goo blog サービス終了のお知らせ 

K RAUM  お料理を主に日々のことを書いています。

いらしてくださってありがとうございます。
晩ご飯に作った料理・道端に咲いているお花の写真などのブログです。

京ことば源氏物語

2011-02-28 21:53:04 | 芸術
2011年2月28日(月)雨→みぞれ

今朝の東京メトロ丸の内線は混んでいました。中央線快速が一時ストップして振り替え輸送をしていたようです
地下鉄をおりて地上に出るとますます冷えていました。ここ3日ほどの暖かさのあとのせいか寒いこと午後はみぞれになりました。


今日はアカデミー賞の知らせが入りましたね。コリン・ファースが主演男優賞受賞わ~~~懐かし人だわ 「アナザーカントリー」や「ひと月の夏」・・・1980年代、イギリスの貴公子とよばれていたお一人ですね。私の本命は別のお方



昨日は山下智子さんの連続朗読会「京ことば源氏物語」に行ってきました。
会場は京王線明大前徒歩2分キッド・アイラック・アート・ホールです。
私は3回目ですが、今回この会場は長野県上田市の無言館の窪島誠一郎さんの関係だということを知りました。そういわれると、、何だか無言館の雰囲気が漂うような建物・・・

山下智子さんは中井和子先生が「源氏物語」を京ことばで現代語訳した本を各地で朗読しています。このキッド・アイラック・アート・ホールでは桐壺の巻きから順番に語って、今回は10回目となる十の巻き「賢木(榊)」と十一の巻き「花散里」でした。



京美人でお着物がお似合いの山下さんが語るはんなり京ことばにうっとり(これも来たかいがありますが)しちゃうと、この話は誰のこと(源氏物語は主語を書いてないので)、、と、あわてる私です(笑)「賢木」の後半は光源氏が近づいてはいけない朱雀帝の寵愛する朧月夜に通ってしまったところを朧月夜の父・右大臣に見られてしまいます。品のない右大臣は胸に収めておけないで朧月夜のおっかない姉さんにギャーギャー告げ口をするこのおっかない姉さんはこのスキャンダルで光源氏失脚をねらおうと、、、この盛り上がりを山下さんは熱演さすが女優さん

光源氏は若い頃から順調に出世を続け女性関係も華やかでしたが、この事件をおこす少し前くらいから光源氏を嫌う右大臣家が権力を握ったので朝廷内での位置もかげりを見せていました。そこで光源氏は失脚させられる前に、自ら須磨へ引っ込んでしまいます。ですが、須磨では明石入道とその娘との出会いと展開します。その十二の巻き「須磨」は4月28・29日を予定しているようです。詳しくは山下さんのHPをご覧ください←クリック


新鮮なウド

2011-02-27 23:59:03 | 仏教美術
2011年2月27日(日)晴

後輩から埼玉のウドをいただきました。ありがとうございます。
届いたのが正午すこし前だったので早速ミソマヨでいただきました。
新鮮で柔らかく香り高いウドです。
今週はウド料理を楽しみます。





午後は山下智子さんの「京ことば源氏物語」の朗読会に行ってきました。このことは明日書きます。

昨日の続きのですが、、、
仏教美術は私のほうがタヌキよりもと自負していましたが、すでに逆転
タヌキはここ20年くらい仏像の誕生時期についてインドの仏像やパキスタンの仏像の見学やお経から探っていました。
さて、平山郁夫氏はシルクロードの各所での破壊さている文化財保護のために多くの仏像を購入した平山郁夫コレクションがあります。今回の展示にはこのコレクションから幾つか展示されていて、ほとんどの作品は制作年代が2~3世紀と記されていました。タヌキは菩薩仏が単独で作られのは2~3世紀よりあとではないか、と。

タヌキは平山郁夫「大唐西域壁画」を始めて見ました。その感想です。
東京国立博物館平山郁夫展を観る

仏教の迹を尋ねん絹の道
  月の砂漠に何を求めて

芸術のまことはいずこ行脚かな
  世界の果てまで尋ね歩かん

玄奘の学びし跡にたたずみて
  荒城の月をいかが見ゆらん



平山郁夫展

2011-02-26 23:51:35 | 仏教美術
2011年2月26日(土)晴



友人から東京国立博物館(以下東博と書きます)の平山郁夫展の招待券をもらっていたので、行かなければ行かなければ・・・と思っていましたが、、重い腰のタヌキを連れ出すにはなかなか大変です。こちらも仕事が詰まっていたので、(せっかくのチケットを無駄にしてはと)気持ちばかりあせっていました。今日の天気予報は昨日より最高気温が10度も下がるといっていましたが、日中は暖かな感じだったので、、「ちょっと、付き合って、そしたらビールをおごるから」と連れ出しました。


上野公園のさくらは1ヶ月後には満開でしょうが、、まだつぼみの気配も感じません。


寒桜が咲いていました。


大道芸


噴水の改修工事をしていました。



東博敷地内はウメが満開でした。思いがけないプレゼントです。見学を終わってからでは日の光も暗くなるだろうと、先ずは写真撮影から始めました。




近づくと、さくらですね。河津桜かしら。









十輪院の宝蔵が移築されていました。




校倉造


右は本館  左は平成館

55mmで撮ります。 スカイツリーですよ




6日にはこの展示も終わってしまうので、今日あたりは長蛇の列かと心配しましたが、、人出は結構ありましたがスイスイでした。

今回の展示のメインは平山氏が奈良・薬師寺の玄奘三蔵院へ奉納した『大唐西域壁画』と思い込んでいました。勿論そうでしたが、平山郁夫氏が長いことシルクロードやインド、その他の地域を取材した足取りと、スケッチを丁寧に展示していました。それらの絵はどれも魅せられました。それらの絵に続いて平山氏の奥様のメッセージは(筆記しなかったので正確ではありません)「・・・・人が気付かないようなものでも平山が描くと素敵なものになる・・・・」を読んで、ああ!いい言葉だな、と。
このような展示の後で、『大唐西域壁画』を見たので、もうたまらなくすばらしいシルクロードの世界が展開していました。
平山郁夫氏は被爆体験者なので、平和祈念の思いの重みをずしりと感じます。平和を仏教に見出し、仏教伝来のルートであるシルクロードに惹かれたのだな、と、そして1960年代から何回も何回もシルクロードの地を取材した集大成が『大唐西域壁画』と、今回初めて認識しました。
2004年に薬師寺玄奘三蔵院で『大唐西域壁画』を鑑賞した時は、平山氏の西域への思いを私には分かりませんでした。
今回の展示の半分をしめる平山氏の人生といっていいようなシルクロードへの思いを見て、『大唐西域壁画』の価値がよく分かりました。

平山郁夫氏の薬師寺・東塔の絵がとってもよかったです。
学生時代にサークルの合宿の地、薬師寺。私にとっての薬師寺のシンボルはこの東塔です。



生ワカメ

2011-02-25 23:54:52 | 料理
2011年2月25日(金)


ポカポカ陽気でした。
コート着ないで出てよかったわ


オオイヌフグリみいつけた





「ちょっと多いな」生ワカメはこの時期だけ、と、思い切って買いました。
500g398円でしたが、計ると1.3Kgもありました。すごく得したみたい


ざぶざぶ洗って熱湯を注ぐときれいなミドリに、磯の香りが、、、


味も ワカメ丸ごと1本だと茎もあるのでシコシコヌルヌル・・


ワカメ1本ずつ刻んで袋に入れ冷凍庫にいれました。


お店のオジサンが言うとおりにやってみました。
生ワカメは3日しかもたないそうです。


思ったより量は多くありませんでした。海草大好きなので、1週間で食べてちゃうかな





延寿柿

2011-02-24 21:03:13 | インポート
2011年2月24日(木)

延寿柿は堂上蜂屋柿を使用し、白小豆を加えた練り羊羹を柿のかたちに成形し、表面を軽く乾燥させた、愛らしい柿菓子です。(KK槌谷さんのHPから延寿柿の説明をコピーしました)

大垣に住む知人、といっても友人を介して知り合いになり、まだ、お目にかかったことはない方から母の誕生祝にいただきました。ありがとうございました。
羊羹のようですが、限りなく干し柿に近いお菓子です。



母がお茶をたて延寿柿でいただきました。

3月の後半にはbabyママが2週間ほど里帰りを予定していますので、その時にケーキにローソクを立てて母の誕生祝をしましょ

母は1923年(大正12年)2月24日生まれ
1923年は関東大震災の年です。


今晩はパナソニック・三ツ星ビストロでとんかつを作りました。
びっくりなんですよ油で揚げるのではなく、グリルで焼きます。
添付のレシピ本を見ていて、やってみたいな、と、思っていました。
油で揚げるとんかつの衣付けと異なるところはパン粉に油を混ぜるだけです。
パン粉55gにオリーブオイル大さじ2杯を混ぜました。

衣をつけ、グリル皿に並べ、庫内上段に入れ、スタート



自動操作でできます。


左半分は下側・グリル皿と接する面です。右は上側です。

油の始末もなくラクラク調理で、とんかつを味わえました。