kyon's日誌

つれづれに・・・

銀河鉄道

2002年07月09日 | 日記
七夕の日にも、秋田の空には銀河鉄道の夜空が見えなかった。。。
連日厚い雨雲が垂れ下がっている。。(T_T)

夏になると、ある日のキャンプの夜空を思い出す。。

それは素晴らしく晴れた夜空で、真夜中の漆黒の闇の中にあふれるような煌きが、360度のパノラマを広げ、本当にうっとりする夜だった。。
頭の天辺に大きな銀河鉄道がとうとうと流れ、それが手に取れるような近さで、手を伸ばすと、けれど、それはとても遠くで。。。

子供達が寝静まってから、友達のような義妹と何時までも飽きもせずに語り合った。。
そして、まるで信じられないような流れ星を沢山見たのだった。。
あんなに沢山の流れ星は初めてであったから、今でも鮮明に心に残っている。

冠のような星がきらきらと何時までも美しく、見上げれば、銀河の川も少しづつその流れが変り、私達の体の中に染み入るようであった。。

あれは、ずっと、ず~~~っと何億年も前に輝いた一瞬が、今、ここに届いた贈り物だったと、考えても考えてもキリが無い事を思った。。(*^^*ゞ

その夏は義妹がある別れを考えた夏だった。。
血の繋がりはないけれど、その日の銀河鉄道が私と義妹を本当の姉妹にした夜だった。。。
コメント
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