三輪山麓辺津磐座巡りつづき。
神坐日向神社から東へすぐの場所に、目指すお寺があります。
三輪山 平等寺
平等寺は曹洞宗の寺院で、三輪別所とも。
かつては三輪明神(大神神社)の神宮寺でした。
伝承によれば、
聖徳太子の開基、慶円の中興とされています。
ご本尊は十一面観音菩薩。
(鐘楼堂)
鎌倉末期~明治はじめまで三輪明神の別当寺だった一方、
江戸時代までは興福寺の末寺でもあったそうです。
明治元年の神仏分離・廃仏毀釈令により、
堂舎は破壊され一時崩壊しましたが、
昭和52年に曹洞宗の寺院「三輪山平等寺」として再興されました。
左手が本堂で、
右手に見える二重塔は釈迦堂。
磐座目的で訪れたお寺でしたが、
清々しくて陽の空気に満ちた境内に、
すっかり癒されました。
このお寺素敵ですねー。とても気持ちの良い場所です。
普段お寺におじゃまする機会はあまりありませんが、
これほど陽の気で溢れたお寺は珍しいのではないかと、
個人的に思いました。
境内に立っているだけで、心身の充電完了。
不動堂
ではでは、お目当ての磐座へ。
辺津磐座③。
平等寺境内の磐座です。
建物の裏手にひっそりと佇んでいます。
横一文字にラインが入っているようにも見えましたが、
自然なのか人の手によるものなのか、
詳細はわかりません。
そして磐座とともに心に残ったのが、
以前、別の記事にも登場したこの猫さんたち。
もうね、こんな姿で仲良く日向ぼっこしてるんですもん、
可愛すぎて言葉になりません。
シャッター音で同時にこっち見るし。
あぁぁ可愛いーーー
お寺の飼い猫さんなのかな?
人慣れしてるようで、
振り向いたのも束の間、また仲良くお昼寝。
帰り際、三毛さんが寄ってきてくれました。
なごむわー
しばらく猫さんとたわむれ・・
というか遊んでもらって、
境内を後にしました。
またね
その4へつづく。