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くっしーの徒然日記

無線、天文、修理、剣道、体調他について書いてます。修理や改造記事のマネに関してはあくまでも自己責任にてお願いします。

今日は中秋の名月

2015-09-27 | 長野市からの撮影
今日は中秋の名月。

上手い具合に長野もそこそこの晴れ間が出そうなので、昼間に河原でススキを仕入れて、お団子買ってベランダでお月見。


【↑ベランダでススキとお団子でお月見】
Canon IXY30S f:9.49mm(35mm換算54mm)ISO:250 SS:1/160 f:4.0

今年は、月齢14で、満月一日前の名月。

【↑月齢14の中秋の名月】

Vixen 80M D:80mm f:910mm F:11.4 Mizar SP赤道儀
Canon X2 ISO:400 SS:1/250秒 x 6枚 直焦点 
GIMPでトリミング・アンシャープマスク・トーンカーブ調整

明日は、満月でスーパームーンだな。

2015.09.27(9/27)

露出を上げても、、、(NGC891)

2015-09-26 | 天体観望・撮影(遠征地)
さて、かなり滞ってる画像処理だが、少しずつ進めていこう。と言う事で話は昨年の10月の湯の丸高原での撮影結果に戻る。

10月24日に、2度目の湯の丸高原を訪れての撮影結果である。この日は金曜の仕事を上がってからの遠征。といっても近場なので、10時前には最初の撮影を開始して撮ったのが、アンドロメダ座のNGC891である。


【↑NGC891 アンドロメダ座のエッジオン銀河】
Vixen SuperMirror R125S/D:130 f:720 UW9mm 80倍 GPE赤道儀+AL90
SkySencer2 PowerShot S90+CHDK F:2.0 f=6mm コリメート法
35mm版換算2240mm相当 合成F3.7 ISO:3200 S:128秒x10枚
撮影日:2014/10/24 21:54-23:24 撮影場所:長野県湯の丸高原
Registaxでコンポジット→FlatAideでFlat補正→Gimpでトリミング
トーンカーブ/サイズ調整→NeatImageでノイズフィルタリング

NGC891は、2011年の11月に一度撮影したっきりで、今回2度目の撮影である。前回はまだIXY30Sでの撮影なので、露出時間が64秒だったが、今回は128秒での露出である。

しかし、銀河を真上から見たフェイスオン銀河なら、広がる腕の淡い部分の写りが大きく変わる所だが、NGC891は銀河を真横から見たエッジオンで有る為、銀河の上下方向への広がりはもともと余り無いと思われるので、露出時間が倍に成っても、多少銀河が色濃くなったのと、わずかばかり大きく写ったかな程度で、写る大きさ的には、そう大差ない感じの写りである。

ただ、銀河の写り自体はかなり色濃く写っている為、暗黒帯部分もだいぶはっきりとした形で写っている感じである。

もう少し解像度が上がると暗黒帯の複雑な感じも写せるのかもしれないが、今の解像度では少し難しいかもしれない。

2014.10.24(2015/9/26)

先週に引き続き妙高高原遠征

2015-09-23 | 天体観望・撮影(遠征地)
今週はシルバーウイークとかで5連休。今年の秋は昼晴れても夜曇るパターンが多くてなかなか星見日和とはならない日が多いのだが、それでも5日も休みがあると、なんとか晴れそうな日も出てくる。

21日の月曜の夜は、夜中になると多少晴れてきそうな感じ。近場の湯の丸高原にしようかとも思ったが、GPVを見ると微妙に妙高高原の方が雲が少なそうなので、先週に引き続き今週も出かけた。


キャンプ場の駐車場に着くと、さすがにシルバーウイーク!駐車場がかなり埋まっている。たぶん、みんな登山客。確かにこのシーズンならまだ雪もないので山登りにはちょうど良いシーズンだ。

湯の丸高原にしておけば良かったかと微妙に後悔しながらも、7割ぐらい埋まっている駐車場の1つを余分に占拠して機材を展開する。

今回は、先日星祭りで手に入れたGPD+HAL三脚を投入。スカイセンサー2を使う為に、GPEに付けていた赤緯軸用モータ(MT-1より減速比が少ない)を移植してきたので、自動導入も使える。

ちなみに、3脚回りはさすがに安定している感じで、水平調整も楽。今まで使っていた改造AL90は、強度を出す為に、高さ調整時に上下で閉めなくてはならなくてかなり使いにくくなっていたので、これだけでも設置時間が随分違うような気がする。

23時前の月没を待って撮影をスタート。

今回、極軸合わせは、VIXENの説明書通りの方法を初めて使ってみた。でも極軸用のスケールをきっちり調整してこなかったせいか、撮影中に対象が随分ずれていく。極軸合わせがもう一つのようだ。

またこの日はかなり夜露がひどかった。流星撮影用にセットしたコンデジのレンズがすぐに曇ってしまって、こちらはボウズ。撮影鏡筒は、しっかりヒータをセットしての使用である。



気温は、最低で4℃程。まだ氷点下にはならないがそれでも夜中はかなり冷えてくる感じ。まだ良いだろうと少し服装備を沢山持って来こなかったのをちょっと悔やむ。

それでも、この日の空は月没以降はほぼ快晴でまずまずの空。

と言う訳で、23時頃から薄明の4時過ぎまで撮影して、明るくなってきた所で、機材撤収。



帰り道は下道で1時間10分ほど。やっぱり近場で遠征できるっていいなぁ~。

2015.9.21-22(9/23)

2ヶ月ぶりの遠征

2015-09-13 | 天体観望・撮影(遠征地)
先週は台風が関東に大雨を降らせて、鬼怒川の決壊でかなりの被害が出たが幸いにも長野近隣ではたいした雨も降らず、週末の金曜日には多少晴れ間が期待できそうなので、妙高高原まで家内と一緒に2ヶ月ぶりの遠征に行ってきました。


妙高までは下道を使って、ちょっと週末の夕方で長野市内を抜けるのに時間がかかったが約2時間程で到着。

現地に着くと空は満点の星空。台風一過のせいか透明度も良く、天の川もかなり良く見えている。


↑夏の大三角と天の川

駐車場には、どこかの天文部だろうか、数人で望遠鏡を囲んでワイワイやっているグループが一つあったが、それ以外は山屋さんばっかりで、星屋さんはうちとその団体のみ。

さっそく機材を設置して準備するが、2ヶ月ぶりのせいか、色々と機材に不具合が、、、、

コリメートの光軸合わせ用の治具照明の電球への配線が切れていたり、赤道儀水平を出す為の水準器用に用意した照明がバラバラになっているだの、いつも通りになかなか進まない。なんとか機材を設定して、撮影を始めたのは11時過ぎ。

↓東の空からはスバルも昇ってきた。


↓星座線を入れるとこんな感じ。


本当は星まつりで手に入れたGPDとHALを投入したかったのだが、買ってからまだ全く手を付けていなかったので、今回は従来のGPのまま。

その後、一台だけIXY30Sを流星用にセットして、流しておいた。
それ程たくさんは飛ばなかったので小さいのも入れて三枚ぐらい写った。

↓その中で一番大きかった奴。


ちょうど目視している時に、軽く火花を散らしながら落ちたので火球の小さめの奴って感じで、写ったか!とカメラをのぞき込むとしっかり背面液晶に映っているのが確認できた。

ちなみ、3時を過ぎる頃から西の空から薄雲がやってきて、上の流星も背景は沈みゆくはくちょう座の左を飛んでいるが、星座が判らないくらいの感じになってきた。

と言う事で、この日は機材設置にも手間取り2天体程撮影して、3時半頃に機材の撤収を開始。5時前には帰途についた。


↑ちなみに、この日の気温は7度程。

次回来る時は氷点下だろうか、、、

2015.9.11-12(9/13)