一昨日、ハンターカブの車両重量が120kgと書いた。
まあ、これは私のJA55で新型のJA65は、少し軽く118kgらしいけど(団栗の背比べ)
で、基本ハンターカブオーナーのかなりの数は盆栽家。
120kg(118kg)の車両重量を更に重くします。
キ〇マさん仕様のカスタムをガメッた画像だけど、これだけで10kg以上重くなってるでしょう。
でも良いんですよ。
重くても盆栽バイクだから、疲れない程度にちょっと走って満足すれば良いですから。
私の中の通常だと、旅の為に旅仕様にしたら、旅が終わったら不要装備は外してノーマルに戻します。
でも、旅に行けないから旅の雰囲気を楽しむために旅仕様にします。
これが良いのでしょうね。
人それぞれ楽しみ方は千差万別、楽しければ良いですので。
でも、時々見かける『本物』は、やっぱり迫力(気迫)が違います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
別な話なんですけどね。
大千軒岳で登山者3人がクマに襲われたってニュースが流れてた。
覚悟の上、ナイフで抵抗したら、ケガこそしたものの命に別状はないそうです。
思ったのが、私がクマに遭遇した回数の内1/3は大千軒岳界隈の林道です。
多い時は、1日2回遭遇してます。
でも、あの山付近では、私の知る限り40年以上人身事故はありません。
それどころか、福島側千軒登山口から登山道を歩いて数キロ地点に広川原っていう野営地がありました。
私が20代の頃は、そこで普通に一人キャンプしてましたからね。
とうとう大千軒岳も、そうなっちゃったんだと思いました。
数時間も幹線道路を走れば会わないことは無いし、SS系やアメリカン系よりもはるかに乗り手の個性が際立ちます。
熊のハナシ。
千軒ルートから大千軒登山をした経験があります。黒ウサギさんは釣行キャンプでしょうか。
私の兄も40年ほど前に広河原にテントを張って釣りと登山をしたそうです。
夜中に何やらガサガサ歩く音がして、食糧は少し離れた場所の木の枝にロープで吊るして、音楽を鳴らして朝を待ったそうです。
千軒の沢は川音がけっこう大きいし、風向きによっては熊も人間の存在に気付くのが遅れると思います。
今回の登山者がどういう対策をして歩いたのかは分かりませんが、それ相応の対策(音出し、スプレー等)はしていたのでしょうかね。
人家付近まできて音や気配に慣れていない山住まいの個体だったなら、笛や鈴やラジオだけでも敏感に察知して先に逃げていくと思うのですが。
でもこればっかりは運ですかね。
私的には、どうかと思っても本人が楽しければ良いし、なにせ盆栽家は経済を回しますから(笑)
大千軒岳は、10代の頃から何回も行ってました。
頂上直下の千軒清水の所でもキャンプした事がありました。
でも、熊に遭ってもすぐ逃げる熊ばかりで広河原も安全だと思ってました。
しかも、行く人行く人の話を聞くと大千軒岳の熊は遭っても普通の対応をすれば安全な熊ばかりと言ってましたね。
まあ、実際問題二桁は千軒で遭遇しましたけど、全部逃げる個体だけでしたので、怖いながらも大丈夫な山という認識がありまました。
個体数が多くなると、やっぱりこういう個体も出るのは当然なんだろうと思った次第です。
鈴を提げ随時笛を吹き、爆竹まで鳴らしたのに襲ってきたそうですから。
結果だけからの思いですが、トンガリチリチリの女性も鉈で追い払い、今回の消防隊員さんもナイフで難を逃れた。
やはり最終手段は、死に物狂いで戦うしかないのでしょうね。
余談ですが、先日のオフ走行で転倒後の乗り降り時に、クマさんスプレーを暴発させてしまいました(笑)
翌日いっぱい涙目で痛痒かったです。
鼻の穴はもう最悪、むずいので指突っ込むと激痛が…
私もすぐにトンガリチリチリ林道事件の事を思いましたね。
ようつべのニュースを見たら刃渡り5cmのナイフで抵抗したそうですが、コメント欄を見たらナイフの不法所持だって叩いてるおバカさんがいて笑いましたよ。
たった5cmのナイフで抵抗した消防士さん凄いと思いましたけどね。
三人のうち一人は驚いて沢に落ちて難を逃れたとか・・・やっぱり逃げるが勝ちかともね。
>クマさんスプレーを暴発させてしまいました
暴発事例は、私の知る限りこれで4件目です。
ちなみに30年前に熊スプレーを試射したら、自分にかかってひどい目にあった事があります。
目の充血が取れなくて眼科に行ったら角膜がただれてると言われてしばらく点眼してました。
お大事になさって下さい。
その近くで熊の死骸も発見されたとか。
31日の消防隊員三名の方が襲われたのは尾根へと続く急登の途中のようですし、鈴や笛でも向かってきたとか。
時系列的にも解らない部分もありなんとも言えませんが、熊の性格の個体差もあるのでしょうが、その攻撃性は本州のツキノワグマ的だなと思った次第です。
我が家にも相変わらず中1日で親子が現れています。
栗林の下には黒い置物が6個もあります。
内容物を調べたら、わずかにドングリの皮が混ざっているだけ。
今の時期なら大量のドングリを食べているはずだろうに、やはり今年は山のドングリの実が極端に少ないようで、それでうちの栗が狙い打ちされている感じです。
今までこんなに年はありませんでした。
となれば、人を食べるのが目的になるので、熊鈴や笛は逆効果となりますからね。
消防士さんに刺された個体は、クマの執着心により最初に襲った20代の人の近くへ行ってナイフの傷が元で絶命したと考えるのが本筋でしょうか。
大千軒岳の熊は怖くないとずっと思ってましたが、数が多くなれば例外も現れるのが常、それだけ数が多いって事でしょう。
まあ、松前公園内に落とし物があるぐらいです。
ポン吉さん宅界隈の親子の熊も節度を持って現れないと粛清されますね。
あっ、逆にエサが無ければ無いで、越冬出来ず自然淘汰されるかも知れません。
例年ならばコクワの実の種(小粒)やドングリの実の皮が混ざっているはずがごく微量しか確認できませんでした。
今年は異常気象のせいで熊的な山の幸は極端な凶作のようです。
そりゃうちの栗林が狙い打ちされるはずです。
山でのプーさんの絶対数の増加、放棄耕作地の拡大、函館江差道の開通‥‥等々。
これらすべてが絡み合っての我が「くまfarm」の今年の現状です。
ニャンズの熊レーダーにも助けられつつ、日々最新の注意は怠っていません。
ほんと、今年の秋は特別です。
人間が動物の適正数を調整出来ないと、自然界の揺り戻しが働くはずです。
自然界でどんどんクマやシカが増えていけば、単位面積当たりの生息数は決まってるはずです。
豊作の時に数が増えて不作になれば自然淘汰されますわね。
もっとも自然淘汰される数まで動物が増えたらどうなるかって問題もありますけど。
90年ころに左巻き知事が環境保護派に絆されるように、2000頭(正確ではないらしい)まで減ったとされる、ヒグマの春駆除を中止しました。
北大の試算では、北海道の森林での生息適正数が4000で6000位が限界とのことです。
00年頃に4000まで回復したようなので、北大と農水省?だったかな…
駆除の再開を求めたけれど、あっち側にいる知事&道政は共存共生を目指すと拒否したそうです。
(岩盤支持団体&支持者への配慮とも)
現在は20000頭以上となり、数少なくなったベテラン猟師さん曰く、「もう何をしても手遅れ」と言わざるをえないとか。
人だけではなく動物にまでマイノリティ優先を貫く姿勢は、流石と思わざるを得ないです(笑)
多くの道民が選挙で選んだのですから、仕方が無いのかもしれませんが…
20年前ぐらい前でも稀で、複数人なら旧キャンプ地で夏場にキャンプ可でした。
今じゃ日中に行っても落とし物はあるし、ご本尊も2回見てます。
これ自体で生息数が激増した指標になると思うんですが、なにせ一般ピーポーが言う事なんかどこにも反映されませんからね。
当然のように現在のような事態になるのも納得です。
特に日帰り登山での登山者がクマに襲われる事例まで出るとは・・・
今だバイクで林道走行中に熊被害に遭った事例を聞いてませんが、これも遠からず起こるような気がします。
その第一号が私じゃなかろうかとも・・・