東京夜景ラスト。
続いて吸い寄せられたのは、ここ。
丸の内ブリックスクエア。
夜なのでよく見えませんが、
かなり自分好みの空間だという事だけは分かる。
昼間だったらたぶん、この中庭から離れられなくなるだろうな(笑)。
復元された三菱一号館の美しさ。
長居し過ぎて、いつのまにか18時をまわっていました。
ああ、そろそろKITTEへ行かなくては。
ということで、足早に到着。
ここまでの移動ヶ所は、こんなかんじ↑。
（ｸﾘｯｸで拡大します）
着いたら4階へ直行!!!と思ってたのに、
想定外に1階ｱﾄﾘｳﾑのツリーが綺麗で、
案の定、足止めされる。
KITTEは名古屋にもあるので、今回お買いもの目的という訳ではなく、
夜景目当てでやって来ました。
が、この繊細かつ美しい光景をスルーできず。
こんなｷﾗｷﾗ見たら、立ち止まらずにはいられません。
あぁ・・時間押してるのに。
吹き抜けの壁面も、ライトに合わせてカラフルに輝きます。
見上げるツリーの美しさを振り払い、
やっとの思いで4階まで来たのに、この光景。
今回何度目かの｢ﾁｮ、ﾏﾃﾖ｣です。
キレイ通り越して、幻想的ですらある。
4階 旧東京中央郵便局長室（再現）。
ようやく辿り着きました。
やっぱり夜はｶﾞﾗｽに室内が反射してしまいますね。
でもまずはここから。
ﾗｲﾄｱｯﾌﾟされた東京駅あらわる。
きれーーー!!!
窓ｶﾞﾗｽにへばりつきで撮影。
室内自体、好きすぎる。
ここはまた日を改めてじっくりお邪魔する場所だわね。
そして本丸の、6階屋上庭園｢KITTEｶﾞｰﾃﾞﾝ｣へ。
扉の向こうに広がるこの景色。
もうね、そりゃキレイに決まってますやん。
予想通りの完璧な美しさですよ。ええ。
さあ、心ゆくまで眺めますよ。
東京駅 丸の内駅舎
総建坪9,545平米、長さ330ﾒｰﾄﾙ。
1914年竣工の、赤レンガ造りの3階建て洋式建築で、
2003年には国の重要文化財指定を受けています。
かつての駅舎は東京大空襲により炎上し内装と屋根を焼失しており、
1947年、戦災復興工事によって応急処置的に復旧されました。
応急措置的な状態のまま60年が過ぎ、
1999年になってようやく本来の姿に近い形態に復原することとなり、
2012年に全面再開業。
現在の姿となりました。
約500億円(！)とも言われる工事費用は、
JR東日本等の「空中権の売買」によって捻出されたもの。
いわゆる｢容積率移転｣です。
都市計画区域内の「特例容積率適用地区」においては、
その区域内にある建築敷地の「指定容積率」の一部を、
隣接していない複数の敷地間で移転できます。
たとえば、都心部の歴史的建物や社寺などは、
その敷地に対して容積率を使いきれていない（高層化されていない）ため、
残余容積率を、同じ「特例容積率適用地区」内の別の敷地に
上乗せ（切り売り）できるんですね。
都心部の高度利用を図るために行われますが、
よく考えたらなんて便利な制度でしょう。
簡単に言えば、
「自分が使ってない容積率を、他の誰かに売却して活用しよう」ってことで、
売った方は資金調達できるし、
買った方は指定容積率以上の超高層ビルを建てられる。
お互いﾒﾘｯﾄだらけ。
高度利用かつ有効利用。
素晴らしい。
おかげで今、この素敵な光景を見ることができるのです。
最後は東京駅の夜景！と決めて訪れましたが、
都市計画法を学んだ時に、特例容積率適用地区の例として
よく東京駅のこのお話が出てきたので、
一度自分の目でそれを実感したかったってのもあります。
足早に過ぎていった一日も、終わりに近付きました。
楽しい時間ってあっという間に過ぎるよね。
行きたい場所、もっと見たいものが沢山あるけれど、
今回はこのへんで。
東京、いつでも来れるって思ってたら、
訪れるまでにこんなに時間がかかってしまいました。
参拝した神社周辺以外は、この夜景とｲﾙﾐﾈｰｼｮﾝの記憶しかないけれど、
東京はとっても素敵な所でした。
最後に、美しいドームの姿を目に焼き付けながら、
楽しかった今日を締め括る。
また、ふらっとお邪魔しますね。
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