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幾松が閉店するらしい。
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新選組に追われた桂小五郎を
幾松がその中に入れて
匿ったという長持や、
鴨川の河原に抜ける秘密の通路など
見所満載の食事処だつたたけに
なんとも残念 !
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冒頭の写真・一枚目は
それを伝える
京都新聞の記事。
二枚目は閉店を告げる
幾松の H P 。
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下は、新選組記念館長の
青木繁男さんの
「京都幕末おもしろばなし 百話」。
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桂小五郎(木戸孝允)と幾松さんの
ラブストーリーも
詳しくとりあげられてますよ !
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新選組記念館青木繁男 調べ・知り・聞いた秘話を語る! 「京都幕末おもしろばなし 百話」 | |
クリエーター情報なし | |
ユニプラン |
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「 勤王攘夷、尊王開国と
政治動乱の渦に見舞われた幕末京都。
時代に翻弄された多くの幕末の人々の
子孫の方々が、
新選組記念館を訪問されたり
連絡されたりして、
伝えられた話や秘話を語っています。
それらを、幕末研究家の著者が、
九章に分けて100話を記します。
目次
一、幕末女性群像 8
勤王芸者三人衆 8
1 中西君尾 8
錦の御旗 10
2 「君尾の仇討ち」 11
南座 12
3 「井上の命を救った鏡の話︱君尾と井上聞多の恋」 12
井上世外詩碑と伊藤博文詩碑 14
4 品川弥二郎寓居跡︱君尾との愛の巣 15
君尾の御子息の話 17
5 久坂玄瑞の首を運んだ女︱「島原のお辰、天神の「辰路」 17
久坂玄瑞、寺島忠三郎と一燈銭申合、久坂妻・文 21
6 三本木の幾松と小五郎 24
木戸家の明治以降 28
幕末の恋、愛人たちと花街 30
7 先斗町の小仲︱後藤象二郎の押しかけ女房 30
勤王志士と芸妓ら 33
8 お虎︱西郷どんと仲が佳かった祗園の豚姫 35
9 人斬り半次郎こと桐野利秋と煙管屋おさと︱四条小橋の恋 37
静の人︱高杉晋作の恋人「おうの」 38
佐久間象山の人形妻と妾たち 42
大久保利通の愛人も京女
︱祗園一力の娘おゆうと地味な満寿夫人 46
京の二流花街の芸妓さんが明治の高官夫人となった
︱八坂下河原の「山猫芸者お加代」と先斗町の「自前芸者菊尾」 53
小松帯刀と京女琴子 55
将軍徳川慶喜の妻「美賀子」と側室「新門の娘・お芳」 59
勝海舟の妹︱お順 65
京島原の花街 67
京の花街は幕末こんなにあった 70
婦人病平癒の神様︱粟嶋堂宗徳寺と、幻の不動堂村屯所 75
幕末に活躍した女たち 77
二人の勤王尼の一人︱太田垣蓮月尼 77
二人の勤王尼の一人︱野村望東尼
︱高杉晋作を救い、また彼に救われた憂国の歌人 80
松尾多勢子︱信州伊那の女性尊攘家 82
梅田信子
︱反幕の巨魁雲浜 これを支えた才女の「薄幸の人生」 84
若江薫子︱尊王攘夷を明治期も主張した宮廷女流学者 86
勤王女流歌人の一人︱黒沢登幾(止幾) 88
黒沢登幾 90
勤王詩人の妻︱女性詩人梁川紅蘭 90
星巌と紅蘭 92
土佐勤王党の女スパイ︱幕末京都に入り活動した平井加尾 92
岩倉槇子︱倒幕へ運命を共にした貞節 96
勤王バアサンの「りせ」と嫁の「てい女」︱小川亭跡 99
和宮降嫁にうごめく両嬪、堀河紀子と今城重子 102
三条河原の女︱生け晒「村山かずえ」 安政の大獄の立役者 106
女侠客「奴の小万」︱大坂・豊臣びいきの反体制の女 109
維新をはさむ激動期京の地で、二人の女性が自分の意志で
壮絶な最後をとげた︱「畠山勇子」と「小野寺丹」 110
二、新選組もろもろ話 114
新選組「誠」の冤罪事件︱河合耆三郎 114
入隊前後 114
河合耆三郎冤罪事件を考察する 117
近藤勇らの増長批判の罪状書事件 119
高砂太夫の語る、近藤勇の女性事情(京言葉) 121
八月十八日の政変(新選組の初陣出動) 123
池田屋事件︱新選組の勇名がとどろき渡った 125
柴司事件(明保野亭事件) 126
山南事件の本当 128
禁門の変(蛤御門の変) 130
横向き小文吾、河合耆三郎の報復か? 134
土方歳三の話 136
歳三の最後の女性は上七軒に居た︱君鶴 136
近藤勇・芹沢鴨や他の新選組隊士の女性たち 137
斜めから見る歳三像 142
近藤勇の話 143
近藤勇の首のなぞ 143
近藤勇と渋沢栄一の意外な関係 146
陸軍奉行差配「大沢源次郎」、捕縛について 147
渋沢栄一とはどんな人物であったろうか。
その後の栄一は、その後の大沢源次郎は!! 149
新選組を創った男︱芹沢鴨 153
はじめに 153
芹沢鴨とはどんな人物か 154
京都養正社 157
芹沢はなぜ浪士隊に参加したのか 158
芹沢鴨の見た京都 159
加茂川のゴリ 163
芹沢鴨とお梅の恋 163
新選組の原点「浪士隊」を創った男︱清河八郎 165
清河八郎の恋 165
鶴岡の遊女お蓮︱清河八郎が愛した娼妓高代 168
新選組よもやま 171
新選組美男辻斬り・加納惣三郎︱
島原口で辻斬りをして、島原で遊んでいたイケメンボーイ 171
西本願寺より南へ三事件「天満屋事件」・「北小路事件」・
「油小路事件1・2」 173
壬生心中︱「新選組の今弁慶」の命を賭けた恋 177
新選組六番隊長・井上源三郎の首 178
中島登「戦友絵姿」の女性像 179
新選組の本当の話「西村兼文の新選組の記録エッセーを読んで」 182
どの本にも誰も知らない新選組の残した女の子 184
三、龍馬の話 186
龍馬、恋人メインは京女だった 186
龍馬の長崎妻︱丸山のお元 192
龍馬斬ったと死に際に明かした老剣客渡辺篤
︱この剣士が本命だ 194
谷干城︱最後迄、龍馬暗殺事件は
新選組と言い続けた 198
四、幕末の暗殺 200
クロマメさん殺さる、猿ヶ辻大事件 200
今も残る刀傷、人斬り以蔵の失敗 202
文久の天誅第一号の男︱島田左近 204
目明し文吉(猿の文吉)︱三条河原に晒される 207
赤松小三郎︱教え子に殺された先生、
「師の三寸先を踏み暗殺した男 中村半次郎」 209
佐久間象山︱開明の天才は何故暗殺されたか 211
横井小楠殉節の地は、新島八重の一番風呂の東側 213
五、禁門の変の話 216
若き23歳の天龍寺隊の総指揮官︱国司信濃 216
禁門の変の時、真木和泉を助けた農家があった 219
洛西農民長州のサポーター 220
禁門の変︱薩摩と長州の青年、洛西で討死 221
禁門の変の時、長州金剛隊を助けた興正寺と醍醐の三宝院 222
平野国臣︱名歌人と京都 224
平野国臣他志士の墓 225
六角獄舎の地獄絵を見た官吏・村井修理少進 227
福田理兵衛︱維新の蔭の功労者 嵯峨の材木商・京町衆 228
六、戊辰戦争の話 230
高浜砲台の裏切り 230
戊辰戦争に新政府軍として参戦の僧が居た本能寺 231
都城青年六士の知られざる悲話 232
会津小鉄︱鳥羽伏見の戦いのあと官軍の命令にも恐れず
会津兵の死体を葬った任侠者 234
戊辰の役昔話︱侍さんの家 236
自弁で戊辰戦争に参加した京の農民兵、維新勤王隊・山国隊︱
京都時代祭で先頭を飾る部隊「ピーヒャーラ、ラッタッタ」 238
七、幕末のよもやま 240
薩摩の乱暴の跡︱浄福寺の刀痕 240
西郷と心中した坊さん
︱京都維新の傑僧・月照上人と、月照の忠僕・大槻重助 241
舌切り茶屋と近藤正慎 244
パークス襲撃事件︱後の京都府知事中井弘の大チャンバラ 245
八、幕末の群像 249
幕末酔虎伝のトップ・頼三樹三郎 249
片目の戦士︱松本奎堂 251
将軍にヤジをとばした男︱京の高杉晋作 252
幕末京都のCIA︱長野主膳(女スパイ村山たかの情夫) 254
村山たか 255
富岡鉄斎
︱勤王儒者であり、画家、京都の生んだ巨大な芸術家 258
九、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の主人公たち 260
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の主人公︱松陰の妹「文」 260
文(吉田松陰の妹)が嫁いだ久坂玄瑞 265
玄瑞兄・久坂玄機、涙袖帖 276
文の兄、吉田松陰 279
文が再嫁した楫取素彦 287
群馬県令楫取素彦、楫取(小田村)寿子) 291
松陰弟子の高杉晋作 292
主な参考文献 300
著者プロフィール 302
あとがき・奥付 303
著者について
青木繁男
新選組記念館館長
宇治市観光ガイドクラブ初代代表
新京都シティ観光ボランティアガイド協会顧問
京都町づくり大学院大学講師 」(内容)