くみちゃん日記

日本共産党長野市議が
暮らしの中の声と
政治への願いを
ご紹介します。

マイナス3度でピース&ラブ

2013-02-16 22:34:02 | Weblog
清水まなぶ、通称まなぶんはますますカッコよくなってきた、と思う。福山雅治によく似てる。

あの寒いトイーゴ広場で、「長野市民平和の日のつどい」に司会に歌に元気な姿を見せてくれる。

豊野のご両親も参加されていてご挨拶させていただいた。

映し出されるDVDのあちこちに馴染みの景色があって、一人心の中ではしゃいでいる。

まなぶんが歌う「回想」の中で、おじいさんから聞いた戦争体験が激しくなく、感情を抑えながらとつとつと綴られている。

「国防軍」を作るという首相が誕生したために、憲法かえると声高に叫ぶ人達が増えて、胸中穏やかでない私に、今年のまなぶんのメッセージは静かに染み入る。

ひらひら舞い落ちる雪をライトが照らし、小さな子供連れの家族がペレットにあたりに来る。

視力障害を持ちながらロンドンパラリンピックで活躍された堀越信司(ただし)さんのトークも温まる話だった。厳寒の屋外での催しだが、参加者は増えているようだ。

長野市より県のほうが受け止めてくれる!?

2013-02-10 22:08:23 | Weblog
共産党長野市議団は、議会前に市民団体との懇談会を毎回開いています。三月議会を前に2月8日の午後行いました。

10人程の方々からそれぞれ意見や質問が出されました。その一人のYさんの発言に私は「やっぱりおかしい」との思いを強くしました。

Yさんは中山間地に住む70代の男性。合併後の地域の存続に危機感をもって発言をされました。人口が激減していること、若い人達が定住せず、特に少子化が著しいと・・・

長野市の中山間地対策はどうなっているのか、と畳み掛けられました。そして地域でアンケートを含み現状分析を行い、対策案を出すために住民自治協議会が苦労していることを話されました。そして「長野市の補助金は使いづらい、長野県の補助金で事業を行っている」とのことでした。

実は、先日ウイルス性肝炎患者会の人達が市長交渉したあと、見舞金として支給されていた年額15000円を新年度から廃止することを決めたことを見直して欲しいとの交渉だったのですが、そのときも「冷たい対応だね、長野市より長野県のほうがまだいいや」と一人がつぶやいたのです。

長野市の姿勢は冷たい、市民に寄り添うこともない、県のほうが丁寧だしまだまし、と言う声はあちこちで聞こえるのです。そんな馬鹿なことないですよね。長野市は市民の暮らしを守る一番身近な行政機関ではないですか。職員だって本来市民に喜ばれる仕事がしたいと思っていますよね。市民に寄り添う福祉の心が一番求められています。

無縁社会

2013-02-03 21:47:32 | Weblog
NHKのチーフプロデューサーの女性から話を聞く機会がありました。「ワーキングプア」を放送したのが2006年、「無縁社会」は2010年、そして今年1月に「漂流老人社会」を映し出しました。

2005年にチームをつくり取材をしてきたそうです。ホリエモンという億万長者が脚光を浴びる一方で、底が抜けたように増え続けた、働いても働いても豊かになれない人々。東京では14万円以下、地方では12万円以下の稼ぎで「ワーキングプア」と言われました。

2008年の秋のリーマンショックでは、派遣切りなどで仕事と同時に住む家をなくす人が激増し一ヶ月60万から80万人が仕事を失った時期です。東京という日本の真ん中で年越し派遣村ができたのです。集団の生活保護申請が行われ1月5日から7日まで千代田区役所は受付をしたのです。

取材の中で次々問題が出てきて、それを追っかけているうちに番組ができてきた様子を淡々と報告されました。

公的支援を受給をするための「申請主義」の矛盾。重度の認知症があり一人暮らしで放置されている人で何の公的支援も受けていない人は55000人。
長野市でも以前、福祉灯油が支給されたとき、申請に来た人は対象者の5割に満たなかったのです。申請する能力のない人々は誰が救うのか、今も深刻です。

生活保護が増えたというけれど、自然現象ではありません。そうした人々を作ってきたのです。子どもの世界に現れている現象は、実は大人社会がサディスティックな状況を作ってきているのかもしれません。