気

”気”というものの捕らえ方は色々あるだろうが、良い気と悪い気・・という捕らえ方をするなら、そりゃあ、よい気が満ちている方がいいに決まっている。

良い気は心を潤し、体の健康を保ち、日常を平和にしてくれるが、、、
悪い気は心や体の病への引き金となる要素を含んでいる。
毎日の生活の中には、良い気ばかりでは無いから、多少の悪い気も有りながら、出来るだけ悪い気を増やさぬようにしつつ、共生して繰り返されていると言える。。。

自分の心の有り様も、ある意味では気の持ちようであるから、良い気も悪い気も、結局は己自身の考え方や視点で変化させられる”生もの”みたいなものかなぁ・・と、私は思っている。。

但し、
体が明らかに病んでいる時は、中々良い気を取り込めないし、自ら進んで良い気を作り出すのは難しかったりもするから・・・人は弱い生き物だともつくづく感じている。

また、心身共に健康であるという事は・・・出来るだけ悪い気を取り込まない工夫が出来るか否かということにかかっている気もする。。

悪い気は往々にして他人や世間から受ける情報が作用し、情報を受け取った側が、それらをいかに上手く処理して、良い気への変換を出来るかという事だろうと。。。

しかし、外からの悪い気は、ある程度処理が楽なのだが・・・身内からの悪い気の情報は案外処理に時間が掛かったり、中々良い気に転換出来なかったりもして、それが大きなストレスになることもままある。。
そういうストレスは出来れば要らないのだが、
ストレスがあるから、反動で楽しくさせるパワーも沸いてくることもあるのだから・・・
人はある意味ではもろい生き物だが、ある意味ではしぶとい生き物でもあるのだなぁ。。（笑）

今年一年の我が身を振り返った時、
我が身の悪い気は・・・一体どれ位良い気に変えられただろうか・・・。
あの時の自分の対処の仕方はあれで本当に良かったのだろうか、
あの時の自分の心の有り様は、本当に公平で冷静だったと言えるだろうか・・

そんな風に、少しばかり、自分を振り返る日が近づいてきたねぇ。。。(~_~;)