くみちゃん日記

日本共産党長野市議が
暮らしの中の声と
政治への願いを
ご紹介します。

補正予算は15億7600万円に

2009-01-31 19:34:41 | Weblog
昨日の会派総会で、2月5日に予定されている臨時市議会の補正予算について説明がありました。総額15億7600万円の補正予算です。

公共事業の前倒しで12億4800万円、定額給付金と子育て応援特別手当の給付のための事務費に2億4800万円、制度融資保証料交付金の拡大に7400万円、雇用の創出事業に500万円が、主な補正内容です。

定額給付金については国民の約7割が反対の意向を示しているにも関わらず、国会を通過しました。給付のためのシステム開発のために2千万円もかかるそうです。国で作り各自治体で活用する方法がとれないかと、意見が上がったそうですが、国では対応できないとのこと。人件費は54人分、定額給付金の事務に2億3800万円もかかります。子育て応援手当ては、3・4・5歳の子どもでその子が第2子以降が条件です。複雑な制度で、対象の子どもは6300人にのぼると推定されますが、必要な世帯にすべて給付すべきと思います。

消費税を下げるとか、せめて食料品は非課税にするとか、国保税を下げるとか、自治体に任せるとか、やりようがありますよね。政党が人気取りのために税金を使う
なんて党利党略は許せません。背筋が寒くなります。3年後に消費税上げると平気で言う政治家は何を考えているのか。

なんだか、本当に寒気がします。頭痛までしてきた。これはまずいです。本当に。

貧困と子ども

2009-01-27 23:18:49 | Weblog
赤旗の日刊紙に連載が始まりました。弱い立場の子どもに貧困のつけが回る現実。家庭が崩壊する、子どもの居る場所が無い。三度の食事がとれない家庭。近くでは、父母の喧嘩で家に帰りたがらない子どももいると聞きました。

長野市は、児童館の利用料を月3000円徴収すると言います。狭くて、老朽化が進むなか、新たな建設を認めず、放課後こどもプランをすすめ、学校の空き教室を利用する計画でした。しかし、こどもの人数が減っている地域は余裕があっても、他は無理な話。

子どもが安心して学校に通い、放課後も安心していられる場所を奪うことにならないか。とにかく、子どもの居場所を守ろう、貧困から子どもをを守ろう。

農業再生と命のとりくみ

2009-01-26 21:02:02 | Weblog
今日は、長野県議団と市議団の有志で農業公社を訪れ、「農業の現況と課題」について懇談を行ないました。市議団からは宮崎さんと私、県議団からは石坂・和田・高村の三人の県議が出席されました。

町田事務局長から現況と課題について説明を受けましたが、長野市の状況は全国の状況であること、数字は若干の違いはあるが傾向は全く同じだ、と言われました。2005年の耕作放棄地は1304ha、2008年の一筆毎の調査では1500ha、国は5年を目途に、耕作放棄地解消対策協議会を設置し、放棄地ゼロをめざすというのです。

農業公社の設立は平成19年の7月、1年半たったところ。特に力を入れていることとして、マーケティングの拡大と、生産者の法人化の推進。農地の集約化も平坦部5反、山間地3反歩をめざし、さまざまな事業や農作業支援を行なっています。

中山間地の農業再生と、奨励作物の今後の見直しに向けて注目しているのは、にんにく、薬草、えごま、唐辛子だそうです。

臼井マーケティング・農業法人推進部長は、ながのいのち、というブランドへの思いを熱く語り、長寿ながのの自然と安全の食料を発信する展開を説明してくれました。

「国は、税金かけて国土を守るべきです。ようやく気がついた、国も舵を切り始めました。」とは事務局長のことば。これは、私たちとも一致するところです。ただ、いのちを言うなら、市民病院をはじめ福祉施設や、こどもの給食にこそ地産地消で自給率を高めて欲しいもの。ここは、議会の出番だし、なにより担い手の育成が待ったなしの課題だと感じたところです。

明日は、長野駅での宣伝。寝坊しないように。

昔の仲間

2009-01-23 22:47:45 | Weblog
豊野町の議員だった頃、任期満了になるとOB会を作り年に一度の懇親会を行なってきました。今日は二期目のときの「95会」。1987年に初当選し91年に任期満了の会は、平成会、そして二期目は95会。都合で出席できないことが多いのですが、解散の会になるというので、出席をしました。

当時は20人の仲間。すでに2人が亡くなられ18人のうち出席は10人。入院していたり、手術のあと体調がすぐれない人などが欠席。会場は「りんごの湯」。

久しぶりの話は、「膝が痛くて曲げられない」「あの人は夫婦で認知症」「もう農家も肥料代払えない」など近況報告。子どもや孫や若い世代の話になると、「この先どうなるのか」と日本の行く末に話が及ぶ。「俺たちはもう終わるからいいけどなあ」と。寂しいけれどけりをつけるときに、清算してしまおう、と繰越金を皆で分け合って解散にしました。

現職の時は激しくやりあった人たちも好々爺。「お葬式の花代ももらったし、いつ行ってもいいやな」と陽気に冗談飛ばしながら、風呂に向かっていきました。

大寒だというのに、今日はあったか~

2009-01-22 22:16:21 | Weblog
朝陽駅の宣伝の日でしたが、とても暖かく手袋も必要ありませんでした。2月5日に臨時市議会が開会されますが、緊急の雇用・経済対策がどう打ち出されるか、注目されるところです。国の第二次補正を受けての、補正予算が提出される予定です。

剪定していた専業農家の男性と話をしました。津軽のりんごが売れず、赤旗で取り上げたこと、連絡先を読み早速注文したいと、電話が鳴りっぱなしになったことが載っていたと、話しました。「いやー、俺も長いこと百姓やっているけど、こんな年は無かったな」と言われ「先日もりんご出したが、300円だぞ」「えっ、キロですか」「一箱さ、キロなら喜ぶけど」「そうですね、でも箱ですか」「100箱出して、3万円さ」「うそー」とやっと飲み込む。

人手を頼んで作業したので、数十万払ったが、人扶賃も出ない、と言われました。
鷲沢市長は、農業は雇用の調整弁にもなる、と議会で強調しました。私も内需の拡大や食料や環境問題で農林業の再生は重要だと考えますが、今のままでは駄目ですね。価格保障と所得保障の充実が欠かせませんね。

ポスターの看板の下に、もう花が

2009-01-21 16:58:10 | Weblog
大寒に入ったと聞いたせいか、今朝の若穂の新光電気工場前の街宣は冷え込みを感じました。ビラは渡せないところでしたが、車で会社に入る労働者も会釈しながら通り過ぎていきました。中野候補と私が若穂でしたが、全県一斉に取り組まれた宣伝行動でした。人並みに仕事がしたい、と願っている人たちの職を奪うな、安心して住む場所を奪うな、と思いをこめて訴えました。遠くに見えるアルプスの山並みが光っていました。

午後、独りでしたが豊野のポスターの張替えを行ないました。気になっていたのですが、つい天候の悪さを言い訳に、破れかけた物も画鋲で止めたままでした。

鉄製のバールは穴あけ用、鉄のハンマーは杭打ち用、かけやも積み込み、裏打ちした新しいポスターを持ちいざ出発。

雪の中に倒れこんだもの、破れたままの物、ひっくり返ったもの、斜めになったもの、どれも悲惨な状況でした。バールで穴をあけて杭を立てポスターを貼ると気分すっきり。足元を見るともうオオイヌノフグリのつぼみがたくさん。そうだ、春に向かっているんだと嬉しくなりました。13枚の張り出しでした。

若穂、戸隠、長沼をまわって

2009-01-19 21:17:08 | Weblog
18日の日曜日午前中、山口候補が若穂に入ると言うので、地域の支部の仲間と相談して街頭宣伝の場所や訪問活動の地域を決めました。

今回、初めて領家のセブンイレブンの交差点で、車上から訴えました。日曜なので車の通りは少ないかなと心配しましたが、結構とおりがあり、しかも反応があって嬉しい宣伝になりました。宣伝前に駐車場に車を乗り入れ、山口さんが買い物をするために降りたら、若い男女が「山口さんですよね。応援してます。」と声をかけてくれたそうで、本人もびっくりしていました。「このごろ、スーパーやコンビニで声をかけられることが多くなった」とも。期待が寄せられているんですね。

小出で宣伝したとき、りんごの剪定に来ていたおばちゃんと話が弾みました。
はしごの作業が危ないと言うので、山手のりんごを切って、平坦の畑だけ残して作業しているという。全部自分が植えたのでとても切れない、若い衆は儲けにならないからと言うけれど、それでもと頑張ってきた。「農業をいじめるような国は駄目だ。去年は肥料や農薬代のほうが余計になってしまった。」山口さんの話も最後までじっと聞いてくれ、「がんばってくんない」と声をかけてくれました。

午後は戸隠でお茶のみ懇談会、15人の人が集まってくれました。絵描きさん、琴を弾く人、尺八を吹く人、多彩なメンバーで賑やかなつどいでした。最後はアコーディオンにあわせ皆で合唱。希望ある政治に代えようと心一つにした、お茶飲みかいでした。

夕方から長沼で、後援会主催の報告会。18人の皆さんが集まって政治と暮らしを語りました。どこでも、政治を変えないと暮らしが守れない、このことが多く語られました。今までやったことの無いことをして、確実に議席に結び付けたい。


路面凍結で交通渋滞

2009-01-15 23:37:20 | Weblog
今朝は朝陽駅での街頭宣伝。いつもの時間に家を出たのですが、古里小学校を過ぎた辺りから車が進まないので焦りました。5分遅れで宣伝を始めましたが、渋滞が激しくスムーズに流れません。

朝陽駅近くの踏み切りは難所です。ちょうど坂になっていて、一旦停止をして安全を確認するのに、タイヤが滑って前へ進まないのです。塩カルも置いてなく、自転車に乗った若い男性が転んだり、危険を感じました。踏み切りの前後5メートル位、電熱線が入っているといいですよね。かなり危険も回避できるし渋滞解消にもなりますね。声を上げてみましょう。

ラジオで春闘の話題が報道されました。
内部留保を雇用に使え、の声が届くことを期待します。1999年に派遣労働者が107万人だったのが07年度は384万人に3倍に増え、内部留保は179兆円から60兆円増え239兆円になったと言います。資本金10億円以上の大企業の例ですが。

誰が稼ぎ出したのでしょうか。他でもない労働者の稼ぎではないでしょうか。収益が減ったとしても、解雇を止め雇用を確保すべきだと考えます。

雪の朝

2009-01-14 22:36:41 | Weblog
夕べ10時近くに会議から帰ってきて、夜勤に出かける夫の車の出やすいように除雪をしたら、体がほかほかになった。と同時に雪も止んだ。いつもの年に比べたらよっぽど楽な冬なのに、少しでも降ると「大変」と言葉が先に出る。

今朝は、水曜日の朝で定例の豊野駅での街頭宣伝を行なう。先週はロータリーの改修工事も終わったので西口で行なったのだが、東口から列車に乗る知り合いに「楽しみにしている」と言われ、隔週で場所を変えることにする。朝陽から石坂県議も毎週駆けつけて、県政のことを中心にわかり易く話をしてくれ、傍で感心して聞いている。

私が7時20分から約20分間、石坂さんが40分から8時まで20分間が大体のパターン。
今日は雇用問題と総選挙の訴え、市政は給食センターの問題。顔なじみの通勤者や小学生が前を通っていく。雪の中を道の無いところをわざわざ通っていく。自分の足跡をしるす嬉しさか、顔は嬉々としている。

明日は朝陽の駅での街頭宣伝。きりっと締まった冬の朝は声が響く気がして私は好き。

第一給食センター、ノロウィルスにやられる

2009-01-13 22:40:51 | Weblog
学校給食センターの職員21人からノロウィルスが検出され、調理業務がストップした。1万食以上のセンターは、こうした問題が出ると影響が大きい。業者から直接運搬する主食と牛乳以外は家庭から、持って行くということになり、親御さんも思わぬ事態に学校給食の重要性を再認識していることだろう。

豊野町は、自校給食ではないが小学校2校と中学校1校合わせて約1千食のセンター方式。私は町会議員の時代、給食センターの運営委員会に関わり、栄養士さんや調理師さんが安全でおいしい給食の提供にどれだけ心血注いでおられるかを見てきた。食材費の高騰を、給食費の値上げせずにどうやりくりするか、円単位ではなく、銭単位の計算をしながら事務局も誇りを持って仕事をされていた。

一番うれしかったのは、転校してこられた教職員の方が「豊野の給食はおいしい」と言って下さったこと。1万食の給食は、野菜の形が煮崩れしてなくなっているからとも言われた。

センターでももっと小規模にできないか。地産地消で食育をすすめるにしても規模が大きすぎる。今回の事態を教訓に、センターの分割を検討すべきだ。

今日は一日雪が降り続いた。子どもたちは雪の道をはしゃいで通ったが、元気で過ごせるのも、元は食。早く給食センターの再開を願う。