのです。
時間を見計らって、又、やかんからお湯が注がれる。それを繰り返す。
湯量と温度、速さは、常に一定の力でなければならず、いい加減な気分で入れてはいけないと教わった。
入れたての珈琲は誠に美味しかった。

職人気質のようなその方の、珈琲へのこだわり方がとてもカッコよく、真摯であった。

以来、ネルドリップ式やカリタ・メリタ式、サイフォン式を試してみたのは言うまでも無い。。。
今では、ネルドリップ式の珈琲を飲ませてくれる所は殆ど無くなって、大抵はコーヒーメーカーやサイフォンである。

珈琲を入れた時の、あの独特な香りに、心が潤う。
そう、珈琲は味だけでなく、その香りもご馳走なのです。。

珈琲の残りかすは植木の栄養に。猫のフン退治に。(但し、雨の日は、効き目がありません(笑))

今朝の珈琲はすっきり酸味のグァテマラで・・・。。(*^_^*)

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