水早 -mizuha- 神社と写真と一人旅。

カメラ片手にゆるり神社めぐり。
公共機関&徒歩での日帰り参拝記録をメインに綴っています。

奈良県② 大神神社(再訪)-1 <奈良県桜井市三輪>

2017-01-29 | ├ 奈良(ひとり旅)

 

大和国一宮・式内社 大神神社 (2016/6/3再訪)。

 

 

 

 

 

 

大鳥居まえ。

 

 

この大鳥居は、
昭和天皇の御親拝を記念し、昭和61年に建てられました。

 

 

背後に見えるのが、大物主大神(大神神社の御祭神)が鎮まるとされる三輪山です。

 

 

高さ32・2メートルの大鳥居。

でかーい。

 

 

 

参道をのんびり歩きまーす。

 

 

途中で踏切なんかもあったりして、
参道であることを一瞬忘れそうになる。

素敵な光景だなあ。

 

 

 

二の鳥居にとうちゃーく。

 

 

 

三輪明神と書かれた扁額。

 

 

 

 

御手洗橋を渡るとすぐ左手に鳥居が現れます。

 

 

末社 祓戸神社

 

 

御祭神:瀬織津姫命、速秋津姫命、気吹戸主命、速佐須良姫命

 

 

 

どの神社もそうだけど、まずは祓戸社へお参り。

こちらで心身を清めてから拝殿へ向かいます。

 

 

さきほどの綱越神社とあわせ、二度の祓いで日々の穢れもスッキリな感。

 

 

 

 

祓戸社に続いて、夫婦岩」。

 

 

垣の中に二つの磐座が奉られていますが、
これは「
辺津磐座」の一つだそうです。

三輪山には、奥津磐座・中津磐座・辺津磐座といわれる巨石群などの祭祀遺跡があり、
山の麓周辺に点在するこういった磐座も、辺津磐座の一つと言われます。

 

 

磐座(いわくら)とは、神が降りてくる神代(よりしろ)の一種で、その名の通りの“神座”。

磐座信仰は、神社に社殿が設けられるまで主に行われていた原始信仰です。

が、三輪山付近の磐座のすべてが、古墳時代以前まで遡れるかと言えば
そうでもないらしい。

神社内外で注連縄が掛けられた岩を目にすると、
どれも古き謂われがある磐座かと思ってしまいますが、
近年になって神聖視されたものなんかも混在してるんですよね。

今までに参拝した三輪山周辺の神社には、
綱越神社磐座神社大直禰子神社貴船神社檜原神社
神坐日向神社志貴御縣坐神社などがありますが、
このうち、古代にさかのぼる辺津磐座があるのは、
磐座神社、神坐日向神社、志貴御懸坐神社の3社だそう。

また、上記以外では、
素戔鳴神社、平等寺、九日神社、大美和の杜(奥垣内祭祀遺跡※再現)、
山ノ神遺跡(※再現)などに辺津磐座があるようなので、
参拝済みの神社も含め、春ごろに辺津磐座巡りをしに行こうかなーと思っています。

 

 

 

手水舎のみーさん。

 

 

神紋の「三本杉」が施されていますね

 

 

 

背後にある「志るしの杉」は、三輪の七本杉のひとつ。

 

 

 

 

 

衣掛杉

 

 

周囲10メートルの御神木で、
謡曲三輪において、僧
玄賓の衣が懸かっていたと謡われている杉。

 

 

 

古木や巨樹には、
人を惹きつける何かがあるように思う。

 

 

枯れてなお生命を感じさせるこの御神木から、
しばらく目が離せませんでした。

 

 

 

 

では、石段をのぼって拝殿前へ。

 

 

・・の前に、「巳の神杉」。

 

 

大物主大神の化身である白蛇が棲むとされる御神木で、
樹齢400年余とも言われる杉。

杉の手前には、みーさんの好物とされる卵やお酒が供えられています。

 

 

 

 

運が良ければ、木のうろから顔を出す白いみーさんの姿を見ることができるようです。

 

 

 

 

それでは拝殿へ。

 

 

その2へつづく・・。

 


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