水早 -mizuha- 神社と写真と一人旅。

カメラ片手にゆるり神社めぐり。
公共機関&徒歩での日帰り参拝記録をメインに綴っています。

2022初参り-2 加佐登神社・能褒野神社・関宿

2022-01-06 | ├ 三重(ふらり旅)

 

2022年初詣つづき。

 

 

 

 

2社目、加佐登神社

 

 

きゃー手水鉢が可愛いっ

 

 

 

綺麗だなあ。癒される。

 

 

主祭神:日本武尊

 

 

記紀に、伊勢国の能褒野で没したと記される日本武尊。

加佐登神社は、古来、御笠殿社(みかさどのしゃ)と呼ばれ、
日本武尊が死の間際に所持していたとされる笠と杖を、
ご神体として祀ります。

隣接する白鳥塚古墳は、能褒野陵墓と伝わるそうです。

 

 

明治6年に「笠殿」から現社名へと改め、
明治41年に近隣の16社を合祀。
また、伊勢国鈴鹿郡の倭文神社を合祀したとも言われます。

 

 

拝殿向かって右奥の、日本武尊像。

よく喋るお方です。

 

 

明るくてキラキラした、とても清々しい神社でした

 

 

 

続いて、3社目。

 

 

能褒野神社

 

 

先に書いておきますが、
個人的に、今回のNo1。

 

 

 

主祭神:日本武尊
配祀神:建貝児王・弟橘姫命

 

 

付近一帯には日本武尊の陵墓と伝わる古墳が幾つか存在しており、
そのうち「王塚・丁字塚」と称する前方後円墳が、
内務省により明治12年に「能褒野墓」に治定されました。

これが現在の能褒野王塚古墳です。(後述)

 

 

その後、
明治28年に能褒野陵に隣接して能褒野神社が創建され、
明治42年には、弟橘姫と建貝児王を配祀。
さらに式内「那久志里神社・志婆加支神社」を含む、
約40社が合祀されました。

 

 

拝殿

 

 

 

神社創建の歴史は浅いのですが、
この清浄さと凛とした空気の深さは、並のものではありません。
一帯が古墳だらけだからでしょうか。

 

 

社域に入ると、見えないベールに包まれるように、
すっぽりと護られながら心身充電。

すごいねえ。

球体のかたちをした船に乗って、
気の海をふんわり漂うみたいな。

あーここすごいわ。って、つい声に出してしまう。
そんな場所です。
ヤマトタケルつながりで寄ってみただけなのに、
すっかり本日のメイン。不意打ちの大穴です。

ふと氷上姉子神社の元宮を思い出しました。
(あっちは、包まれるというより、
地面に根付いて同化しそうな感じだけど。)

 

 

あっちもこっちも、古墳だらけ。

 

 

 

能褒野墓能褒野王塚古墳

 

 

 

なんとなく、名古屋市熱田区の白鳥古墳を思い出しつつ、
心地よい神域を後にしました。
 

 

 

 

ラストは、せっかく亀山に来たのだからと、
関宿に寄ってみた。

 

 

関宿は、東海道五十三次47番目の宿場町。

 

 

かれこれ30年ほど前に、一度来たことがあるけれど、
当時はまだ史跡やら神社やらには興味がなくて、
写真も記念撮影程度にしか撮らなかった記憶・・。

 

 

200棟以上の江戸時代後期~明治時代の町家が、
およそ1.8キロに渡って並び建つという、
建築好きにはたまらん場所です。

 

 

 

地蔵院(通称・関のお地蔵さん)

741年、行基によって創建されたと伝わる古刹。
日本最古の地蔵菩薩で知られます。

 

 

本堂(国:重文)

1700年建立

 

 

思わずため息が出てしまうほど、美しい。

 

 

 

年末年始は、さすがに人も少な目のようで、
各所をのんびり見て回ることができました。

 

 

 

 

右端にチラっと見えてるのは、こちらも国の重文の鐘楼。(1644年造)

 

 

 

愛染堂(国:重文)

1630年建立

 

 

びんづる様にご挨拶して、地蔵院を後にしました。

 

 

 

 

あ。これは「うだつ」なのかな?

美濃のうだつの町並みが思い出されます。
あちらも素敵だった♪

 

 

 

では、町並みの写真をずらーっと並べていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山の稜線に太陽が近づくと、
あたりが穏やかな色に変わっていきます。

 

 

今年はどんな年になるのかな。

何を成そうか、
思い出がいくつ増えるのか、
考えるだけでワクワクします。

 

 

2022年、良いスタートが切れました。

佳き一年でありますように。