クロスカブのオーバーホール時にモトDXプラグからノーマルプラグに変えていた。
昔、バイク屋さんに言われてたのが・・・
『調子の良いエンジンにイリジウムプラグを付ければ良くなる気するけど 調子の悪いエンジンにイリジウムプラグを付ければもっと調子が悪くなる』って聞いてたから。
イリジウムプラグは、メンテナンスフリーをうたったプラグで、現代の自動車には有効だが、その条件は、O2センサーや排気ガス等々正確な燃調コントロールをされた車両にこそ有効なプラグで、それ以外の車両(燃調の崩れたキャブのバイク等)に付けても効果がないって。
下手すれば被って失火するからノーマルプラグの方が全然良いと。
で、ノーマルプラグにしてオーバーホール後にECUのリセットとO2センサーのリセットを行って試走しました。
プラグはノーマルプラグね。
200km程走って異常ないのを確認したので、せっかく買ったプラグが勿体ないからモトDXプラグに付け替えました。
これも異常なしです。
で、思ったけど、カブ系バイクのノーマルプラグの推奨交換時期は3000~5000kmぐらいです。
イリジウムプラグはメーカー推奨交換時期はありません。
というか、メーカーはイリジウムプラグを推奨してませんでした。
いろいろ調べたが、2~3倍イリジウムの方が持つと言われてるけど、それは長寿命タイプだけみたい。
通常、バイクは5000kmだと。
だったら、安いノーマルプラグでいんでないのと思った。
まあ、キャブ車の時は-20℃で30回キックしても掛からなかったエンジンがイリジウムにしたら10回程度で掛かったってのはありますけどね。
FIカブになったらー20℃でもノーマル、イリジウムどちらも1発でエンジンが掛かります。
でも、それは燃調がバッチリ合ってたので掛かったのでしょう?
何を言いたいのかといえば、燃調が合ってるバイクにイリジウムを使えば、何らかのご利益(プラシーボ効果?)がある気がするけど、燃調の合わないバイクに使っても無意味でお金がかかるだけ。
いいかえれば、3000~5000kmでプラグを交換するなら安いノーマルプラグで十分だって結論です。
まあ、これはあくまでも私見ですからね。
エンジンオイル同様、好きなプラグを付ければ良いと思います。