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友人から東京国立博物館(以下東博と書きます)の平山郁夫展の招待券をもらっていたので、行かなければ行かなければ・・・と思っていましたが、、重い腰のタヌキを連れ出すにはなかなか大変です。こちらも仕事が詰まっていたので、(せっかくのチケットを無駄にしてはと)気持ちばかりあせっていました。今日の天気予報は昨日より最高気温が10度も下がるといっていましたが、日中は暖かな感じだったので、、「ちょっと、付き合って、そしたらビールをおごるから」と連れ出しました。
上野公園のさくらは1ヶ月後には満開でしょうが、、まだつぼみの気配も感じません。
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寒桜が咲いていました。
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大道芸
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噴水の改修工事をしていました。
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東博敷地内はウメが満開でした。思いがけないプレゼントです。見学を終わってからでは日の光も暗くなるだろうと、先ずは写真撮影から始めました。
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近づくと、さくらですね。河津桜かしら。
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十輪院の宝蔵が移築されていました。
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校倉造
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右は本館 左は平成館
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55mmで撮ります。 スカイツリーですよ
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6日にはこの展示も終わってしまうので、今日あたりは長蛇の列かと心配しましたが、、人出は結構ありましたがスイスイでした。
今回の展示のメインは平山氏が奈良・薬師寺の玄奘三蔵院へ奉納した『大唐西域壁画』と思い込んでいました。勿論そうでしたが、平山郁夫氏が長いことシルクロードやインド、その他の地域を取材した足取りと、スケッチを丁寧に展示していました。それらの絵はどれも魅せられました。それらの絵に続いて平山氏の奥様のメッセージは(筆記しなかったので正確ではありません)「・・・・人が気付かないようなものでも平山が描くと素敵なものになる・・・・」を読んで、ああ!いい言葉だな、と。
このような展示の後で、『大唐西域壁画』を見たので、もうたまらなくすばらしいシルクロードの世界が展開していました。
平山郁夫氏は被爆体験者なので、平和祈念の思いの重みをずしりと感じます。平和を仏教に見出し、仏教伝来のルートであるシルクロードに惹かれたのだな、と、そして1960年代から何回も何回もシルクロードの地を取材した集大成が『大唐西域壁画』と、今回初めて認識しました。
2004年に薬師寺玄奘三蔵院で『大唐西域壁画』を鑑賞した時は、平山氏の西域への思いを私には分かりませんでした。
今回の展示の半分をしめる平山氏の人生といっていいようなシルクロードへの思いを見て、『大唐西域壁画』の価値がよく分かりました。
平山郁夫氏の薬師寺・東塔の絵がとってもよかったです。
学生時代にサークルの合宿の地、薬師寺。私にとっての薬師寺のシンボルはこの東塔です。