こんにちわ「くまドン」です。
桜3日と言われるように桜の写真を撮るうえで満開の日は3日しかないと言われています。桜が咲いている間に、なるべく多くの場所を紹介する為に、一景だけピックアップした話題を選んでみました。
今回は、名所江戸百景「第41景 市ヶ谷八幡」を取り上げます。撮影日は2012年4月7日ですが、まさに桜満開の日でした。そして、このプログを書いている2013年3月24日の今日がまさに桜満開の日です。
この「第41景 市ヶ谷八幡」は広重死の1ヶ月後に出版された作品で、二代広重の筆が入っているとされています。手前の濠が市ヶ谷濠、右上の建物が市ヶ谷八幡です。
江戸城の外濠(そとぼり)の多くは埋め立てられてきましたが、飯田橋~四谷間の3カ所(牛込濠、新見附濠、市ヶ谷濠)は今でもその姿を残しています。
今回は、飯田橋駅から外濠沿いに歩いて、市ヶ谷八幡に向かいます。
まず、JR飯田橋駅西口を出ると写真のような石垣があり、その説明が書いてあります。
ここは、江戸城外濠にあった門の一つ牛込門(うしごめもん)の跡です。または、牛込見附(うしごめみつけ)とも言います。牛込門は上州道へ通じる北の門でした。江戸城の門の中では、比較的原型を良く残している門の一つです。
桜で有名な場所であり、この牛込門から市ヶ谷門に向けて歩いて行くと、桜の写真に向いている場所が数多くあります。また、江戸城の外濠と石垣・土塁の構造を見ることができます。
飯田橋駅(牛込門)から市ヶ谷駅(市ヶ谷門)方向を望む写真です。撮影したから1年が経ちました。濠の向こうに見える建設中のビルは完成したのでしょうか?特にこのビルとは関係は無いのですが、スカイツリー建設中の写真が話題になりましたが、この写真は、この年でしか撮れません。ある意味2012年という年代を表現している写真ともいえます。
桜の雰囲気も明るめなので、くまドンは気に入りました。
名所江戸百景「第41景 市ヶ谷八幡」に対応する「くまドン版」の景をこれに決めさせていただきます。
くまドンが使用しているデジカメはニコン製のCOOLPIXと呼ばれるデジタルコンパクトカメラですが、このカメラの機能には絵画調と呼ばれるフィルター機能があります。下の様に元の写真と絵画調に変換した絵を並べて見ると、なかなか面白いです。くまドン旅日記では、この絵画調のフィルターを使用した画像と多く掲載していこう思います。
絵画調に変換するとこうなります。
同じく、手前に桜と電車(オレンジ色は中央線、黄色は総武線)を入れてみました。
絵画調に変換すると
全体的に明るめになるので、写真では朝早かった為、日陰となり、暗かった桜や電車の部分が奇麗に表現されているのが印象的です。
下の写真は外濠に渡してある橋の市ヶ谷駅側から、市ヶ谷八幡方向を撮った写真です。この場所は、江戸城の市ヶ谷門があった場所ですが、道路になっている為、原型を残してはいません。
名所江戸百景の絵はこの方向から市ヶ谷八幡を描いたのですが、見ての通り、どこにに市ヶ谷八幡があるのか分かりません。
真ん中の赤と黄色の宣伝があるビルと右の「駿」と書かれたビルの間に隙間があるのが分かりますでしょうか?ここが、市ヶ谷八幡の入り口です。ここの入口には、「亀岡八幡」とかかれた提灯が立てられています。
鎌倉の「鶴ヶ岡八幡宮」という名前だったの対して、市ヶ谷の八幡宮は、「亀ヶ岡八幡宮」という別名が付けられたそうです。
入口を少し進むと、細い路地の先に急な石段があり、途中にお稲荷様があります。結構な急階段を登りきると、目の前に市ヶ谷八幡があります。朝早かったのですが、上の方は日当たり良好でした。
次に振り返って神社境内から外濠方向を望みましたが、ビルの谷間で良く見えませんでした。江戸時代は、視界を遮る高い建物がなかったので、見晴らしが良かったことでしょう。このことは、逆に江戸城の防備の面から見ると、市ヶ谷付近は濠の両側が同じ高さなので、防御が弱いという理由で、濠を広くして、敵に備えたと言われています。
当日の帰る途中に、再度この場所を訪問してみましたが、外濠の水面に市ヶ谷駅明かりが映る雰囲気が良かったので、写真を撮ってみました。
元の写真はアンダーな仕上がりになっていますが、絵画調に変換すると、明るい色調の写真になるので、意外にも絵画調の方が良い結果となっています。暗いので、スローシャッターとなり、風の影響で桜の枝がぶれています。
今回は、この景のみで終わりとさせていただきます。
桜3日と言われるように桜の写真を撮るうえで満開の日は3日しかないと言われています。桜が咲いている間に、なるべく多くの場所を紹介する為に、一景だけピックアップした話題を選んでみました。
今回は、名所江戸百景「第41景 市ヶ谷八幡」を取り上げます。撮影日は2012年4月7日ですが、まさに桜満開の日でした。そして、このプログを書いている2013年3月24日の今日がまさに桜満開の日です。
この「第41景 市ヶ谷八幡」は広重死の1ヶ月後に出版された作品で、二代広重の筆が入っているとされています。手前の濠が市ヶ谷濠、右上の建物が市ヶ谷八幡です。
江戸城の外濠(そとぼり)の多くは埋め立てられてきましたが、飯田橋~四谷間の3カ所(牛込濠、新見附濠、市ヶ谷濠)は今でもその姿を残しています。
今回は、飯田橋駅から外濠沿いに歩いて、市ヶ谷八幡に向かいます。
まず、JR飯田橋駅西口を出ると写真のような石垣があり、その説明が書いてあります。
ここは、江戸城外濠にあった門の一つ牛込門(うしごめもん)の跡です。または、牛込見附(うしごめみつけ)とも言います。牛込門は上州道へ通じる北の門でした。江戸城の門の中では、比較的原型を良く残している門の一つです。
桜で有名な場所であり、この牛込門から市ヶ谷門に向けて歩いて行くと、桜の写真に向いている場所が数多くあります。また、江戸城の外濠と石垣・土塁の構造を見ることができます。
飯田橋駅(牛込門)から市ヶ谷駅(市ヶ谷門)方向を望む写真です。撮影したから1年が経ちました。濠の向こうに見える建設中のビルは完成したのでしょうか?特にこのビルとは関係は無いのですが、スカイツリー建設中の写真が話題になりましたが、この写真は、この年でしか撮れません。ある意味2012年という年代を表現している写真ともいえます。
桜の雰囲気も明るめなので、くまドンは気に入りました。
名所江戸百景「第41景 市ヶ谷八幡」に対応する「くまドン版」の景をこれに決めさせていただきます。
くまドンが使用しているデジカメはニコン製のCOOLPIXと呼ばれるデジタルコンパクトカメラですが、このカメラの機能には絵画調と呼ばれるフィルター機能があります。下の様に元の写真と絵画調に変換した絵を並べて見ると、なかなか面白いです。くまドン旅日記では、この絵画調のフィルターを使用した画像と多く掲載していこう思います。
絵画調に変換するとこうなります。
同じく、手前に桜と電車(オレンジ色は中央線、黄色は総武線)を入れてみました。
絵画調に変換すると
全体的に明るめになるので、写真では朝早かった為、日陰となり、暗かった桜や電車の部分が奇麗に表現されているのが印象的です。
下の写真は外濠に渡してある橋の市ヶ谷駅側から、市ヶ谷八幡方向を撮った写真です。この場所は、江戸城の市ヶ谷門があった場所ですが、道路になっている為、原型を残してはいません。
名所江戸百景の絵はこの方向から市ヶ谷八幡を描いたのですが、見ての通り、どこにに市ヶ谷八幡があるのか分かりません。
真ん中の赤と黄色の宣伝があるビルと右の「駿」と書かれたビルの間に隙間があるのが分かりますでしょうか?ここが、市ヶ谷八幡の入り口です。ここの入口には、「亀岡八幡」とかかれた提灯が立てられています。
鎌倉の「鶴ヶ岡八幡宮」という名前だったの対して、市ヶ谷の八幡宮は、「亀ヶ岡八幡宮」という別名が付けられたそうです。
入口を少し進むと、細い路地の先に急な石段があり、途中にお稲荷様があります。結構な急階段を登りきると、目の前に市ヶ谷八幡があります。朝早かったのですが、上の方は日当たり良好でした。
次に振り返って神社境内から外濠方向を望みましたが、ビルの谷間で良く見えませんでした。江戸時代は、視界を遮る高い建物がなかったので、見晴らしが良かったことでしょう。このことは、逆に江戸城の防備の面から見ると、市ヶ谷付近は濠の両側が同じ高さなので、防御が弱いという理由で、濠を広くして、敵に備えたと言われています。
当日の帰る途中に、再度この場所を訪問してみましたが、外濠の水面に市ヶ谷駅明かりが映る雰囲気が良かったので、写真を撮ってみました。
元の写真はアンダーな仕上がりになっていますが、絵画調に変換すると、明るい色調の写真になるので、意外にも絵画調の方が良い結果となっています。暗いので、スローシャッターとなり、風の影響で桜の枝がぶれています。
今回は、この景のみで終わりとさせていただきます。