K-POPストリート

1980年代後半から2005年頃までの韓国歌謡アーカイブスを中心に、いい音楽・パフォーマンスと旅行の話題を書きます。

ユン・ジョンシン「君の結婚式」

2005-04-05 21:47:57 | K-POP
 こんばんは、チロルです。 
 「君の結婚式」という歌が、ユン・ジョンシンの2集に収録されています。
 「君の結婚式」というタイトルを聞いて、神話の歌を思い出す人も多いと思いますが、ぼくらの世代(世代って何?)ではやはりユン・ジョンシンです。

 この歌、タイトルを聞いただけでだいたい歌詞の内容がわかりそうですが(事実お察しの通りですが)、まずシチュエーションがすごいです。「かつてつきあっていた彼女が、別の男と結婚する、その結婚式に出ている男」の立場から歌った歌です。

 うわー。

 歌詞の前半は、おおざっぱに言いますと「君のウェディングドレス姿がこんなにきれいだと知らなかった。彼と結婚するということも今では理解できる。でも君は、あの『ろうそくの誓い』を忘れたのか。」という感じです。

 うっわー!

 「ところで炳泰君、この歌の最後に『この世のほんの短い間のこと』という表現があるけど、これは『今の結婚相手とはすぐに別れて、自分と結婚する』という意味かい?」
 「ちがいます。天国で結ばれる、という意味です。」

 うっひゃー!!

 しかし、この歌が当時、韓国の乙女の目をどれほど潤ませたことでしょう。そういえば、この前KNTVでキム・ボムスの「Memories」というミュージックビデオをちらっと見たのですが、その歌詞も、好きだった彼女がすでに結婚してしまった、といったものだったような気がします。
 時代を超えて普遍的なテーマなんでしょうね。ぼくも以前はユン・ジョンシンの「君の結婚式」をカラオケでときどき歌いましたが、もうそのときには感情移入しまくりでした。

 ちなみに作曲はチョン・ソグォンです(作詞は別の人です)。