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K RAUM  お料理を主に日々のことを書いています。

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晩ご飯に作った料理・道端に咲いているお花の写真などのブログです。

オルガン・コンサート

2009-10-21 21:08:17 | パイプオルガン
2009年10月21日(水)快晴

イタリア在住の吉田愛ちゃんのオルガンコンサートに行ってきました。
職場からダッシュ




ランチタイム
パイプオルガンコンサート Vol82

東京芸術劇場 大ホール

2009年10月21日(水) 開演12:15

出 演
オルガン/吉田 愛

曲 目
1、A.ヴァレンテ/ロンバルディア風ガイヤルド
2、F.コレア・デ・アラウホ/第7旋法による分割鍵盤のための2声のソプラノのティエント
3、B.ストラーチェ/戦いの舞曲
4、J.S.バッハ/幻想曲とフーガ ト短調 BWV542M.
5、ノゼッティ/日本民謡「さくら」による変奏曲

入場料 無料

東京芸術劇場のパイプオルガン


観客は何本かのエレベーターを昇り2階部の入り口から劇場内へ入ります。一足客席に踏み込むと、眼前にパイプオルガンが威圧するように迫ってきました。うっそうとした山を上ると目の前に城が突如現れたという感じです、一瞬息を飲み込んだ時、「○○さんですね」愛ちゃんのお父様から声をかけられ、ハッとして・・もぞもぞ挨拶をして、「上の階の席のほうがいいでしょう」と、オルガンと向かい合う会場の真正面の席へ案内されました。その席は会場で一番いい音の席でしたが、「せっかくですが、愛ちゃんの演奏を近くで見たいので・・・」と、演奏台に一番近い席に周っていきました。
オルガンコンサートで演奏中の横顔をしっかり拝見できるのは珍しいことです。演奏を眺めることはできても後姿というのがふつうです。
演奏の終盤でパイプオルガンが180度回転されました。エッ そのときは別の楽器に変身したかと驚きましたが、帰宅後、プログラムをゆっくり読むと次のような解説がありました。
約9,000本のパイプからなる世界最大級の規模のパイプオルガンとのことで、背中合わせにオルガンケースが2つつくられ、第一の面はルネサンス様式とバロック様式の2台のオルガンをはめ込み、ヨーロッパ伝統のデザインにつくられ、第二の面はフランス古典期と19世紀フランス・ロマン派を中心に20世紀の音楽にも対応できるようにしたオルガンが入っていて、ホールとの調和を図った現代的なデザインということでした。

このオルガンの特質を生かしたプログラム構成だったのだな、と、帰宅後分かりました。。最初の3曲はルネッサンスタイプのオルガンでの演奏、4つ目のバッハはバロックタイプのオルガンを、最後の「さくら」はモダンタイプオルガン利用だったのだ、と・・・。

音楽はあまり得意でない私も、なるほど、ルネサンスタイプを利用した最初の3曲より4曲目はバッハの荘厳さが際立ったのもオルガンの性質だったのかなと、そして、「さくら」の多様なアレンジの現代的な雰囲気はモダンタイプのオルガン使用だったのだ、と・・・。

30分のコンサートでしたが、オルガンの魅力たっぷりのすてきなコンサートでした。


池袋駅前は古本市でした。


パイプオルガン・クリスマス・コンサート

2008-12-21 23:53:02 | パイプオルガン
2008年12月21日(日)晴天 冬至

昨日今日と晴天で暖かい 12月の半ば過ぎでこの暖かさはどうしたことでしょうか
昨日は横浜でパイプオルガンのクリスマス・コンサートを楽しみ今日は母と家族のクリスマス会

先ずは昨日のコンサートから・・




2008年12月20日(土)
パイプオルガン・クリスマス・コンサート
「イタリア・バロックのクリスマス」
神奈川県民小ホール
午後2時から



出演
吉田 愛(オルガン)
久保田 潤子(ソプラノ)
大西 律子(ヴァイオリン)
天野 寿彦(ヴァイオリン)
上田 美佐子(ヴィオラ)
十代田 光子(チェロ)

曲目
<第一部>
◆T.メルラ:チャッコーナ(シャコンヌ)
◆C.モンテヴェルディ: 「倫理的・宗教的な森」より「主よ、われは心よりあなたに感謝せん」
◆G.フレスコバルディ:カプリッチョ・パストラーレ
          バレット風のアリア
◆A.スカルラッティ:イエス・キリストの降誕のカンタータ・パストラーレ
<第二部>
◆イタリアン・クリスマスメドレー
ラテン語聖歌「久しく待ちにし」
カッチーニ:「アヴェ・マリア」
イタリア民謡「羊飼いたち」
ラテン語聖歌「神の御子は」
◆A.コレッリ:合奏協奏曲 ト短調「クリスマス」より パストラーレ
◆A.ヴィヴァルディ:「四季」より「冬」~ラルゴ
◆A.ヴィヴァルディ:モテット「野に歌え」より
◆G.サンマルティーニ: オルガンと弦合奏のための協奏曲 イ長調

アンコール:きよしこの夜


イタリア・バロック音楽を初めてじっくり鑑賞しました。
建築や絵画のバロックとは全く質の違う雰囲気でした。静かなアンサンブルで気持ちもほわっと豊かになったような、素敵なコンサートでした。愛ちゃんのオルガンも教会での荘厳な響きではなく通奏低音演奏で会場をやさしく包みました。ソプラノの歌い方もイタリア・オペラやドイツ・オペラとは全く違いやわらかい雰囲気でした。さらに、ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロの音色も通常のものではなく耳にやさしく入ってきました。演奏の合間の説明で、これらの楽器は現代使われているものとは違うという説明を丁寧にしてくださったので、納得
第2部、イタリアン・クリスマス・メロディーは圧巻でしたカッチーニのアヴェ・マリアはいいですね。
会場が小さかったのでまさにイタリア宮廷の再現コンサートでした

演奏後も出演者は大サービスロビーでサイン会、写真も撮らせていただきました。

十代田光子(チェロ) 久保田潤子(ソプラノ) 大西律子(ヴァイオリン)  久保田潤子さんのドレスはイタリア・バロック音楽にぴったり


吉田愛ちゃんサイン中、、、、愛ちゃんの正面からの写真もあるのですが、、、掲載の許可をもらってないので・・・。
左から2人目の男性は天野 寿彦(ヴァイオリン)さんです。


神奈川県民ホールはの正面玄関は山下公園と向かい合ってます。




お茶して暗くなるのをまったのですが、、、コッコーのデジカメでは広大な横浜港はうまく撮れない





夜も更けましたので、今日の家族クリスマス会のレシピは明日書きます。



「オルガン・1ドルコンサート」

2008-10-22 21:38:21 | パイプオルガン
2008年10月22日(水)晴


「オルガン・1ドルコンサート」



10月22日(水) 
12:10~12:50 
横浜みなとみらいホール 
アメリカ生まれのオルガン「ルーシー」と巡る イタリアの旅
オルガン演奏 吉田 愛
曲目
G.ヴェルディ/C.フマガッリ: 「アイーダ」によるオッフェルトリオ
G.モランディ: 序曲、主題と変奏、フィナーレ
V.ペトラーリ:  フルートのためのアダージョ
          クラリネットのためのアレグレット
M.E.ボッシ:  アヴェ・マリア
         夜の歌
G.クイリチ: ミサの後のための行進ポルカ


職場からダッシュ
開演時刻を過ぎ、真っ暗になっていましたが、どうやら間に合いました
2階席は満席、1階の脇から会場に入ると、ほぼ満席、座りやすい通路の席は空いていないので、最前列に座りました。
なんと正面に大規模なオルガン
頭上高くそびえる

アメリカ製、愛称「ルーシー」

パイプが黒っぽかったので愛ちゃんの赤いドレスがとても映えていました。
オルガン奏者は観客に背中しか見せられないということで、バックのデザインに気を遣うのですね。今日のドレス、バックが素敵よ
愛ちゃんのトークはイタリアでの生活&オペラ発祥地のイタリアでは教会音楽にオペラの要素を取り入れているという、私にとっては未知のお話を、他の人からは聞くことができないって感じでホットに語りながら「ルチア(ルーシーのイタリア語)」を演奏しました
オルガンはフランス、ドイツ、イタリアなどで発展したようですが、イタリアは独特な歩みをしたということです。現在のオルガンは多数のボタンでフルート・太鼓・シンバル等々の音を出しますが、イタリアのオルガンの発展の途中では、シンバルなどをぶら下げて足で音を出したとか・・おもしろお話でした。

M.E.ボッシ:  アヴェ・マリア・ 夜の歌の演奏は都会の乾いた心を癒し、
G.クイリチ:  ミサの後のための行進ポルカ は身体を動かしたくなるテンポで楽しみました。

明日はドイツ経由でイタリアへお帰りとのこと、次回の日本でのコンサートは12月だそうです。


今回の日本でのコンサート会場のオルガンについて愛ちゃん自身がブログで紹介していますのでクリックしてください。
聖ルカ国際病院礼拝堂のオルガン
祐天寺聖パウロ教会と武蔵野大学 雪頂講堂のオルガン 
聖イグナチオ教会のオルガン


愛ちゃんへ
北イタリア・ドロミテの紅葉と冬景色をブログの写真で楽しみたいので、ブログにたくさんのせてね。12月のコンサートを楽しみにしています。



聖ルカ国際病院礼拝堂 オルガンコンサート

2008-10-01 23:38:12 | パイプオルガン
2008年10月1日(水)曇


吉田愛ちゃんのオルガンコンサートに行ってきました。
J.S.バッハの荘厳な旋律と優しい音が響き、しばし、神の国に導かれた思いでした
オルガンって、とっても複雑ですし、演奏している表情を見ることも出来ないのですが、愛ちゃんの演奏は2年前よりとても力強さが出てきたような気がしました。



聖ルカ国際病院礼拝堂
オルガンコンサート「夕の祈り」
2008年10月1日(水)18:00
演奏 吉田愛
J.S.バッハ
 トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564
 「おお愛する魂よ、汝を飾れ」 BWV654
 「主イエス・キリスト、われらを顧みたまえ」 BWV655
 「来たれ、創り主にして聖霊なる神よ」 BWV667

日本での吉田愛ちゃんの演奏予定クリック



オルガンコンサートのご案内

2008-09-12 19:02:44 | パイプオルガン



イタリアを拠点にヨーロッパで演奏活動をしているオルガニスト吉田愛ちゃんが1年振りにお里帰り

愛ちゃんの東京・横浜でのオルガンコンサートをご案内します。

吉田愛ちゃんは音大卒業と同時にドイツに留学、リューベック大学、同大学院をへて、ディプロマ(学位)及びドイツ国家演奏家資格取得、その後、ドイツ教会音楽家資格を取得したオルガニスト
ドイツでオルガンの研鑽を積み、ヨーロッパ各地で演奏活動を続け、
2002年帰国、岩手県の盛岡市民文化ホール専属オルガニストに就任しました。
盛岡ではオルガンリサイタルのコーディネート、レクチャーコンサートやオルガン講座などに携わり、日本におけるパイプオルガンの啓蒙活動に努めるとともに、国内外で演奏活動を続けました。
2006年にオルガニスト・オルガン製作者のイタリア人と結婚、北イタリア・ドロミテ渓谷の村での新婚生活の傍ら、イタリアを拠点とし、ヨーロッパ各地や日本において、ソリストとして、またアンサンブルや通奏低音奏者としての演奏活動を行っています。

愛ちゃんの演奏は教会内を荘厳に導き、
コンサートホールではやさしく暖かな雰囲気をかもしだします。
さらに、足の動きの激しさと優雅さも楽しめます。
パイプオルガンの生演奏を聴くチャンスです(^.^)

愛ちゃんからのメッセージ←クリックすると愛ちゃんのブログ
♪学校、お仕事のお昼休みに、帰宅途中に、東京観光での一息に、
  是非お立ち寄りください。お目にかかれるのを楽しみにしております♪


コンサートの日程(愛ちゃんのブログからコピー)
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10月1日(水) 18:30~19:30
聖路加国際病院礼拝堂 オルガンコンサート「夕の祈り」

♪フランスの名工、ガルニエ・オルガンを使った、オルガン音楽と祈りのひととき。
 J.S.バッハの作品を演奏します。

曲目:  トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564
      「おお愛する魂よ、汝を飾れ」 BWV654
      「主イエス・キリスト、われらを顧みたまえ」 BWV655
      「来たれ、創り主にして聖霊なる神よ」 BWV667


行き方:こちらからどうぞ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
10月8日(水) 12:30~12:50
武蔵野女子学院 雪頂講堂 「パイプオルガン・プロムナード・コンサート」

♪舞台上の、天女が舞う襖の前に置かれた、移動式演奏台での演奏。
  不思議な異・素敵空間です。イタリアの元気な作品を、お昼休みにどうぞ。

曲目:  V.ペトラーリ 「クラリネットのためのアレグレット」
               「フルートのためのアダージョ」
      G.クイリチ  「ミサの後のための行進ポルカ」

行き方: こちらからどうぞ
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10月10日(金) 12:20~12:50
聖パウロ教会 「ランチタイムコンサート」

♪日本人オルガン製作者、辻宏氏による、北ドイツ・バロックオルガンを手本とした
  楽器で。タイトルは「イタリアとJ.S.バッハ」。楽しいお話を交えながら演奏します。

曲目: 追ってご案内します。

行き方: こちらからどうぞ

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10月17日(金) 19:00~19:45
聖イグナチオ教会主聖堂 「オルガンと祈り」

♪教会聖歌隊、神父様のお話、お祈りを、オルガン音楽と共に。心休まるひととき。
  イタリアのバロック~ロマン派の教会音楽を中心に。

曲目: G.フレスコバルディ:「マドンナのミサ」よりキリエ(グレゴリオ聖歌と交唱)
     M.E.ボッシ: アヴェ・マリア/夜の歌
     D.ズィポリ: パルティータ イ短調
     V.ペトラーリ:「グローリアのための詩句」より

行き方: こちらからどうぞ
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10月22日(水) 12:10~12:50 
横浜みなとみらいホール 「オルガン・1ドルコンサート」

♪アメリカ生まれのオルガン「ルーシー」と巡る、イタリアの旅。
19世紀のイタリア・オペラ風のオルガン作品を中心に、イタリアのお話を交えながら。

曲目: G.ヴェルディ/C.フマガッリ: 「アイーダ」によるオッフェルトリオ
     G.モランディ: 序曲、主題と変奏、フィナーレ
     V.ペトラーリ:  フルートのためのアダージョ
              クラリネットのためのアレグレット
     M.E.ボッシ:  アヴェ・マリア
               夜の歌
     G.クイリチ: ミサの後のための行進ポルカ

行き方&詳細: こちらからどうぞ

入場料: 1ドルまたは100円
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