「読書の愉楽とは人によっては様々でろう。筆者の場合は詰まるところ、読み了えたくないと思いつつとうとう最終行に至り、そっと静かにページを閉じて、いのちの高揚を覚えながらしばらく物語の余韻に浸る、その至福のひとときに尽きる。
葉室作品はそれを裏切らない。しかも登場人物の凛とした佇まいに刺激されて、自らも背筋が伸び、大切なことを思い出させてくれる。少し、人間がよくなったように思う。」
(今川英子氏の解説文より抜粋)
こんな風に表現してくれると、もう、本当にこの通りな読み方をこの作品に期待していた自分であったなぁと思う。期待以上の物語の香りというか感性が、ワタシの気持ちを浮き立たせ感動の涙さえ出て来るのであるから・・・物語というのは不思議な力を持っている。
本の筋はあまり多くは言わぬが宜しいかと思う。
ただ、始めと終わりの「間」が人生は面白い・・・というのだけ。
本の帯には「落ちるまでの美しさ」・・・と書かれていましたね・・。
決して平たんではない人生を誰もが生きて来たにも拘らず、言葉を紡げない。
言葉を紡ぎ出し一つのストーリーに仕立てる才能が自分にはないのだから人様の物語を読んで楽しんでいる。
そうして日常でどこかしら荒んだ自分が浄化されていくような気分になってさ、期待通りに描く本を、だからいつも探している。久々にそういう本に巡り合ったのだから嬉しかったなぁ。
幾人もの人生を重ねて生きている感覚を貰うことで、貧しき我が心にはスガシイ風が吹き抜けていく。
昨夜は眠るタイミングといい、スガシイ風が吹き抜けた心が満たされる思いで快眠。
本は久々の感動であった。
「祖国よ、汝に誓う」、確かそんな題名だったと思うのですが、海外の音楽にも、そんな曲があって、やはり意味は分からなくても、心に響くような精神の高揚、美しさを感じますから、日本人に限らず、人の献身的な精神には命が輝くような美しさがあるのでしょう。
ただし、AはAの国家や家族、BはBの国家や家族に命を捧げ、A国とB国が戦争をするなどとなると、悲しい限りですから、互いの平和な暮らしの為に、我欲に満ちた身近な強敵と戦う程度で、十分ですよね。
そりゃそうと、ワクワク楽しい推理小説でも、読み終えるのが惜しくて仕方がない、というのも多いのです。こっちは、興奮して眠れませんけど、ははは。
ただ、そこには純愛も絡むから・・・複雑でありますよ(^_^;)
おっと・・・ストーリーは言わぬが花・・・でした(笑)
眠れなくなる時もありますが、どうしても翌日のことを考えると、寝ないとなぁ~と、体が要求するからねぇ~(笑)
日々の生活リズムは大事ですからね・・・
無理はしないという癖がありまして・・・(笑)
掟破りが中々出来ないなぁ~~(^^ゞ
こんばんは、
昨日も興奮して、
私は眠れませんでした、
それでわんわんわんと吠えたら、
父もそれから目が覚めて、
起きていたそうです、
それからはパセリ戦争でした。
サラダや目玉焼きにちゃんと添えられていました・・・
パセリがあるかどうかでほかの食材の映え方が違いますものね・・・素敵な脇役をチェロ様はゲットしたのですねぇ・・・
まぁ・・・たまには・・・いっか~(*^-^*)
でもお父さんを真夜中に起こしてはイケないなぁ・・・
夜は眠るものです・・・チェロ様も・・・素敵な夢を見て下さいね(^_-)-☆