2024年桜旅・京都(大原)つづき。
では三千院の中へはいりまーす。
天台宗の門跡寺院、三千院。
はじまりは8世紀。最澄が比叡山延暦寺を開いた際、
東塔内の梨の大木の下に構えた「円融房」が三千院の起源とされます。
のちに比叡山麓の坂本(大津市坂本)に移ってさらに移転を繰り返した後、
明治4年に現在の大原へと移り「三千院」「三千院門跡」と称したそうです。
詳細はいずれ本記事で紹介しますので、
ここからは写真を連投していきます。
客殿(慶長年間(1596年~1615年)建立)と、聚碧園
宸殿(本堂)1926年建立
有清園
往生極楽院(極楽院)
こちらだけ少しご紹介。
極楽院は国宝の阿弥陀三尊像を安置する阿弥陀堂で、国の重要文化財。
12世紀から大原の地にあり、三千院とは別の独立した寺院でした。
明治4年に移転してきた三千院(旧梶井門跡)の境内に取り込まれて、
三千院のお堂となってしまったのだそうです。
極楽院を背後から。
朱雀門
極楽院の正門だったもの。江戸時代再建。
朱雀門からみた極楽院
弁財天
金色不動堂への参道。
このあたりからまた一気に桜が増えてきます。
うわーきれいだなあーー♪
金色不動堂 1989年建立
美しすぎて言葉も出ない。
金色不動堂の脇の石段をのぼります。
観音堂 1998年建立
こちらも満開
位置的には、ここが三千院の最奥(東端)となります。
極楽浄土ってこんな感じなのかしら。
見事な枝垂桜を見上げ、
延々と写真を撮っていました。
ずーーーっと上見ながらカメラ構えてたので、
首は痛いわ手はプルプルするわ・・
でもこんな光景はそうそう見られないから頑張る(笑)
でもさすがにこのへんで腰に来たんで打ち止めー。
腰椎椎間板ヘルニア持ちの私には、
前屈みや反り腰体勢はNGです。
ほのかな桜の香りに癒されながら、
思う存分に桜を堪能しました♪
観音堂を出て、
金色不動堂を左手に見ながら北へ向かいます。
律川にかかる橋を渡り、
川沿いをさらに北へ。
阿弥陀石仏(売炭翁石仏)
鎌倉時代の大きな阿弥陀石仏です。
ここを起点に、今度は西へ戻ります。
あじさい苑を通り抜け、
眼下に見える極楽院を眺めながら弁財天まで戻り、
西方門へ。
そしてふたたび御殿門より境外へ。
1時間半もあれば大丈夫かなと思ってたけど、
悠に2時間超えたわ。
(これでも駆け足だったんですがw)
門前でおひるごはんをいただいた後は、
近辺の寺院を訪ねます。
大原その②へつづく。