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K RAUM  お料理を主に日々のことを書いています。

いらしてくださってありがとうございます。
晩ご飯に作った料理・道端に咲いているお花の写真などのブログです。

浅間高原 大笹神社

2008-04-28 23:10:30 | 浅間高原
JR吾妻線・万座鹿沢の吾妻川沿いで思いがけない桜見物のあと、国道144号線を西へ大笹神社に向かいました。


四月末、万座鹿沢にて

浅間なる ふもとは今に さくらかな



四月末、大笹を通過せんと、芭蕉の句碑に立ち寄る

ひばり啼く なかの拍子や ほととぎす



大笹神社の乾燥した石碑の句は荒れ、鳥の音は聞けずが、

ひばりなかず 里はしゃくなげ さくらかな



この神社に芭蕉が立ち寄った標として句碑(嘉永6年(1856年)地元俳諧衆(竹烟ほか)によって建立)があります。

雲雀啼 なかの拍子や きじの声 

句の意味は「雲雀の細い声に拍子をとるかのように甲高い雉の声がきこえる」元禄3年(1690)の作、句集『猿蓑』(元禄4年、1691)所収。


1690年に芭蕉は江戸から大笹にやって来たのか、鳥居峠から大笹経由で江戸に帰る途中にこの地に立ち寄ったのかというのは分かりませんが・・。






神社の南側の日当たりがいいところに吾妻石楠花が咲いてました。



すみれ





浅間高原 北軽井沢 

2008-04-28 22:30:13 | 浅間高原
北軽井沢林の中で      2008年4月27・28日撮影 


山桜の蕾 まだ開花していません。



たらの芽




すみれ 注意深く地面を見ないと気が付きません。




カラマツ もう少しで芽吹くでしょう。



湿地はクレソンがいっぱい出ていました。真ん中はオタカラコウです。











万燈供養会が再現

2008-04-26 20:32:24 | 仏教美術
2008年4月26日(土)曇、午後にシトシト小雨

友人からのメールに「東京国立博物館の「薬師寺展」を鑑賞して平成館を出ると、万燈供養会が再現されていて感激だったわ、18・25日の金曜日にもやるようですよ。どうですか?」
金曜日は行かれないわ、と諦めていましたが、今年度は金曜に仕事が入らないことになったので、昨日「薬師寺展」に夫を引っ張って行きました。しかし、夫は夕方用事があったので、「7時半までに博物館に入ればいいだろう」・・・ハラハラ・・・どうやら午後7時20分くらいに入場できました。

日光・月光菩薩像の制作年代は7世紀末または8世紀初期と、説明の掲示がありました。

ちょっと解説
7世紀末(白鳳文化・藤原京【本薬師寺】)
8世紀初期(奈良時代初期・平城京【平城京遷都のとき本薬師寺も西ノ京にお引越して薬師寺となった】)

(以下は素人のたわごとだとお読みください)
夫「どっちだと思う」
私「難しいわね」
夫「こんなに腰をひねっていたのか」
私「今回の薬師寺展のポスターは菩薩だけなので、ひねりが目立つわね」
夫「やっぱり唐の影響が強いようだね」
私「腰のひねりはグプタ朝のヒンドゥー美術の影響かな」
夫「7世紀か」
私「7世紀前半はハルシャ・バルダナ朝よ。グプタ朝は4世紀~6世紀よ」
夫「奈良時代も初期でなくもう少しあとのような気がするな」
私「でも、大仏以降ってことはないわよ。大仏以降は金銅仏はないもの」
夫「大仏と同じ頃かも」
夫「建物と仏像と、どっちが先に出来たのかなそれも制作年代と関わるだろうね」
私「藤原京造営と現在残る薬師三尊像のような立派な仏像を作る力があったのかな」
・ ・・・・

午後8時の閉門ぎりぎりで外に出ると、燈籠の明かりが次々に消え、片付けが始まっていました。二人連れのご夫人が変わりばんこに燈籠を背景に撮影していましたので、
夫は「撮りましょうか」
ご婦人の一人が「ココ押してください」
(夫はファインダーのないデジカメは苦手なので私は内心、きれいに撮れるかなと心配)
ふとご婦人の方を見ると横に薬師寺の執事長さんが写真におさまろうとしていました。私は、ここに居るはずがない執事長さんにビックリ フッと△○君と声をかけてしまいました。
執事長さん「今、奈良から着いたところです」
(執事長さんはご婦人方の人気者なのだ)
 片付けが忙しそうだったので、失礼して帰ってきました。



万燈供養会について、薬師寺HPを引用します
 毎年玄奘三蔵会大祭の日の日没後は玄奘三蔵院伽藍一面に設置された灯篭に火が灯され万燈供養が行なわれています。 お釈迦さまは涅槃に入られる前に、嘆き悲しむ弟子達に向かって「自らを燈明とし、法を燈明とせよ」と最後の法を説かれました。燈明は法を求める人によって点ぜられます。玄奘三蔵は法燈を求め、また自らの燈明をも灯し続けられました。そして、その法燈は中国から日本にまで伝えられました。 5月5日夕刻6時頃に皆様の心の燈明を一斉に献じて頂き、玄奘三蔵の法燈を広めたいと存じます。



薬師寺展入場前、午後7時20分ごろ撮影

手前は池に映った燈籠です。




















からし菜のチャンプル

2008-04-24 23:52:53 | 料理
2008年4月24日(木)曇、夕刻雨

靖国通りの厚生年金会館辺りの街路樹


「トウカエデ(唐楓)」中国原産  日本原産カエデの葉が5裂ですが、トウカエデは3裂で大木になります。



厚生年金会館から少し東に進むと信号富久町西(外苑西通りの入り口)です。その辺りの植え込みのコデマリとツツジが咲き始めました。


靖国通りはココから東へ下り坂になり、街路樹は「えんじゅ」になります。



えんじゅ(槐) 槐の木は中国・周時代に大臣の家柄を表す木となりました。そこで、鎌倉時代3代将軍源実朝は右大臣を賜ったので自分の和歌集を「金槐和歌集」としました。金は鎌倉の鎌の偏です。



今日はからし菜チャンプルを作りました。


からし菜はスーパーに売っているかしら
今週の愛農の配送で注文外できました。からし菜をどうやって食べるか ネット検索で、からし菜のカレーはおいしいと出たので魅力的でしたが、香辛料がそろわないのでチャンプルにしました。茎の硬い部分はしっかり切り落としたほうがおいしく出来ます。私は2cmくらいしか落とさなかったので、ちょっと筋っぽく食べにくかったです。勿論、ゴーヤの方がおいしいですが、からし菜もマズマズでした。
このからし菜の生産者は群馬県の後閑さんです。
レシピはココを参考にしました。

作り方
からし菜に塩を振ってしんなりさせ水で洗って刻む⇒フライパンでからし菜を炒める⇒豆腐とシーチキンを加えて炒める⇒塩・胡椒で味付けして、オカカをたっぶり加える