わが恋は ゆくえもしらず はてもなし 逢ふをかぎりと 思ふ許(ばかり)ぞ
『わたしの恋は、この先どうなるかもわからず、いつ終わるということもない。
ただ、あなたに逢うことを最後と思っているだけ。』
(古今和歌集 611 /凡河内躬恒)
相変わらずのお天気なので、
蔵出し絵で和歌その2。
恋歌をぜんぶ読んだわけじゃないけど、
どうして振り向いてくれないのとか、やっと会えたのにもう別れちゃうのとか、
せつない恋の歌が多いのですね。
相思相愛でしあわせ~な歌がいいのに、なかなか無いのよね。
両想いの歌なんて、あんまり需要がなかったのかしら。
これは、
先のことなんて分かんない。
ただ、会えることだけを考えてる・・っていう歌。
分からないのか、考えたくないのか。
どっちもだ。 きっと。
つか、よく見たら2007年の趣味絵だわ。
もう8年前になるのか。
早!
現実逃避しててもしょーがないから仕事しよう。