水早 -mizuha- 神社と写真と一人旅。

カメラ片手にゆるり神社めぐり。
公共機関&徒歩での日帰り参拝記録をメインに綴っています。

久々の③ -山口旅 前置き-

2024-04-14 | つれづれ <雑記*神社>

 

 

また更新頻度がえらく落ちてますが、変わらず参拝等はしております笑

という事で近況報告を。

前回の参拝まとめから引き続き、その後の訪問地です。

 

 

2023年
11月:滋賀
延暦寺(再)日吉大社(再)

 

2024年
1月  :三重(多度大社)
   :愛知(津島神社)
3月  :山口(山口大神宮、八坂神社、野田神社、豊榮神社、今八幡宮、古熊神社)
   :大阪(玉祖神社、都夫久美神社、鐸比古鐸比賣神社、石神社、辛國神社、国立国際美術館)
4月  :岐阜(根尾淡墨桜、白髭神社)
   :京都(三千院、来迎院、宝泉院、勝林院、寂光院、勝手神社、神明神社)

 

 

念願の山口県を訪問したので、
これで西日本は残すところ鳥取県だけとなりました。

 

 

 

そして今後の予定は、

岩手(大沢滝神社、丹内山神社、(遠野)早池峰神社、磐神社、中尊寺、配志和神社)
秋田(榮神社、唐松神社、太平山三吉神社 総本宮、赤神神社 五社堂、真山神社)
青森(十和田神社、岩木山神社、巌鬼山神社)

埼玉(三峯神社、秩父今宮神社、氷川神社、中山神社(中氷川神社)、氷川女體神社)
栃木(日光東照宮、日光二荒山神社、本宮神社、瀧尾神社)
宮城(鹽竈神社、荒脛巾神社)
群馬(榛名神社)

千葉(香取神宮、成田山新勝寺、麻賀多神社奥宮、麻賀多神社)
茨城(鹿島神宮、息栖神社、御岩神社、大甕神社)

富山(氣多神社、二上射水神社、射水神社、浅井神社)
新潟(彌彦神社、天津神社/奴奈川神社)

 

 

という事で、関東以北ようやくスタート(のつもり)。

 

 

今年中にどれだけ参拝できるかわからないけど、
今年&来年中には完了したいな。

 

 

 

 

さて、本記事掲載は遥か先になるので、さくっと山口を。

 

 

名古屋から新山口までは、新幹線で片道およそ3時間。
公共機関で数社まわって日帰りするのは、ここらへんまでが限界ですねー

 

 

さらに新山口からJR山口駅へ移動し、駅から徒歩30分少々のところに一社目が鎮座しています。
朝7時頃にのぞみに乗って、一社目に着いたのは11時。

なので、実質片道4時間。往復で8時間。

うん、遠いね♡

 

 

こんな感じで徒歩移動。

いつも電車やバスを乗り継いで方々を飛び回っているので、
駅周辺を歩くだけで完結する今回の参拝旅は、個人的にかなりラク。

 

 

一社目、山口大神宮(山口市滝町)

 

 

まず、参道の石段を上がってすぐ右手に高嶺稲荷神社が鎮座しています。

じつは私お稲荷さんがちょっと苦手。
どの神社でも滅多に写真は撮らないし、そもそも視界にすら入れないことも多いです。

そんな私ですが、こちらはなんか大丈夫っぽい・・どころか、やけに惹かれる。
狐さんたちもキャッキャ騒がしいというか、みんな無邪気で人懐っこい気がする。

 

 

よし、じゃあご挨拶したら思い切っておみくじなんて引いてみようかな。

相変わらず大吉祭り(大吉しか出ない)は継続中だけど、
さすがに稲荷では出ないよねーー

なんて思ってたら・・

 

 

ありがとうございます。

受け入れてもらえたような気がして嬉しくなって、
境内の写真撮りまくりました。

 

 

さらに石段あがって左手に鎮座する、多賀神社

 

 

こちらもとても趣のある素敵な空間で、うれしくて顔がゆるみっぱなし。

 

 

調子に乗ってここでもおみくじ。

神さんに感謝。

 

 

 

稲荷は、光いっぱいでわくわくする空間。

多賀神社は、水と風の空間。

内宮・外宮は、太陽と土と草の匂いがする陽の空間。

一社目からこんな幸せでいいのだろうか。
山口きて良かったーーーと心底思いました。

 

 

 

続いて、山口大神宮から徒歩15分ほどの場所に鎮座する、
八坂神社へ。

 

 

公園に隣接する、明るくキラキラした境内。

 

 

さらに5分ほど行くと、野田神社豊榮神社が横に並んで鎮座しており、
二社は配置から造形までほぼ同一です。

 

 

野田神社(山口市天花1丁目)

 

 

境内へ一歩足を踏み入れるなり、
キャーーーやまぐち最高~!!!と思わず声に出しておりました。

 

 

何ですかこの空間は。

 

 

 

素晴らしすぎてクラクラします。

 

 

もうどこから手を付けていいのか、軽くパニくる。

こんなにも荘厳で素敵な神社がひっそり緑の中に佇んでいるなんて、
想像をはるかに上回ってました。

ちょっと山口すごすぎる・・。

 

 

あーやばいどうしよう♡

嬉しくて舞い上がって、誰もいない境内でひとりキャーキャー言ってる自分がいます。

なんか岐阜の洲原神社で感じた興奮にちょっと似ている。

 

 

 

正面向かって左が野田神社で、

 

 

向かって右が豊榮神社。

左右対称に同じものが並んでるところも、
シンメトリー好きな自分に刺さりまくり。

 

 

豊榮神社

 

 

 

たまらんww

 

 

私ここで半日つぶせますよ?

なんなら余裕で一日いられる。いっそ野宿したい(しないけど)。

 

 

光と影。

この言葉がこんなに似合う神社があっただろうか。

 

 

足元の緑の苔は陽の光を受けて輝き、
木々の影が風とともにゆらゆらと揺れて、
まるで水中にいるかのような感覚になりました。

 

 

そしてさすが毛利氏所縁の神社。

奉納者のお名前も何気にすごかった。

 

 

社殿を背後から見たところ。

 

 

 

隅から隅まで素晴らしすぎて、
もう声も出ない。

 

 

ゆうに2時間以上滞在し、
興奮醒めやらぬままに境内を後にしました。

 

 

 

 

そして二社のすぐ隣、社頭南側に今八幡宮(山口市上宇野令)が鎮座しています。

優しくて清々しい境内。

こちら、楼門に見えるけど拝殿なんですよね。
珍しい形。

 

 

鳥居の向こうに東山。

 

 

山口ラストの神社は、その山の麓。

ここから徒歩25分ほどのところに鎮座しています。

 

 

 

古熊神社(山口市古熊1丁目)

 

 

これまた素敵な神社で眩暈が。

楽しすぎて同アングルをiPhoneでも撮りまくり(笑)

 

 

先ほどと同様に驚いたのがこの拝殿です。

拝殿と楼門が合体したような造形。

そう言えばさっきの八坂神社もそうだったような・・。

 

 

拝殿を真横から見た図だけど、こんな拝殿見たことないなぁ。

こっち側が正面でも通用する美しさです。

 

 

調べてみると、
山口市を中心に多く見られる「楼拝殿造り」「楼拝造」等と称するもので、
山口市独特の特異な建物のようです。

 

 

もともと楼門として建築されたものを、
後世になって床を張り、拝殿として活用したのだそう。

 

 

なお当社は『拝殿渡り廊下幣殿 → 透塀で囲んだ本殿
と真っすぐつながる形式になっていますが、

これは、
拝殿渡り廊下 → 廻廊で囲んだ「四脚門形式の祭文殿渡殿(≠弊殿)→ 本殿」』
と一直線につながる【尾張造り】とほぼ同じで、
そんなところも琴線に触れまくる。

 

 

最後の最後に、また最高の場所に出会えて、
心の底から充実した一日を過ごすことができました。

 

 

山口旅の締めくくりにおみくじを引いて、

 

 

すべての神さんに御礼を。

 

 

 

次は、瑠璃光寺の五重塔の改修が終わった頃に再訪したいな♪

 

 

 


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