くみちゃん日記

日本共産党長野市議が
暮らしの中の声と
政治への願いを
ご紹介します。

突然辞職

2008-06-30 22:27:13 | Weblog
突然、新聞を読んでいた夫の大きな声で、同僚議員が辞職する事になった事実を知った。驚いた。23日は委員会審議の日で、すべての審議が終わり、恒例の飲み会で私も一緒に飲んでいた。その日の夜、委員長が車を運転し接触事故をおこし、そのまま走り去り、連れ戻され警察の事情聴取を受けたという。そして二日の休会の後最終日の26日、委員長報告を行い、私も反対討論を行い全ての審議が終わったのだった。
 その翌日、議長に全てを話したというのだが、一体あいだの4日間は何をしていたのだろうか。
今朝はその報告を受けて、対応を協議する為に急遽、共産党議員団会議が開かれた。正式には明日の議会運営委員会で報告されるが、飲酒運転は犯罪である。しかもその事実を4日間、隠していたということだから、悪質というべきだろう。まだ選挙戦終わって一年たたないのだが。

梅雨の晴れ間

2008-06-30 22:26:37 | Weblog
昨日の日曜日、6月29日は朝からどしゃ降りだった。午後は平和行進が飯綱町役場から豊野支所までのコースを歩く予定だった。雨具を着て飯綱に向かう途中、鳥居川は濁流が勢い良く水かさを増して流れ下っていた。夕方まで降り続くとまずいな、と思いながら役場前についた。
 まず、目立ったのは「通し行進者」とたすきを掛けた男性だった。二人居た。「県内通し行進者」と言うたすきを掛けた女性も一人。自己紹介をしながら声をかけ「ご苦労様です」といったら、一人は新潟県の新発田の方、一人は東京の方。5月7日に北海道の礼文島を出発し、東京まで歩くと言う。60才と63才。女性の方は元教師をしていてどうしても歩きたかったという68才。今年が平和行進50周年目で祈念すべき年に歩けて嬉しいとおっしゃる。
町を抜けて新道の信号機の近くまで歩いたら、何と雨上がる。皆カッパを脱ぎ晴れ晴れ.二カ所で休憩も取りながら、支所着が4時5分。記念撮影をして解散式。参加者を迎えにきてくれた、小学生と保育園児も入ってくれてハイチーズ。「50年後は頼むよ」と声がかかっていた。
 梅雨の晴れ間、雨上がりの木々の間を歩くのは気持ちが良い。平和を守ろう、核兵器を無くそう、と大きな声で沿道の人たちに声掛けながら。

初めて見た感動

2008-06-22 23:04:26 | Weblog
後援会の企画で戸隠の山菜採りと交流の夕べに参加しました。
地元のガイドの方にお願いをし、植物や木の名前を聞きながら、奥社への道すがら、また植物園の散策を楽しみました。途中に地潜りという蛇にあい、捕まえようとしてかまれた仲間もいましたが、後は全員無事宿に入りました。
コバイケ草が咲いていたり、もう聞いたけれど忘れたしまった珍しい花や植物があったりと、梅雨の晴れ間の緑は鮮やかなものでした。私が一番印象に残ったのは、赤ショウビンという野鳥を身近に見れたことでした。どうもそこは、巣があるらしく、大きな双眼鏡を構えた人が何人も椅子に座り、張込んでいた所だったようです。私たちが通りかかった時、鳴き声を上げ、緑の葉のすぐ側の枝にその姿を現していたのです。真っ赤でした。くちばしを上に上げ、鳴き声をたて、自分の存在を伸び伸びと主張している様は、かっこ良かったです。小鳥の楽園、さすが戸隠です。
もう一羽、くろっぽい鳥も側で見る事ができましたが、名前は忘れました。テレビでは見た事ありますが、解説者のナレーション付きです。静かにそっと見ているのは初めてでした。
 戸隠のスキー場、キャンプ場、牧場を一体的に整備し管理を指定管理者にと、言う動きがあります。県外大手の事業者は、確かにコストを下げるノウハウを持っているかもしれません。しかし、そのコストが地域の経済を支えるためのものであったらどうでしょう。税金は何のために、誰の為に使うのか。コスト削減をした分は何のために使うのか。
戸隠の空気は、体の隅々に行き渡り、気持ちを整えてくれます。スキー場に音楽が流れないのが特徴だそうです。自然の音が聞こえるのだそうです。人は何を求めているのでしょう。

地震列島-日本

2008-06-17 23:37:16 | Weblog
今日から一般質問が始まった。共産党市議団は野々村議員がトップバッター。何度も手を入れ原稿を仕上げ、時間ギリギリまで根拠と道理を訴え、積極的提案も含め市民の暮らしの目線での質問は傍聴した人から「感動しました」と声がかかっていた。
それにしても、浅川ダムはますます不安をかき立てる情勢だ。建設部長は、過去に充分な議論をしてきたから改めて調査の必要はないと言い張ったが、あの場所にダムを作っていいのか、内心困惑しているのではないか。岩手・宮城内陸地震の震源地も、この先30年間地震が起きる可能性がゼロだった地域だ。ところが地下8キロ地点でマグニュチード7.2。山体崩壊が起きている。長野市の浅川ダム予定地の直下には市街地が広がっている.学校もある。本当にあそこにダムを作ってよいのか。せめて、もう10年か20年様子を見ようよ。浅川の浚渫と、流出抑制と、遊水池と出来ることから始めよう。ダム建設は待った!

豊野駅の公衆電話

2008-06-13 18:09:00 | Weblog
豊野駅が橋上化となり、北側のロータリー部分についても今年の秋頃には整備が終わると説明を受けている。今まであった公衆電話が工事に伴い撤去となり未だに設置されないが不自由で困る、と住民の方から声が上がり早速JR豊野駅に問い合わせをした。「今まであったものなので、設置をしてもらいたいと、JR長野支社からも要請していますが」との返事。今度は116番に電話してどうなっているのか問い合わせた。「追って担当の者から連絡いたします」。「公衆電話担当の○○ですが」とほどなく男性から電話がきた。事情を話し、いつ頃設置になるか聞いた。「公衆電話の設置は要望されることがあるのですが、利用が少ないとこちらも営業ですからコストがかかって」「なに言っているんですか、今まで設置され利用していたものを撤去して、利用者が困ると言っているのに、設置しないつもりですか」「いえ、一台は設置することになっています。ただ場所がどこにするか、長野市に整備状況を教えてくれと言っているのですが」「長野市のどこの誰にいっているのですか」「いえ、それははっきりとは覚えていません」「利用者に対し不便をかけているのは事実です。いつ頃どこに設置する予定か、せめてお知らせぐらいするべきではありませんか」「わかりました。現場を見て検討します。」

ここでも公共性よりもコスト優先の立場がありあり。携帯は普及しても公衆電話はなくしてはならない。

ジャガイモの花

2008-06-10 23:32:16 | Weblog
畑のジャガイモにきれいな花が開いている。薄紫の花が終わって枝が枯れる頃、ジャガイモ掘りが始まる。新ジャガとネギのみそ汁、そこにクジラの肉が浮かんで、懐かしくあの味を思い出す。7月の20日を過ぎたころだっただろうか。
懐かしい味は切れ目がない。梅雨の季節は笹が大きくなり、その笹でちまきをまいたり、笹餅を作ったり。故郷の笹餅は表を下に十字に重ね、あんこを入れた餅を丸くまとめ笹を互い違いに折って出来上がり。つややかな笹の色と香りと、小さい頃は笹で口を切るな、と言われながら伸びるあんころ餅をほお張った。
秋葉原で「誰でもよかった」と7人もの人を殺し、10人に重軽傷を負わせた25才の青年は、故郷青森の楽しい思い出はなかったのだろうか。好きな郷土食はなかったのだろうか。イライラする気持ちや、将来への不安を訴えぶつける所や知人がいなかったのだろうか。こんな犯罪絶対許せない、だから私はこういう人たちを作り出す社会や政治を変えるためにがんばりたい。

咲く花々は適当なお湿りを貰って、つややかに咲き誇っているのに人の世のニュースはあまりにむごい。

千曲川調査に同行して

2008-06-09 22:55:21 | Weblog
6月7日から10日にかけて国土問題研究所の先生方が、千曲川調査に来県されている。時間の許す限り私も同行し、ヒアリングや地質調査の手伝いをほんの少しさせてもらった。
浅野のマレットゴルフ場の駐車場の近くの調査地点では、地表から3メートル地点で砂利が出た。千曲川の本線ではないかと言う。葦など植物の倒れたあと水が入り酸素に触れた層は赤茶けてはっきり他の層との区別ができ、堆積の模様がはっきり現れる等、川の歴史が目の前に繰り広げられるのだから面白くてたまらない。あとで近くの人に聞いたら、35年くらい前は砂利採取をしていた姿を見たという。科学的な検証によって、年代が推定されるが、昭和58年災害のときにどれだけの土砂が堆積されたのか、平成7年はどうだったのか。今後の治水対策に向けてのヒントが得られるのではないだろうか。小布施、立ヶ花、飯山、豊野と何カ所にも渡って穴を掘り地層を見た。
対岸の小布施側では全く違う層がでた。4メートル掘ってやっと砂が出た。豊野地点より63センチ高い地点だが。

飯山の西大滝ダムの周辺、樽川との合流地点、そこからずっと上流を歩き、中野の大俣地域の問題など、千曲川を追ってきた。

実は今日3時から「浅川改修期成同盟会」の総会が開かれた。ダム建設促進の立場に立つ会なので、当然、原田議員が要望決議の案件で、修正動議を出した。私は初参加だったが、修正動議に賛成の立場で意見を述べた.結局原案に賛成多数で私たちの主張は通らなかったが、有意義だった。
大道橋から下流100メートルの浚渫予定が一年間の予算の範囲内だと言うが、排水機場までの約2キロを20年かかることになる。それでなくとも、機場のそばに大きな柳が育っている。早く水を流すためにも除去を早急に行うべき、と言ったら、柳の木などは今年中に除去する方針だと県が答えた。良かった。

排水機場の見学に行った時、窓ガラスが割れていた。聞いたら予算がなくガラスが入れてもらえない。仕方なくビニール張ったがそれも破れ鳥が出入りしているという。おいおい、ダムのための億の金はあっても、ガラス一枚買うお金はないのかよ~。

子どもの一言

2008-06-05 15:00:11 | Weblog
子どもを育てていると本当にドキッとする事がある。
「お母さんは仕事が一番で私のことはどうでもいいと思っているんでしょ」「そんなことはないよ、考えているよ」とは言うものの新聞の記事に気をとられ、娘の話をウワの空で聞いていた事は確かだ。
「何だっけ、今なんて言ったの?」「もういいよ、どうせお母さんは仕事ばっかりだから」ふてくされてランドセルをしょって足で戸を「バタン」とおもいっきり閉め、大きな音を立てて出て行った。
そう言えば、眼科検診にいくように、歯科検診受けるように、予防接種受ける問診票も学校から来ていたっけ。だけど、半日かかるよなあ。困ったなーと内心思っていた。
土曜の授業参観の代休で月曜日が休みになった。しかし私は、朝から仕事が入っていた。どうしようかと迷ったが、午前の仕事を休むことにした。「ねえ、検診行くから支度して」と声をかけたら「はーい」と返事が返り、何と嬉しそうにピアノを弾き始めた。気持ちそのままに軽く弾むピアノの音。「たったこれだけでこんなに嬉しいのか」としばらくピアノを聞いていた。
結局外せない会議もあり、長野市内まで三往復しながらお医者のはしごもして、フルに動いた。さすがに夜の会議か終わったら疲れを感じたが、娘には親の思いが伝わっただろうか。子育ては体力勝負でもある。