桜の余韻が消えないうちに、お花見2年分をまとめてご紹介します。
なんでまた2年分なのかというと、
単に去年は掲載するのすっかり忘れてシーズン過ぎちゃったという・・
2023年に訪れたのは、
静岡県島田市家山地区と、京都市内です。
京都は、銀閣寺からスタートして、
哲学の道を南下しながら、大豊神社、熊野若王子神社を参拝。
さらに蹴上インクラインからの日向大神宮を経て、永観堂(再)、南禅寺(再)へ。
最後は円山公園(再)、八坂神社(再)を通って、安井金比羅宮(再)で〆。
そして2024年のお花見は、
岐阜県本巣市(根尾谷 淡墨桜)と、京都市の大原一帯(三千院ほか)へ、
それぞれ満開の時期を狙って訪れてみました。
本記事から4回に分け、上記4か所をそれぞれ掲載していきたいと思います。
まずは、静岡県島田市の家山地区の桜から。
大井川鐵道 家山駅
静岡県島田市川根町家山地区は桜の名所として名高く、
中でも大井川鐵道沿いの「桜トンネル」は、
ソメイヨシノなどおよそ600本の桜並木が1kmほど続く人気スポットとなっています。
駅から桜トンネルまでの道中も人がいっぱい。
目の前を走るその雄姿には、鉄道ファンならずとも興奮します。
特にこの時期は、
桜とSLのコラボという素敵な光景を目にすることができるので、楽しみ倍増。
みなさん楽しそうに写真を撮っていました。
参拝旅ではいつも鉄道のお世話になっているので、
目にする度に「電車かわいいなー」とか思ったりしますが、
やっぱりこれは特別ですね。見ていてワクワクします。
老いも若きも夢中になって撮影してて、
男女比でいうと圧倒的に男性が多かったけど、
SLかっこいい♡って気持ちは私もよくわかります。
私の場合は、かっこいいより「美しい♡」なんですけどね(笑)
家山川にかかる、家山橋。
川沿いの家山緑地公園の桜並木も素晴らしかったです。
さて、念願のSL乗車。
貴重な木造旧型客車へ足を踏み入れます。
大井川鐵道のSLは、昭和初期製造の旧国鉄客車を牽引して運転しているそうで、
昭和レトロな座席や調度品はどこか懐かしく、郷愁を誘います。
あぁいいなーー。
個人的には、動く博物館。
木製の窓枠越しに望む景色もまた素敵。
ガタゴトと心地よい揺れに体を任せながら、
走り去る茶畑をのんびり眺めます。
幸せな時間って一瞬で走り去るのね。
家山駅から新金谷駅まで、あっという間のSL旅でしたが、
いつか乗ってみたいなぁとずっと思っていたので、
桜の時期に乗車できてとても楽しかったです。
大井川鐵道は今年で創立100周年だそうですね。
希少なSLを後世に引き継いで、
美しいこの姿をいつまでも残していってほしいと切に願います。