くみちゃん日記

日本共産党長野市議が
暮らしの中の声と
政治への願いを
ご紹介します。

ふきのとうがふくらんで

2013-03-08 19:50:35 | Weblog
今年は寒い日が続いてしっかり着込んでいましたが、やっと春めいてスカートをはけるようになりました。

ご近所の庭にふきのとうが、ふっくらふくらんで、おいしそうです。

3月定例議会で質問が続いています。正直自分の番が終わると、ほっと一息ついて
緊張が解けていきます。今回は代表質問だったので、準備するため、集中して学習しました。

鷲澤市長の任期は10月末の選挙まで3期12年になります。進退の表明はされていませんが、私は12年の市民の暮らしを中心に、質問しました。

実は福祉灯油の実施について市民団体と二回の申し入れ、市議団独自でも申し入れましたが背を向けています。平成20年には5300世帯に5000円で2650万円、それが今年は急激な高騰ではないとの理由で実施しないのです。しかし、高騰していないというのは比較の話で、下がっているわけではないのです。最初から高いのです。年金も所得も下がる中で・・・

難病患者の年間15000円の手当て見舞金の廃止も本当に血も涙もない。2700人で4050万円です。
患者会の皆さんが大勢、請願に見えておられました。その前に市長への要望申し入れの席に同席させていただきましたが、一言もやさしいねぎらいの言葉もない、恥ずかしくなってしまったほどです。

市民の所得は最近14年間で365万7千円から320万7千円と45万円の減少で12%のマイナス。今後地方公務員の賃下げもあります。消費に影響が出ると市当局も答弁しました。

市民の負担増や使用料の値上げなどは、この11年間で何と24億円以上。一方コンクリートの箱物作りが最優先。

それと、私が何よりも許せないのは、儲かるか儲からないかを施策の基準に据えることです。
○○会社ではないですよ。儲かる農業とか、中山間地ビジネスだとか、ふざけるな!学生の民泊受け入れまでも「産業」と表現する、その感覚は県都長野市の品格とは相容れない、と私は思うのです。やっぱり代えたいですね~

追っかけしたい~

2013-03-02 22:48:17 | Weblog
午後「しなのき」で二宮厚美さんの講演がありました。憲法改悪・社会保障解体を阻止する学習決起集会で熱く語りました。

二宮さんは神戸大学の名誉教授で経済学・社会環境論専攻の学者です。頭髪は真っ白、というかきれいな銀髪。判りやすい話で大阪弁を交えて、ユーモアもたっぷりに、私は大のにの先生ファンです。追っかけしたいほど、魅力的な先生です。

主催は長野県高齢期運動連絡会、長野県社会保障推進協議会でしたので、大先輩の方々が熱心に聞き入っていました。

長野県が男女とも全国一の長寿県になったとニュースがありましたが、男性は80才、女性は87歳の平均寿命です。つまり今年生まれた女性は22世紀に生きる人になるということです。

しかし前提が二つ必要。一つは憲法9条を守ること、一つは社会保障制度が維持されること、この二つの条件がなければ87年生きる前提がなくなる、との話から始まりました。

なぜ、安倍政権はどんどん右傾化するのに国民から反対運動が盛り上がらないか、なぜ国民は自分の願うことを公約する政党に投票しないで、反対の政党に投票するのか、世界の七不思議のひとつだと。安倍政権があまりにひどく見えないのは、もっと激しく主張する維新の会や、みんなの党の存在だと。その人達に比べると自民党の主張は、まだましか、と考えられるように作られているとも・・

若い人達は雇用の不安定さがあって、運動や主張が固まりにくいが元気な高齢者は団結しやすい。今の状況をみると、年だからと言っていられない、日本の異常さを感じる、ぜひみんなで力をあわせよう。と訴えておられました。

年金を2,5%を下げるとか、医療費の個人負担を増やすなど高齢者バッシングがあり、若い世代と対立させようと仕掛けられているが、国民同士の対立はやめ、憲法を守る共同を広げようとも話があり、ストンと胸に落ちました。やっぱりよかったです~