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くっしーの徒然日記

無線、天文、修理、剣道、体調他について書いてます。修理や改造記事のマネに関してはあくまでも自己責任にてお願いします。

2018 CQ WW WXP SSB/CW 結果発表

2018-11-09 | 無線コンテスト
先日、他人のブログを見ていて、今年のCQ WW WPXコンテストのSSBとCWの結果が発表されているのに気が付いて、早速サイトを確認してみた。


3月24日から参戦したSSB部門では、サーティフィケートに、「JA0エリア:1位」「Japan:2位」となっている。
参加部門は、シングルオペレーター、アシステッド、オールバンド、ローパワーである。

それぞれエントリー局数を調べるとJAで10局、JA0エリアは、このエントリー部門では私のみの1局であった。



5月26日から参戦したCW部門の方は、シングルオペレーター、アシステッド、20mバンド、ローパワーにエントリーで、「JA0エリア:1位」「Japan:4位」「アジア:10位」となっていた。

参加局数は、アジアで31局、JAで12局、JA0エリアではこれまた私1局であった。

この時は、結構14MHzのコンディションが良くて、他のバンドに回る余裕が余りなかったので20mシングルバンドにしたのである。

サーティフィケートには、それぞれ20位以内までしか書かれない。たとえ局数が少ないとはいえ、サーティフィケートにJAの順位に加えて、アジアの順位まで書かれると何となくうれしい感じだ。

お相手頂いた各局様、どうもありがとうございました。

2018.11.10 (11/10 UP)

笠ヶ岳山頂移動運用 SOTA JA/NN-060 JCG09002B

2018-11-06 | アマチュア無線
前回の横手山山頂SOTA運用に続いて、先週末もSOTA運用を目的に、上高井郡高山村の笠ヶ岳2,076m山頂に登りに行った。


今回は、HFでのCW運用が出来る様に、FT-817とPCをこんな感じにつないで運用の予定だ。

FT-817は5W出力だが、内臓バッテリーでは、2.5W以下でしか運用できないので、今回は、JH0CJH局殿のブログこちらこちらの記事を参考に、18650のリチウムイオン電池4本を急遽Amazonで購入して持って行く事とした。



ちなみにCJH局殿はAmazonで3700mAHのバッテリー購入との事だが、残念ながら私が探した時は、品切れなのか3400mAHの物しかなかったので、これで作成した。

ダイオードは会社のごみ箱から拾ってきたPCのSW電源ユニットからブリッジダイオード(25A品)を部品取りして使用した。

ちなみに、FT-817用のリチウムイオン電池を使用した電池では、6502.jpWind Campで3セル構成の内臓タイプの物が有り、どちらにしようかとかなり悩んだ。

3セルの電圧で間に合うのか、4セルないとダメなのか?

そこでFT-817のVcc-Pow/Icc特性を計ってみた。



この測定結果から行くと、概ね12V以上ないと5Wを確保できない。3セルだと4V/セル、4セルだと3V/セル必要となる。

各メーカのセルの放電特性を確認する限り、0.5C放電だと、4Vは最初の15-30%しか確保できない。3V迄ならほぼ90-95%放電まで確保される。

結果として、全運用時間で5Wを目指すなら4セル必要。ただ2.5W迄なら9Vでも出るので、3セルでも5W~2.5W迄の運用と割り切れば、本体に内蔵できるのでそれなりのメリットはある。

まあ、5Wフルに出てるのと、少し下がって4W、3Wで運用しているのでは、相手のSレベルで1つ差が有るか無いかで大差ないのは判っているのだが、、、、、まあ5W出るならフルに出したいと言うのは人情か、、、

あと内蔵タイプは、セルサイズの都合で3000-3200mAHと多少容量が少なく運用時間が短くなるが、私の手に入れた3400mAHとは1割程度しか違わないので、運用時間的には大差ないと言った所か。

ちなみに、運用時間は、CQの空振りが多いと、送信1:受信1程度は考えておいた方が良いと思われ、私の用意した電池で3時間前後の運用時間が予想される。

SOTAの場合は、山頂までの登り下りの時間もあり、遅くまで山頂に居る事も少ない為、取り敢えずこれでどんな物か試してみると言った所だ。


 ↑前回の横手山から見た笠ヶ岳

さて、準備話が長くなったが、FT-817と18650電池、アンテナと釣り竿をもって山を目指す。



朝7時半過ぎに出て、一番頂上に近い登り口の峠の茶屋前に9時前に到着して、登山スタート。

笠ヶ岳の標高は2076mだが、峠の茶屋の標高は1903m程あり、山頂まで残り173m程だ。

これなら体力のない私にも登れそうだと選んだ次第である。



しかし、思った以上の急な登りが続く。階段になっている所も多いが、1段の段差も大きく、かなり息が切れる。

まあ無理は禁物。少し登っては切れる息を整えながらマイペースで登る。



頂上の少し手前では、先週降った雪が登山道に少し積もっていた。幸い緩んで溶けかけているので、何とか登る事も出来た。

普通は30分程度と言われているが、マイペースで40分ほどかけて登り、ようやく山頂に到着。



ここは、先週登った横手山と同じ山ノ内町と高山村の境界にある。

そんな訳で、前回と違うJCGから運用したかったので、山頂から出来るだけ南によって、高山村側からオンエアの準備をする。



と言う事で、今回はHF用に6m程度の釣り竿を立ててアンテナを立てた。

釣り竿の先端から電線をぶら下げて、無線機に付けたRHM8Bのコイル部の先端につないで、コイル部で同調を取る方式にした。



本当は、フルサイズDPとか、VCHアンテナとか用意したかったが、時間が無いので、今回はやっつけでこれにしました。

アンテナ設置・調整後、7MHzのCWで7.008MHzを確保して、SOTA Watch2にスポットしようとするが、携帯の電波がかなり不安定。

うまくマルチパスで強くなる所をピンポイントで探しながら、UPするが、なぜかfailedばかり返ってくる。

何度やっても上手くいかず、その内、他の局に周波数を取られてしまう。



実はこの時、間違ったSOTA番号でSPOT情報がアップ出来ていた事を後から後輩から聞いて知った。

家内にSPOTのUP方法を教えて、トライして貰い、私は、新たに7.005MHzを確保してCTESTWINでCWCQを出す。

5Wしか出力が出てないので、SPOT情報なしにSOTAチェイサーさんに見つけて貰うのはかなり厳しい。



山頂からの素晴らしい眺めを見ながら、空しく自分のCQだけが流れる。

しばらくするとCQの後に何か聞えてくるので呼ばれているかと思ったが、他の局同士のQSOの混信だったorz。

周波数を7.003MHzに変えて再びCQを出すもノイズも増えてきて何も応答がないままCQの連発。

なんだかんだ7MHzで1時間半近く掛かってボーズ状態。とても14/21MHzに出る気になれずに、せっかくの釣り竿も何も釣れないままお役御免で50MHzにQSY。

50MHzではRHM8Bに元から付いてるロッドアンテナを付けて約20%短縮1/4λホイップでCW/50.1975MHzでオンエア。



これも後から後輩から聞いたのだが、RBNにも7.003MHzと50.1976MHzで拾われていた様である。

そのせいか5分程CQを出すと、1局応答が有った。前橋の局長さんだ。

その後10分位CQを続けるが応答が無いので、あきらめて、今度は、50.2MHz/SSBでオンエア。

ちなみに、RBNに拾われると自動的にSOTA Watch2にも自動でUPされる様で、SOTA Watch2にも正しい情報がアップされていた。



50.2MHzでCQを出すと、先週の横手山でお相手頂いた長野市内の局長さんに呼ばれた。


↑前回登った横手山も良く見える。

その次に呼ばれたのは、なんと40年前の78年に四国常置場所から50MHzAMで交信した局長さんだった。いや~大昔にお会いした人にこんな所で再会するとは面白いものである。

その後も2局程呼ばれて、都合SSBで4-QSO、CWで1-QSOで5-QSOとなる。ちなみに長野の局長さんたちは、私が最近さぼっている、6mAMロールコールに参加している局長さんが多かったので、また今度ロールコールも参加しなければ、、、

さて当初予定は、12時までに終えて撤収予定だったが、既に12時をだいぶ回っていたので、早々に片づけて山頂を後にした。



降りてくると、行きには閉まっていた茶屋が開いていたので、お昼にキノコうどんを頂く。

ここの道路も11月6日から冬季閉鎖で、営業はこの日までだとか。

ちなみにうどんは本場さぬきの腰の有る麺とはいかないが、キノコのねっとり感満載のスープがなかなか美味しかった。

茶屋を出て帰途に就く途中で、行きに見かけた温泉「滝の湯」に寄った。



余り良く見ずに、すぐに露天風呂に入ったのだが、良く見ると露天風呂の途中に女湯と書かれたドアが有る。

これはひょっとして混浴?

と思ってると、おばさんがワンピース状の湯あみを着て入って来た。

先に旦那さんが入っていて、そちらと合流していた。

同じ様な感じで、結局3名ほど女性が入って来た。
皆さん40~50代位の感じだが、、、、



お風呂を出る時に見たらしっかり、露天風呂は混浴と書かれていた。

出る時に受付で聞いたら、ワンピースタイプの湯あみは貸し出している訳ではなく、自前で持参した物らしい。

別にバスタオルを巻けば入れるようでバスタオルの貸し出しもやっていたが、なぜかバスタオルで入る女の人はいなかった。

まあ安心感がだいぶ違うだろうけどね。

と言う訳で、今回はHFも出られる準備をしていったが、思う様にSPOT情報をアップ出来ずにHFでの交信は成立しなかった。

次回は、もう少しアンテナを何とかして、HFで交信したい物だ。

ちなみに電池は3時間程使ったが、まだ送信時に12V位の電圧が残っており、まだ暫く使えそうだった。

2018.11.04 (11/6 UP)

横手山移動運用 (JCG#09009C,SOTA JA/NN-045)

2018-11-01 | アマチュア無線
先週末の日曜日に天気が良かったので、CQ WW DXコンテストを一時中断して、長野県下高井郡山ノ内町に有る横手山2307mの山頂へ、SOTA運用に出かけた。横手山は、標高2307mだが、ほとんど頂上近くまで交通機関で行く事が出来る。


先ずは、「のぞき」のバス停付近まで車で行き、そこからスカイレーターと言う、ちょっと幅が狭くて、高低差の大きいエスカレータで登る。

なんとなく足元がフラフラするエスカレータで標高差50m程を登り、そこでリフトに乗り換えて頂上を目指す。


↑リフトは、標高差約200mを一気に登る。



リフトの到着点、2階はクランペットカフェと言うカフェになっていて、一段高い所から展望もできる様だ。


↑先ずは、山頂ヒュッテに立ち寄る。

ここは、宿泊もやっていて、冬季は道路が通行止めでも雪上車で迎えに来てくれるとか。

丁度、お昼ごろの到着だったので、山頂ヒュッテのパン屋さんにてお昼にする。



ボルシチスープとパンにてお昼ごはん。なかなかおいしい。

パン屋さんでは、たまたま稽古会/親睦会/観光で来ていたうちの会社の剣道部員に出会う。



今日、観光で山田牧場方面とは聞いていたが、まさかパン屋でばったり会うとは。

北米皆既日食でお世話になった営業の先輩も、先月から東京勤務に戻り、来ていたので、その時のお礼をいう。

その後剣道部員と別れて、頂上の三角点を目指す。



渋峠側のリフトの横から、山道を徒歩で500m位歩くと横手山神社と三角点が現れた。

と言う事で、ここから運用する。

今日は初めてのSOTA運用なので、機材は簡単にハンディ機2台。



家内の山行用に準備した144/430MHz-FMのVX-3と、私用に準備した50/144/430MHz-FMのIC-T90だ。

ちなみに、SOTAとは、Summits On The Airの略で、山頂移動からの交信、或いは山頂移動局との交信を沢山しましょうと言う、アワードプログラムだ。

山頂から標高差25m以内の所から、他の観光客や登山者の邪魔にならない様に無線をしましょうと言った感じで、頂上から4局以上の交信で、山岳賞、ポイント賞の対象となるポイントが稼げる。

この日は、天気も良く、標高2307mからの眺めは中々である。



SOTA Watch2にスポット情報を上げながら、50MHz/FMでCQを出して見るが、ほとんど応答が無い。

やはり50MHzFMは人が少ないかな、、、

続いて144MHzでCQをだすが少し空振り。何度かCQを出すと、世田谷区の局長さんと59/59で交信。

その後もCQを出すがだれも呼んでくれない。

簡単に登れる山なので、SOTAをやってない人にはめずらしくもないかも?

何回目かのCQで長野市の6mの仲の良いローカル局からお声がけ。

その後、もう一局、長野市からお初の局長さんと交信。

交信途中で、いつの間にかバッテリー切れで送信中に電源が落ちていた。



慌てて、VX-3に替えて呼ぶが、残念ながら応答がなかった。

仕方なく144メインでCQを出していると、その局長さんから再度お声掛頂き、何とか最後まで交信を完了。

その後、430MHzにてCQを出すがこれ又中々呼ばれない。

天気は良いが、山頂は風がそこそこ強くて、結構寒い。

日もだいぶ傾きかけて来た。

早々に引き上げたいのだが、後一局はやらないとポイント賞の条件を満たさない!

頑張って何度目かのCQで、須坂市の友人宅からと言う中学生(若くて羨ましい!)と交信して、なんとか4-QSOを満足した。

ここ迄、なんだかんだで、頂上に来てから、ほぼ1時間近くかかってしまった。

早々に山頂を後にして、来たリフトに乗って降りる。



登る時に比べて、下りは、物凄い急勾配が迫ってくる感じ!

ちょっと怖いくらい!

写真では、この急勾配感が出せなくて残念、、、、

と言う事で、出かけたのが遅かったせいもあるのか、4-QSOに苦労して帰ってきた。

帰ってからセットをよく見ると、どちらもLOWパワーになっている!!



取説を読んでみると、バッテリー運用/ローパワーは、IC-T90が0.5W、VX-3にいたっては0.1Wであった。

まあ、これじゃあんまり呼ばれないかもしれないな、、、、

次からは気を付けないと。

2018.10.28 (11/01 UP)