水早 -mizuha- 神社と写真と一人旅。

カメラ片手にゆるり神社めぐり。
公共機関&徒歩での日帰り参拝記録をメインに綴っています。

伏見稲荷大社8 ・・荒木神社・・

2016-03-11 | ├ 京都(ふらり旅)

 

伏見稲荷大社ラスト。

 

 

 

 

 

末社 荒木神社

 

 

 

他と違って、こちらの末社は広い境内を有しています。

 

 

御祭神:荒木大神、白砂大神、荒玉大神

(···でいいのかな?)

 

 

 

なんでも縁結びで有名な神社だそうで、
良縁祈願のかわいいキツネのお守りもありました。

 

 

・・が、神社で御利益を気にしたこともない私は、
神徳よりも舞殿タイプの拝殿に夢中。

 

 

しかも切妻・妻入りだし。

嬉しすぎる。

 

 

 

夕日に映える社殿がきれいです

 

 

静かな境内には他に人もおらず、穏やでのんびりした光景が広がっているのですが、
神社のイメージとしては、静よりも動。

この境内には絶えず動きのある空気が流れていて、
待ちではなく、攻めってかんじ。

静寂に包まれているのに、活気があるという···

面白い空間です。

 

 

みなさんの願いが叶うといいですね。

 

 

 

 

金カエル君のとなりに、可愛い猫。

一瞬、置物かとおもったよ。

 

 

 

 

ここでようやく夫と合流。(笑)

行きと帰りだけ一緒って、どんなんよ。

 

 

畏怖や崇敬の念とともに、「楽しい」と感じられたことが意外だった、稲荷参拝。

なんかねー、鳥居の立ち並ぶ山道(参道)を登り降りしてる間すごく楽しくて、
お塚の群在する光景も興味深いというか、ちょっとワクワクするというか。

 

 

改めて考えるとこれまた不思議な感じがするんだけど、
七神蹟の親塚や末社以外は、一般個人の立てたmy稲荷なんだよね。

それが何千何万と無数に存在し、あの独特で異質な空間を作り出している。

怖さを感じるという人もいるけれど、
私はむしろ、大勢で作り上げた聖地みたいな感じもして、
なんだか妙に親近感が湧いてしまった。

 

 

傍観者である私ですらそうなんだから、きっと皆さん、
「お山めぐり」するの結構楽しかったんじゃないかしら。

藁にもすがる思いで祈願をした人々も、
ここへ行けば救われるかもしれないと、希望を抱えて山を登ったのでしょう。

 

お山には確かに、いろんな人の念が渦巻いているように思います。

外国人観光客でごった返す境内は、いろんな意味でカオス状態です。

でも、前向きで純粋な思いや、幸せを願う心や、願掛けの御礼、
神域に触れたいという観光客らのプラスの念で溢れていて、
賑やかで楽しい空間という印象を受けました。

 

 

そして、これだけ多様な御利益のある末社が点在しているにもかかわらず、
今回も何一つ祈願することなく、終始ご挨拶するだけで終わった自分なのでした。(笑)

 

 

屋台やお店が立ち並ぶ神幸道北参道)に進み、
楼門側をふりかえって一枚。

 

 

稲荷に来たからには、おいなりさんを戴かなくては

ということで、テイクアウトで稲荷ずし購入。

豊川稲荷あたりで食べる稲荷ずしの美味しさとはまた違い、
ジューシーであっさりしたお味がたまりません。

もっと買えばよかったわー。

 

 

ちなみに、稲荷山登拝の道のりを地図で表すと、こんなふう。 

赤線が行き、青線が帰りです。

こうして見ると、
拝殿や本殿のある場所が、神域のほんの一部に過ぎない事がよくわかります。

 

 

 

ああそうだ、
四ツ辻で、なんとなく引いたおみくじが大吉だったのが嬉しかったです。

 

とにかくに かのう(叶う) ねがいのかづかづに(願いの数々に)

たからを受けるみぞ めでたけれ

 

大吉が出る確率はわかりませんが、やっぱ素直に嬉しい。

こちらのおみくじの吉凶は全部で17種あるらしくて、
なんと大大吉まで存在するんだそうです。

 

これだけ神社をまわってても、おみくじを引くことは滅多になくて、
奈良の大神神社(大吉)と、広島の厳島神社(向吉)と、
そして今回を合わせて3回だけ。

その3回中、2回が大吉ということで、
クジ運のない私としては、頑張ってるほうです。(笑)

 


(伏見稲荷大社 御朱印)

 

 

今回の参拝で拝めなかったのが、

清明滝、天龍社、間ノ峰荷田社の御神蹟、御膳谷遙拝所、
御劔社(長者社神蹟)の剱石などなど。

とくに、荷田社の奴祢鳥居を見逃したのが地味ーに痛い・・。

 

ぜひもう一度チャレンジしてみようと思っています。