くみちゃん日記

日本共産党長野市議が
暮らしの中の声と
政治への願いを
ご紹介します。

こんな年末もあるんだ!

2007-12-31 22:49:51 | Weblog
東京の息子がインフルエンザで倒れた。
嫁さんが肺炎で入院し退院したら、翌日孫が肺炎で入院。
退院の見通しがついたら今度は息子の番とは・・・。

とりあえず東京へとび、洗濯婆さんに。
干す場所も無いアパートの狭さに一泊して脱出。

除雪の仕事が出て、31日から1日へ働く夫のために、お茶をいれ送り出す。

もうじき年があける。
どうかよい年でありますように!

我が家のクリスマス

2007-12-25 22:49:38 | Weblog
クリスマスはリースも作らないし、ツリーも飾らないし、ケーキも焼かない。
そんな母親を見て10歳の娘は、リースを作り、ツリーも一人で組み立て飾りつけた。
もう全部省略したいと疲れた母は思ったが、なんと、クラッカーを買ってきた娘に、楽しみを待つ姿を見て、スーパーに買い急いだ。

ケーキ、子どもでも飲めるシャンパンとピザとチキンを揃え、ロウソクにマッチで火をつけ、これがなかなかよい経験で、電気を消し、ツリーも地味な豆電球がともり、聖この夜を歌い、「ハッピイークリスマス」とクラッカーを鳴らし電気が点く。

我が家は別にキリスト教を信じているわけではない。でもこの日は昔からケーキを食べ、ローソクを立て、チキンを食べていた。
子どもたちは夜いつもより早めに眠り、朝は枕もとのプレゼントを本当に嬉しそうに、抱えて二階から降りてきた。

その笑顔を見るためにクリスマスがあるのかも知れない。

非日常があるから、その楽しみがあるから、たくさんの我慢ができるのかもしれない。

省略ばかりしたがる母親だけれど、どうにか子どもに助けてもらって、今年も威勢よくクラッカーを鳴らした。

緊張した一般質問

2007-12-11 22:54:27 | Weblog
やっと一般質問が終わり、ホッとしました。
答弁含めて30分の時間だから、たいした時間ではないのだけれど、だから余計に真っ向勝負。

私は事前に質問原稿全文提出するのは原則ルールにないことと、項目のみを通告をして臨みました。
結果、困ることはありませんでした。
主な項目について、感想を述べます。


公約に掲げた子育て支援の児童館・児童センターの充実と放課後こどもプランについて、特に豊野東部児童館の過密解消策について一刻も早い対応を求めましたが、学校開放の統一基準を学校側と一致してからと言う答弁でした。
でも過密解消の認識は市当局もあることが明確になったので、解決に向けて取り組みを強めていきます。

とよの温泉りんごの湯の指定管理者の選定については、まともな答弁はありませんでした。
もっとも、まともに答弁すると指定管理者制度の矛盾を認めることになるし、基本路線を変更せざるを得ません。
だから、採算を重視すると、地元も力をつけるように、などと無責任な答弁に終始しました。
この問題は、全国に展開される指定管理者制度の下で、民間の利益がからむ話だけに、利権や癒着がどこかにあるような気がしてなりません。
地域の人たちががっかりするような事をして、「何が個性ある地域づくりだ」と市長は言うこととやることが正反対ではないかと発言しましたが、人の気持ちを思いやることは全くないですね。
これで、まつりごとがすすむのでしょうか。

当初から地熱水を利用するために掘削の予算が認められた事業。
JAながのサービスが3年かけて順調に運営していた施設を、より収益が見込まれる東京の業者に変更したのです。
地元雇用も、農業振興もどうなるかわかりません。私は条例改正にも反対します。
こんなことを許していたら、豊野の街づくり地域づくりにつながりません。
地域の人が元気で活躍する場がなければ地域づくりはできません。

今日、本会議の前に嬉しい電話。
可燃ゴミの収集が合併前は週に3日ありました。ところが合併後は、週に2日。
しかも月曜日が祝日になることが多く(ハッピィマンディというのだそうだが)収集が1日になることも。
そこで委員会で発言したところ、来年の7日ある該当日のうち7月と9月10月の月曜日は収集してくれることになったという連絡でした。
やったー!

定例議会始まる

2007-12-04 23:50:35 | Weblog
びっくりですね。まず定例議会始まっての市長あいさつがあるのですが、原稿全文が議場の議員の机に配布されていたこと。
そして、議案の提案説明についても、原稿全文が配布されていた。
本当に驚きです。

だから、議員は読まれる原稿を見るが、議案書は開かないという何だかヘンテコな事になっている。
私は必死に議案書を開き、メモを書いたがとてつもなく早い。
ページをめくるのが間に合わない。
それもそのはず、原稿をただみんな目で追っているのだから。

ところ変われば、だ。
なるほどなー。丁寧だし親切だ。
でも慣れない私にはかえって面食らう。

私は12月11日火曜日の午後1時から一般質問をすることになった。

選挙で掲げた公約の子育て支援、特に児童館・児童センター充実と放課後こどもプランの素案についてを取り上げる。
また、とよの温泉“りんごの湯”の指定管理者の選定問題、学校図書館の充実、地域福祉における社会福祉協議会とコーディネーターの役割について、4点に絞って質問する。
原稿はこれから。

請願権は、憲法で保障された国民の権利。
その権利を行使し、議会へ請願を提出する。
その受付が本日5時までということもあり、議員団控え室も訪問客で出たり入ったり、人の出入りが激しい一日だった。

その間隙をぬって何と私に嬉しいプレゼントが持ち込まれた。
手編みのチョッキをHさんがわざわざ届けて下さったのだ。
暖かーい手編みのぬくもり、感謝して大切に使わせてもらおう。
それにしてもHさんご夫妻はペアルックの素敵な毛糸のカーディガン、スイスへスキーに行って買って来たのだと言う。
ブルーと白の模様がきれいな白髪に良く似合っていい感じ。

さて、本格論戦に備えよう。

「穴あきダムってなーに」

2007-12-01 23:31:47 | Weblog
12月1日午後、穴あきダムの問題点を勉強するために、国土問題研究所副理事長の宇民正さんを招いての勉強会は、80名近い参加者であらためてダムは危険で無駄であることを再認識した会になりました。

また500円ほどかけた穴あきダムの実験で、土砂の流れを見ることができましたが、水がたくさん貯めた状態で穴から水が出るときはほとんど土砂はたまりません。
ところが、水量が減って圧力が減るとどんどん土砂がたまっていきます。1,1メートル四方の68メートルの長さを持つ穴が詰まったらどうするのか。
しかも、穴の大きさは10センチ大きくすればいいと言うものではなく、1,2メートルにはできないものだということもわかりました。

また、穴から放流される水の勢いが強いので、その先に減勢工を作りエネルギーをカットするわけですが、副ダムと言われるほど強固なものが必要とのことです。

基本高水についても分析がされ、過去の洪水例を示しながら複数回の例を参考にすべきではないか、と提起されました。

浅川の被害は、千曲川との内水被害であることは殆どの市民が知っています。
過去の洪水被害時にこの穴あきダムがあったらどの程度影響があったか、との問いに県の担当者は「5ミリ」と答弁したそうです。

100億円かけて浅川に穴あきダムを作るべきではない。

問題は千曲川である。国土研の千曲川の調査に市議団の一人として参加を予定。

いよいよ師走ですね

2007-12-01 21:56:59 | Weblog
忙しいと言う字は「心を亡くす」と書くのだと気がついてから、自分から忙しいとは言わなくなった。
でも、なんか駆け足で動き回っていますね。
今月はそこにスピードがついていくのかもしれない。
足は速くなっても、常に心に余裕をもとう。

今日午前中、りんごの湯農産物加工所の落成式が行なわれた。
加工グループ代表ののMさんが挨拶に立って、思わず涙があふれ、言葉が途切れる場面があった。
長年、豊野のりんごを使った加工品を商品にして、もっと多くの人に食べてもらいたいと夢に見ながら、やっとここまでたどりつきました、という言葉に私ももらい泣きしそうでした。

加工グループのメンバーはよく知っている人たちばかり。
代表のMさんとは、子どものPTA活動を通じた20年来のおつきあいである。
私が町会議員の時に、「農村女性ネットワーク」を立ち上げ、当時の女性農業委員や生活改善グループの人たちと、身近な課題や今後の夢を語った仲間の皆さんである。

良くここまでがんばった、と私は大きな惜しみない拍手を送った。

製品化したものは4種類。
荒廃農地にかぼちゃを作り、温泉饅頭の皮にかぼちゃをいれ、中のあんには小豆とカットりんごを入れた「かぼりん」、りんごのマドレーヌ、りんごムース、りんごジャム。
どれも試食を重ね議論を重ね、自信をもって送り出したという。
資金面では「長野県地域発元気づくり支援金」を活用している。

もちろん、販売はこれから。荒波あり、試練は続くだろう。
でも「何度も挫折しながら、あきらめないで良かった」、とあいさつした初心忘れず、がんばって欲しい。

農家の母ちゃんパワーはすごい。