くみちゃん日記

日本共産党長野市議が
暮らしの中の声と
政治への願いを
ご紹介します。

40億円の補正予算がつくが

2009-07-07 23:01:32 | Weblog
7月17日に長野市議会臨時会が開かれ、約40億円の補正予算が提出される予定。しかし、本当に困っている人に生活支援にいかされる予算はほとんどない。中学校に電子黒板をいれるとか、太陽光発電を設置するとか、公用車を環境に優しい車に換えるとか、だけど、それが一番必要か。説明を受けながら「本気で国会を変えないとこの国は救いようがなくなる」とまで思う。借金でどれだけ人気取りをしようとしているのだろう。なせ、口を出さず、地方分権に任せて、金を出さないのか。

夕べたまたま電話をしたTさん。開口一番「もう駄目だ、息子を殺して俺も死ぬ」と。「一体どうしたの」と聞くが、興奮していて「もういやになった、どうでもいい」と繰り返すばかり。「とにかくすぐに行くから、私が行くまで待って」と言い、車で駆けつける。外で息子と父親がにらみ合っている。「中に入って」と二人を引っ張って座らせる。約二時間、両方の言い分を聞きながら、やっとお互いに謝ることができた。障害を持つ30代の息子、仕事がどうにも見つからない。父親も必死で探すがどこも断られる。息子は親父が悪いと殴るけるの暴行、モノを投げてイライラを爆発。父親も血圧が上がって危険数値。話すほど、弱い立場の人にいかにシワ寄せがきているか、涙が出る。相談機関につながる見通しができ、落ち着いた。大阪のパチンコの放火は、他人事ではない。選挙しかない。