くみちゃん日記

日本共産党長野市議が
暮らしの中の声と
政治への願いを
ご紹介します。

3・11メルトダウン JVJA写真集から

2011-07-30 23:46:20 | Weblog
新潟・福島で豪雨が続き又被害が出ている。死者行方不明者もいるという。72時間の降雨量が1000ミリを越えるという、本当にこの頃の雨はすごい。もし、千曲の上流だったらとおもうとぞっとする。

凱風社から出版された写真集を手に入れた。大津波と核汚染の現場から、日本ビジュアル・ジャーナリスト協会会員のうちの11名が震災直後から現地入りして撮影した写真集である。

赤旗の記事で森住卓さんが述べていたことが印象に残り、どうしても自分の目で写真を見たかった。私の傍に生涯置くことになるだろう。

飯舘村もある。女達がナミダを見せながら怒りを口にしている写真もある。子どもの背中に機器を向けて放射線量を測っている大人、後ろを振り向きながら何してんの、と茶目っ気の男の子、そばで不思議そうにながめる女の子。トラックに乗せた牛に「ごめんよ、恨まないでくれよ」と涙で送る畜産農家のご夫婦。

私は、今選挙を闘っている。人々の中に入り政治のあり方を問う仕事だ。
市民会館・市役所第一庁舎の建て替え問題、浅川ダムの問題、子どもの医療費窓口無料化・児童館など子育て支援、自然エネルギーの促進など、その人の関心と要望にあわせ話を聞く。

夕飯のテーブルに並んだ野菜、紫玉ねぎは佐賀のTさんから、きゅうりとなすは飯山のHさんから、ブルーベリーは柳原のNさんから、元気でやれと差し入れていただいた。

食べて噛み締めて力にする。写真は今年の闘いの原点。

児童センターや公民館なども耐震診断へ

2011-07-25 23:17:51 | Weblog
午前は柳原の地域を訪問活動。トラの尾や半夏生や留紅など庭の花々が迎えてくれる。一人ひとりの状況を聞きながら、その人の関心にあわせて話や挨拶をと心がける。

午後は会派の総会。22年度決算見込み、8月議会の議案、いくつかの報告案件など盛りだくさん。その中で、6月議会で同僚の阿部議員が取り上げた、老人憩いの家や、児童センターや公民館などの耐震診断を行い計画を立てることが明らかにされた。大きい成果だ。詳しくは後ほど。

夜は長沼の挨拶訪問活動。女性3人の行動隊。

終わりごろ、娘から電話。明日の朝早く乗鞍岳への登山に出かけるが、荷物のチェックをしなければ、というもの。急いで帰り確認を。

乗鞍岳から上高地へ向かう日程だ。天気に恵まれることを祈る。

台風の雨、自然のちから

2011-07-21 22:42:01 | Weblog
台風6号が長野にどれだけの雨を降らせるか、正直戦々恐々としていた。高知県の馬路村などに72時間で1000ミリの雨を降らせたと聞くと、浅川はどうなるかと心配になる。幸い風だけで過ぎてくれてホッとした。

だけど、浅川のダム建設を推進した人は、基本高水を一トンたりとも下げられないと強調したが、500ミリ、800ミリ、1000ミリの雨が降ったら安全性はどうなのか。自然の力は計算をはるかに超えることがあることを私達は自覚すべきではないだろうか。東日本大震災はそれを教えてくれたのではないか。

7月20日の赤旗に写真家森住卓さんのことばがありました。「(被災地は)世界の戦場で砲弾が飛び交う中を歩いてきた強者にさえ、その破壊のすさまじさに立ちすくみ息をのんだと、一様に言わせる風景だった」と。
どんな写真が撮られたのか、是非手にしてみたいと思いますが・・

私はいまだに、というかますます心の奥深くに石巻の風景がよみがえります。死にたくなかった人々の叫びが、日和山に向けての声が響きます。飯舘村の放射能に覆われた人一人いない光景も忘れません。

自然の一員として私達が生きる場を次の世代に繋げなければなりません。


犬の必死さ

2011-07-20 23:12:25 | Weblog
7月16日の演説会には950人の人が集まってくれました。小池晃さんの話はわかりやすいですね。早く、国会議員のバッジをつけて国会で論戦してほしい。テレビで他党の議員と論議をしてほしい、と切に思いました。

私は、翌日の訪問活動しているときに、室内犬にかみつかれ、顔が少しはれたので養生していました。と言ってもPTAのバザーがあり、病院にもいく時間がとれず、やっと今日になって診察を受けてきました。

玄関のチャイムを押したときから、泣き声があったので何匹も犬がいるな、と思ったのですが、玄関を開けたとたんに一匹が人の間をすり抜けて外に出てしまったのです。どこかへ行ったり、事故にでもあったら大変と私は大急ぎで捕まえて、玄関に入れてあげようと抱き上げた瞬間、必死になった犬は私の顔に自分の顔をぶつけて歯をあてたのです。

私の目の横と小鼻の脇と唇に傷がつき、血が出たので、同行の人から保冷剤をもらい、すぐに冷やしました。自宅に戻って消毒をして熱さまシートを張って冷やしたのがよかったのか、痛みも腫れもおおごとなくて仕事ができました。

中学校の耐震化工事で新しくなった体育館でバザーが行われました。お客の入りは上々で私の担当の寝具売り場は完売でした。5万6千円ほど売り上げました。少しでも学校図書館司書の勤務時間が確保できればと思います。それにしてもバザーはいいとしても、子ども達の学習に必要な予算は長野市の予算に計上すべきですね。全校の司書の勤務時間を一日5時間とすると6400万円必要で、財政が厳しいため、いつ実現できるかわからない、との答弁ですが、冗談じゃないですよね、130億円の庁舎・市民会館建て替えはどうなんだ、1億あればできるんですよ。

こどもに読書の習慣を、コミュニティの基本を教えることは大切です。そして、学校にテストの点だけでその子を評価しない大人の存在は重要です。

診察で言われました。「今は飼い犬にかまれて駆け込む人も大勢いる。特に犬、猫はばい菌が多く腫れもある。特に治療も薬も必要ではない様ですが、かまれたら診察は受けること」と。それにしてもあの犬は必死だったなぁ。

浅川内水対策で県に申し入れ

2011-07-13 22:24:28 | Weblog
豊野地区住民と長沼地区住民、長沼の千曲川・浅川の治水を考える会の皆さんと浅川の内水対策について、県の土木部長と河川課長に申しいれを行いました。

共産党県議団からは、石坂・和田・小林県議から同行していただきました。

申し入れの項目は二つ、内水対策として遊水地を設けること、ダムの建設までにポンプの21トンの増設をおこなうこと。

この席で私が浅川流域協議会の座長を務めたとき、座長代理をされていた関さんとご一緒になりました。遊水地の場所について具体的な提案をされて「あんな高いところに遊水地をつくるより、下流につくるべき」と言われ、思わず参加者が笑ってしまったのです。

ダムの建設には賛成の立場ではおられますが、ダムが下流の内水対策に役に立たないことを県自身が認めているので、あの高いところの遊水地、となったのです。

それにしても、なぜダムを作らなければならないのでしょうか。380億円のお金をかけて、危険な所に大きなコンクリートの構造物を作って誰が安心できますか。

県は千曲との合流地点に農地を買い上げ2メートル掘り下げて遊水地を作るのに51億円、それをポンプなら5トンで8,5億円なので投資効果は劣る、と説明されました。でもポンプは稼動できない場合があり、同列に比べることは間違いです。水と共に暮らすことを考えても、ポンプと水を遊ばせる遊水地が両方必要ではないでしょうか。

「ミツバチの羽音と地球の回転」を見て

2011-07-11 22:55:10 | Weblog
まず、二時間15分はきつかったですね。一日の仕事が終わってみるのは少しきついです。中間で居眠りしてしまったですね。

でも、浜のおじちゃん・おばちゃんたちの堂々とした闘いは本当に感動しました。27年間中国電力と正面から対峙して一歩も引かない、毎週月曜日はデモ行進するなど、仲間の絆を固めながら、そして楽天的。

スウェーデンの自然エネルギーの取り組みはもっと詳しく知りたくなりました。是非現地を訪れてみたいですね。

南相馬市の牛肉からセシウム検出とか、千葉県の柏市の焼却灰から高濃度のセシウムの検出など、毎日ニュースが報道されます。

「狭い日本のことだもの、どこへでもとんでいくわ」と義母はポツリ。

確かに、このせまい日本に54基も原発が作られていた。使用済み核燃料は、それを閉じ込める手段を持たない、など私自身も改めて福島の事故で学んだことです。

福島の学校の教室では、窓際が線量が多いので席替えを頻繁にやっていると赤旗で知りました。でも、それでいいのでしょうか。もし自分が保護者の立場だったら、と思うといたたまれません。外に出ることも制限され、運動もできません。

原発からの撤退で、歴史的転換をした、と子ども達に話せるように問われているのは私達おとなの行動です。

祝い島の闘いは、6月27日に山口県の知事が正式に上関原発の建設予定地の埋め立て延長を認めない見解を示したことで、原発建設中止の正念場においこんだことになりました。福島の事故の前に作られた映画ですが、見ごたえがあります。是非、ご覧下さい。

七夕って他の国にあるのかな

2011-07-07 23:25:15 | Weblog
今日は7月7日、たなばたですね。

ささのはさらさら のきばにゆれる
おほしさまキラキラ きんぎんすなご

色紙を細くきって、つなげて輪にしてかざっていたころ
緑のささに、色のかざりがきれいだった

短冊には、何を書いただろう

日本の静かな夜に、星をみつめて人々は何を祈っただろう

石巻の、釜石の、、、子ども達は星を見ているだろうか

住民投票条例の本請求へ

2011-07-06 22:38:09 | Weblog
長野市役所第一庁舎と長野市民会館の建て替えの是非を住民投票で行って欲しいと求めた直接署名は、法定数6200人を大きく超えて23000人近くになったようです。

夜のテレビニュースを見ました。鷲沢市長もコメントしていました。「自分個人としては住民投票にそぐわないと思う。混乱をおこすかも」という趣旨の発言でした。

「庁舎は一日でも早く対震補強をすべき」「市民会館は市民が納得するまで議論をつくすべき」は大きな世論になっています。

鷲沢市長最大与党の新友会の皆さんはどう受け止めるのでしょうか。公明党市議団は何と言い訳されるのでしょうか。

市長の権堂での市民会館建て替え案、そして現在地案。東日本大震災のあとも見直しの姿勢をとらず、6月議会では公明党市議の提案で「合併特例債の延期を求める意見書」が総務委員会で採択され、本会議でも可決した。もちろん、私達共産党は反対した。

130億円を建物に使うより、国保税を引き下げるべき、子どもの医療費の無料化年齢を引き上げるべき、放課後の子ども達の過ごす場所・児童館の改築を進めるべきです。地域の仕事起こしにつながります。

市民が主人公の長野市政へ


仏壇のかね

2011-07-04 22:52:57 | Weblog
毎朝仏壇におまいりをするわけではないが、私の父の命日と義父の命日は思いついておまいりする。

29日が父の命日で30日が義父の命日。義母はもう一世代前の仏様の命日にもご飯をあげお水をあげ、お参りしているが、これも私は思いついたときだけ。

一応、ご飯の電気がまの近くに命日を書いて張ってあるのだが、ご飯を炊かなかったり、仏様より先に食べてしまったり、かなりいい加減な嫁である。義母もあきらめてか、あまり細かくは言わないので、ごめん、と心の中で謝っている。

先日の命日、今日は忘れないでちゃんとおまいりしよう、と仏壇にご飯をあげて、義母と一緒になって手を合わせた。カネをたたくがいつもの音がしない。何と私がたたいたのは、かねではなく香炉だった。神妙に手を合わせていた義母も笑い出し、「せわしないね」と。まったく・・

実家の母が体調を壊し、自分で葬式の段取りを話し始めたという姉からの連絡で、夜の会議をおえて実家へ急いだ。思っていたより元気で、突然訪ねたことを「顔が見れて嬉しい」と喜んでくれた。

まず、仏壇へ行き亡き父の写真に手を合わせた。ところが、またもカネではなく香炉をたたいた自分にハッとして、これは私のほうも長くないか、などと思った。母のそばに布団を敷いて、翌朝飛んで帰った。選挙頑張れ、との声に送られて。

吉井英勝さんの講演に450人

2011-07-02 22:28:14 | Weblog
午後一時半からバスターミナルを会場に、吉井英勝さんの講演が行われた。会場の椅子を全部出しても座ることができず、かなりの人達が立ったまま講演を聴いていた。450人だったそうだ。

福島原発を人災として規定する二つの問題。一つは事前に防げる手立てを採らずに重大事故になったこと。事故後、ベントと海水注入が遅れ、やるべきことをやらなかったために重大事故になったこと、などわかり易く聞けた。

3,11以降海外メディアにたくさん取材を受けたが、どこも共通してきくのは「なぜあれほど東電は秘密主義なのか」つまり、情報公開がされないことに驚きの声が上がるという。フランスなどは送電線含めて公営だという。だから、議会も突っ込んだ議論ができるのだそうだ。

日本は、原発利益共同体ががっちり固められ、原発メーカー、大手ゼネコン、三大メガバンク、メディア、研究所、政治家が一体に利益擁護の体制がつくられているので、簡単に崩れない仕組みだと話した。それを聞いた人達は「旧ソ連のようですね」と言ったそうだ。

それと、太陽光発電の規模を爆発的に促進するために、日本の米軍基地の大きさと同規模の面積にパネルを並べればいいという。つまり、米軍にはお帰りいただいて、そこを再生可能な自然エネルギーの拠点にすればいいのだ。

熱い中のデモ行進も足は軽かった。