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くっしーの徒然日記

無線、天文、修理、剣道、体調他について書いてます。修理や改造記事のマネに関してはあくまでも自己責任にてお願いします。

雪の富士山へ(M77)

2012-02-19 | 天体観望・撮影(遠征地)
土曜日は、待ちに待った新月期の週末。久しぶりに富士山へ遠征に出た。
前回は、あえなく雪で尻尾を巻いて帰ったが、今回は準備万端、
数年ぶりにガレージの一番奥に眠っているラリースタッドレスタイヤを
引っ張り出し、前日に装着。チェーンも探して付け方の練習までした。

【奥の山の右端に積んであるのがスタッドレス↑】

土曜の、日の高いうちに出発して、日没前に富士山に到着。


【かなり冠雪して夕日を浴びる富士山↑】

雪をかなりかぶってる富士山を見ながらいつもの観望地へ向かう。
先日はスバルラインから曲がった所は既に雪道だったが、今回は
少し溶けて道路が出ていた。段々観望地に近づくと、出てきました
一面の圧雪道路↓。


まあ、誰も通ってない深い新雪と言う訳でもないので、
待ってましたとばかりに観望地へ向かう。

思ったほど雪もたいした事無く、無事に観望地に到着。道路から
駐車場への坂道は冠雪していたが、↓駐車場は意外に雪が溶けてる。


私の他には、一般車らしき車が一台のみ。そうそうに機材の設置を
始める。機材が設置し終わる頃には、辺りはだいぶ暗くなってきた。

日が暮れると急に寒くなってきて、既に6時半の時点で気温は-16℃と
1/4の明け方と同じ温度!今日は、一段と寒くなりそうだ。


【18時36分の現地の気温↑ 既に-16℃!】

今回からパワーショットS90を遠征地で初めて使う。今までIXY30Sで
64秒までしか露出できなかったが、これで1分以上の露出も可能になる。

先ず、撮ろうと思ったのは、以前に撮って、銀河の周辺部の淡い部分が
写せなかった、くじら座のセイファート銀河M77だ。2分位露出すれば
前回写らなかった周辺の淡い部分も写せるのでは無いだろうか。

だいぶ暗くなってきたので、先ずは極軸合わせだが、砂利の地面が
凍っているので、三脚がうまく刺さらない。また極軸を合わせ様と
三脚を動かそうとしても、凍った地面に張り付いた砂利が邪魔して
うまく三脚を動かせない。おかげで極軸を合わせるのに1時間以上
掛かってしまった。

やっとの事で極軸を合わせて、M77を導入した時には、既にかなり低い
位置まで下がって来てしまってた。取り敢えず、120秒で露出して
みるが、角度が低いせいもあり、思ったより画面が白っぽくなる。

諦めて、101秒に設定して、11枚ほど撮影した中から、8枚をコンポ
ジットして画像処理したのが下の絵↓


【↑M77 くじら座のセイファート銀河】
SM-R125S/D:130 f:720 PowerShot S90 F:2.0 f=6.0mm コリメート法
UW9mm 80倍 LPS-P2使用 ISO3200 S:101秒x8コマ
撮影場所:山梨県南都留郡 撮影日:2012/2/18 20:04~20:49
jpegからRegistacsでコンポジット
→YIMGで回転、トリミング、かぶり補正、ガンマ補正、リサイズ

やはり、仰角が低くなったせいもあるのか、周辺の淡い部分は
前回同様、写すことが出来なかった。極軸がもう少し早く決まれば
多少はましだったかも知れないが、、、、

ちなみに淡い部分まで写るとこんな感じ。(目指せ!沼尻さん画像)

なお撮影枚数が11枚と半端なのは、撮影開始に手間取った為、カメラの
電源を入れての待ち時間が多かったのと、ダーク減算をカメラで行って
いるので、撮影秒の倍の時間が掛かる事に加えて、寒さにより、電池が
余り持たなくて、11枚撮影した所で、電池が切れてしまった為である。

この後、電池の持ちと寒さには更に悩まされる事となった。

2012.2.18(2/19)

夜明けまであと少し(M3)

2012-02-17 | 光害地:三鷹からの天体撮影
今日2/17は、午後診察で半休を取ったので、診察後出撃しようと準備して
いたのだが、診察が終わる頃には、東京の雲行きも怪しくなった。12時
発表の河口湖の星空指数は、今日100、明日80だが、GPVでみると今日は
かなり雨(雪)雲が出る様な予報なので、遠征は明日にすることにした。

さて、2/3未明の自宅撮影はスタートが4時だった事とダーク減算を
カメラで行ってる事もあり、そう多くの天体の撮影は出来なかった。
M51の撮影の後、もう少しだけ撮れそうなので、比較的天頂付近に位置
していた、うしかい座のM3球状星団に鏡筒を向けた。
【↑M3 うしかい座の球状星団】
SM-R125S/D:130 f:720 PowerShot S90 F:2.0 f=6.0mm コリメート法
UW9mm 80倍 LPS-P2使用 ISO3200 S:32秒x12コマ
撮影場所:東京都三鷹市(自宅)撮影日:2012/2/3 05:15~05:33
jpegからRegistacsでコンポジット
→YIMGで回転、トリミング、かぶり補正、ガンマ補正、リサイズ

時間が余り無かったので、9mm80倍のまま撮影したが、M51同様、
上手い具合に、F値が少し暗くなって、32秒ほど露出しても、光害の
影響も少なめに撮影できた。倍率が高かった事もあり、球状星団が
周辺から中心部まで割と迫力の出た写真になった思う。
以前に自宅からM3を撮影した写真に比べると格段の差である。

少し星団を構成する星々が、光害の光に負けて、全てがつぶつぶと
言う風には写ってなく、星数が少なめな写りなのが、多少残念だが、
この程度まで球状星団が写ってくれると、三鷹から撮影しても、充分
楽しめる写りが期待出来そうである。

ちなみに、この後、M5を写そうとしたのだが、既に薄明で、
15秒でも真っ白けで、まともに写せなかった。


【2012.2.3 AM6:08の自宅(三鷹)の気温↑】
と言う事で、この日の早朝の撮影は終了。機材をしまう頃には
三鷹の気温はなんと-7℃まで下がっていた。いや~、三鷹で
こんなに気温が下がるのも初めてかも、、、、

2012.2.3(2/17)

三鷹で銀河をねらう(M51)

2012-02-15 | 光害地:三鷹からの天体撮影
今日、会社から帰ってきたら、免許取ったばかりの下の息子が、『車の
ミラー割った』とのたまう。見に行くと、左のミラーが半分割れてハウ
ジングもグラグラ。良く聞くと、右フロントフェンダー左リアコーナも
ぶつけて、前後のバンパーも脱落状態。う~ん、今週末は新月期だから
出撃を予定しているのに大丈夫かいな、、、
取りあえず落ちたバンパーはタイラップで止めて、フロント、リアの
へこみはそのままとして、後はミラーだな、、、部品有るかな?
取り敢えずは、半分残ってるので見難いけど何とか走れなくもないか、、

【↑タイラップで止める途中のリアバンパー、フロントは↑完了した所】

自分でぶつけたり、転がしたりして壊すのは慣れっこだが、人が壊すと
小破でも、なんかブルーな気分だな、、、早くミラー調達しなきゃ、、、
(自分でぶつけた時は大抵、大破なので、次の車の調達でブルーだが)

さて、気を取り直して、1/26の自宅からの散開星団撮影の翌週の週末は
月が大きくて、月没後2時間程度しか撮影の時間が取れない。1回当たり
8000円程の交通費を出して行くには、ちょっと非効率的かなと、遠征を
自重した。

その代り先日の自宅撮影が割とうまく行ったので、週末には1日早く
2/2の夜中(2/3未明)の3:00に早起きして、自宅で撮影を行った。

今日は、光害のひどい三鷹でもうまく銀河や星雲が撮れないかな?と、
作戦を練ってみた。で試してみようと思ったのは、どうせ三鷹では
沢山露出しても、光害のかぶりがひどいので、どうせなら倍率を上げて
少しFを暗い状態にして、かぶりと星雲のS/N比は倍率を上げても、
変わらないかもしれないが、解像度の高い画像が得られるので、
トータル画像は、多少ましになるのではと考えた。
但しこれが使えるのは、ある程度明るい星雲や銀河に限られる。
また極軸や追尾の精度も高倍率では影響が大きく成ってくる。

先ず候補に選んだのが、明るくて小さめのM104ソンブレロ銀河だ。
富士山では9mm80倍でも、かなり明るく写ったので、もう少し倍率を
上げても写るだろうと予想して、鏡筒をM104に向けるべくセットアップ
したが、自宅でも以外にセットアップに時間が掛かってしまった。

撮影の準備が出来たのは4時頃で、M104は、すでに南中を過ぎて、
アパートの屋根の影に入った後だった、、、、がっかり、、、

あきらめて、次の候補に移る。次の候補は、M81を考えていたが、
だいぶ傾いてしまっているのであきらめ、あまり明るさに自信は
無いのだが、高度の高いM51をターゲットにしてみた。

先ずは倍率を普段使ってる80倍でどの程度写るか試してみる事にした。
位置を合わせて、試しに同条件の64秒で撮ってみた。

【↑三鷹で撮影の未加工1枚画】

バックモニターに写ったM51は、かぶりはある物の、以外に銀河の腕まで
そこそこ写っている様に見えた。

これなら、普段と同じままでも、結構いけるのでは?と思い、富士山での
撮影と同じ条件で24枚程撮影して、そのうちブレの少ない17枚を
コンポジットして、画像処理してみたのが下の絵↓


【↑M51 りょうけん座の子持ち銀河】
SM-R125S/D:130 f:720 PowerShot S90 F:2.0 f=6.0mm コリメート法
UW9mm 80倍 LPS-P2使用 ISO3200 S:64秒x17コマ
撮影場所:東京都三鷹市(自宅)撮影日:2012/2/3 04:14~04:57
jpegからRegistacsでコンポジット
→YIMGで回転、トリミング、かぶり補正、ガンマ補正、リサイズ

バックモニタの写りから、もう少しはっきり銀河が出るかと思ったが
やはり光害指数240オーバーの三鷹でのかぶりでは、そう上手くは
行かなく、富士山での画像に比べると当然ながらだいぶ薄めの
M51子持ち銀河の写真となった。

ただ、三鷹で撮った事を考えると、これはこれで結構良く撮れてると
思う。今まで、三鷹では余り倍率を高くして撮影した事が無かった
事もあり、銀河の腕を、ここまで解像して描写できたのは初めてである。

ちなみに、M51撮影時点の温度は↓-5℃!(2月3日 04:26時点)

三鷹でこの温度は寒い!し、滅多にない。先日のM42といい、今回の
M51といい、冬場の寒い日なら、高い所にある明るめの星雲・銀河は、
意外に倍率を上げなくても、三鷹でも行けそうかも知れない。

取り合えず、今回はJpegで処理しているが、RAWでも記録してあるので
後でRAW画像処理に挑戦してみて、うまく行ったら、また報告しよう。

ちなみに、今回はダーク減算がカメラ任せなので、撮影にかなり時間が
掛かるのが難点だな、、、早い所ダーク減算の手法も確立しないと、、

2012.02.03(2/15)
PS:天気にもよるが、現時点では金曜日の夜に鳴沢村もしくは、
  富士吉田への遠征を予定中。

追加(2012.5.3)
上の画像は、かぶり補正をYIMGで行っているので、Flataideを使って
画像処理をし直してみました。ついでに前から持ってるけど使って
なかったGIMPも使ってみました。


画像処理:jpegからRegistacsでコンポジット
→YIMGで回転、トリミング(ここまでは前回の画像使用)
→Flataideでかぶり補正→GIMPで、トーンカーブ補正、リサイズ

トーンカーブとフラット補正両方換えたので判りにくいですが、FlatAide
を使う事で、銀河の色味が白っぽく自然に成ったような感じです。
(YIMGのかぶり補正画でもRGB別々に補正すれば同じになったかも?)

ちなみに、かぶり補正まではFlataideで行い、トーン補正を従来のYIMGで
実行した物↓

単に、トーンカーブ(ガンマ補正)の違いだけなんですが、GIMPの方が
トーンカーブを複数ポイントで指定できるので、使いやすく、銀河を
浮き上がらせるベストなポイントが探しやすいようです。
(YIMGは3点でしか指定できない)

ただ、一つ上のGIMPでのトーン補正は少しやり過ぎかも知れません。
(中心の飽和部分が大きくなっている)
中心の飛びを押さえるとこんな感じでしょうか↓


ちなみに、Flataideでのかぶり補正直後は↓こんな感じです。


とったままの元画像のヒストグラムは↓こんな感じでした。

北の街の天気は良く変わる?

2012-02-14 | 旅のそら
北の街での滞在も4日目になって、やっと遠くに流氷を見ることが
出来た。かなり海岸から離れていて、肉眼では、あれがそうかなと
判る程度。もう少し近くで見たかったな。

【遠くに見える流氷】
駅舎がラーメン屋になってる所で、お昼を食べによったら
ノロッコトレインなる観光向け?の汽車が走っていた。

【↑ノロッコトレイン】

ちなみに、この後忙しくてお土産を買う暇が無いだろうと予想して
網走の街でお土産を買った。最近は、どこでも萌えキャラが流行で
ここにも『能取みさき』ちゃんなる、地名をそのまま名前にした様な
イメージキャラクターのお土産を発見↓

パタラとは、『ウイルタ族』の言葉で、『娘』とか『お嬢さん』
と言う意味らしい。

キャンペーンガールで『流氷パタラ』と言うのが4人ほどいるらしい。
流氷祭りにも、出ているとか。でも地元の人に聞くと、なり手が
無いから、応募すると誰でもなれるんじゃないか?とか、、、(汗)


夕方になるとかなり雪が降って来た。↑

北国の天気は変わりやすいのか、夜には少し晴れてきたので、
少しだけ外に出て星空撮影


【↑西の空に傾きつつあるふたご座とぎょしゃ座】
IXY910is 28mm相当 ISO:1600 F2.8 S:15秒
撮影時間:2012.2.12 0:12 撮影場所:北海道網走市



19日月が出ている為、かなり明るくなったので、多少トーンカーブで
調整をしてある。


【↑19日月と雪の壁】
IXY910is 105mm相当 ISO:200 F5.8 S:1/60秒
撮影時間:2012.2.12 0:31

前回は、月の露出を合わせきれなかったが、今回は何とか月に露出を
あわせる事が出来た。


この日の撮影場所の気温は、まだ1時前なのに-16.5℃程。風も無い
のだが、富士山の-16℃よりも、手袋の中の手が凍える感じで、
富士山より、うんと寒いと感じるのは気のせいだろうか?

翌日、は昼間は、太陽がかすかに見える曇り時々雪の天気↓


夜中に近くの低い山に登る機会があったのだが、雪から曇り
で、月もかすむ夜空。↓


時々、雲の合間から月が顔を出してくる↓

↑ちなみに、白いのは、ストロボをたいて、雪に反射させた物
もう少したくさん降ってると絵になりそうなのだが、ちょっと
降りが弱かった、、、、(汗)

しかし、しばらくすると、多少晴れ間も覗いてきてので、
網走の街の明かりを入れて星景写真を撮ってみた。


【↑西の空に傾く火星としし座】
IXY910is 28mm相当 ISO:800 F2.8 S:15秒
撮影時間:2012.2.13 4:24 撮影場所:北海道網走市



この後、だいぶ晴れてきたが、写真を撮るチャンスが無く、
山を降りた。

その日の朝、ホテルに戻ると、ホテルの玄関前の温度計は
なんと、-19.5℃を指していた。

【↑ホテル玄関前の温度計、約-20℃!!(左が摂氏、右が華氏)】
 2/13 06:26

山では、あまり外にいる時間が少なかったのと、まだ曇り気味
だったので-13℃位だったのだが、その後、晴れて冷え込んだの
だろう。概ね-20℃の世界と言うことになるか、、、

と言う事で、厳寒の地、網走で6日間過ごしたが、やっと開放
されて、雪国を離れて東京へ戻った。↓


しかし、昼間も夜も寒いので、やっぱり富士山の比じゃないな、、、

2012.2.11-13(2/14)

前記事はこちら
北の街
しばれる北の街
北の街の天気は良く変わる?

PS:ちなみに東京モノレールでも萌えキャラポスター見つけました。
最近は、はやりですね。

(↑『羽田みなと』ちゃん。調べると2005年から有るんですね、、、


自宅から冬の散開星団(M38/M36/M37)

2012-02-13 | 光害地:三鷹からの天体撮影
1月26日の自宅からの撮影は、M48をとり終えた後、今度は天頂から
少し北に位置するぎょしゃ座に望遠鏡を向けた。
ぎょしゃ座の散開星団トリオは、是非一度撮影しておきたかった天体
である。

既に時間は23時となり、ぎょしゃ座は西に高度を下げつつあったので
一番高度の低くなってる、M38から撮影を始めた。

【↑M38 ぎょしゃ座の散開星団】
SM-R125S/D:130 f:720 PowerShot S90 F:2.0 f=6.0mm コリメート法
UW15mm 48倍 LPS-P2使用 ISO1600 S:10秒x9 13秒x12 15秒x9コマ
撮影場所:東京都三鷹市(自宅)撮影日:2012/1/26 23:30~24:30
jpegからRegistacsでコンポジット
→YIMGで回転、トリミング、かぶり補正、ガンマ補正、リサイズ

M38は、6.4等級 22分角の比較的平均的なサイズの散開星団である。
ただ、コリーメート撮影で捕らえた限りでは、そこそこの星が写りこんで
なかなか星団として、ある程度まとまった美しさを見せていると言って
いいだろう。ただし何かの形に見えるかというと、見え方の特徴は
あまり思い浮かばない。説明によっては、十字型に並んでいるとも
評されるが、この画角とサイズでは、言われてみれば、多少、十字
かな?程度の感じである。

すぐ近くにNGC1907と言う散開星団もあるので、もう少し画角と位置を
意識してとればよかったとちょっと反省。次回は、NGC1907も入れて
撮ってみよう。

続いて、高度が次に下がってきたM36を撮影した。


【↑M36 ぎょしゃ座の散開星団】
S:15秒x20コマ 撮影日:2012/1/27 00:37~00:49
その他は上と同じ

M36は、6等級12分角と、比較的明るいながらも、小さな散開星団である。
捉えた画像からは、数個の明るい星が星団を形作っている物の、全体に
星数は少なく、まばらな感じの星団である。説明によっては中心部はS字型
をなしていると書かれていたりするが、これも写真から見る限り、
『どうかな~??』って感じの見え方では有る。

M36を撮り終えると、ぎょしゃ座の散開星団トリオの最後に、M37を
撮影した。


【↑M37 ぎょしゃ座の散開星団】
S:15秒x14コマ 撮影日:2012/1/27 00:54~01:03
その他は上と同じ

M37は、5.6等級、24分角であるが、個々の星星はそう明るくない星が
かなり密集した感じの並びとなっており、撮れた写真で見る限りは
小さめの星の密集具合が、見ていてなかなかきれいな星団である。

3個の星団の中で一番均整の取れた美しさと表現されているが、
自分で撮影した3枚をみても、なるほどちょうど良い明るさの星が
一杯集っていて、見ていて非常に美しい星団であると言えよう。

と言う事で、1月26日の自宅からの冬の散開星団撮影は、平日の
限られた短い時間の間に、なんと9個の散開星団、1個の星雲、
合計で10天体も撮影することが出来た。

思いの外、まともに撮影することが出来たので、この日撮れなかった
同じような位置にいくつかある天体も後日撮影しようと考えている。

2012.1.26-27(2/13)