手稲山麓チッターズ

北海道中彷徨奇譚

親船名無沼のヒキガエル騒動

2017年05月06日 | 生き物

この沼は40年ほど前の砂採取跡に地下水や雨水がたまってできたそうです。

沼の周囲は70mほど。水深は深い箇所で2m近くになります。

ここには、ヒツジグサ、イヌタヌキモ、オモダカ、ミクリ、ヒメガマなど

希少種を含む水生植物が生育し、また、トンボ類、ゲンゴロウ類などの

水生昆虫も種類多く生息します。(石狩市HPより一部抜粋)

実はある情報筋から・・・・この沼にアズマヒキガエルが大繁殖し

地元の貴重な生態系が破壊される可能性があるらしいのです。

元々この辺にはヒキガエルなんてシロモノは棲息している訳も無く

ワシは函館の一部の地域にしかいないと思っていました。

で、、、真実を確かめるため深夜1:30頃1人で現場に行ってみたのですが

道路にはおびただしい数のヒキガエルが・・・

飛び跳ねて道路を渡るものもいれば車に轢かれているものまで

ざっと見積もって2~30以上はいるだろう。となると・・・・

この辺一帯だけでどれだけの数が繁殖しているのか想像もつかないです。

しかもこいつらの皮膚には毒があるため素手で触るのはタブーなんですよ。

サンプルとしてオンブガエルを含む4匹ほどを捕獲。

近々手稲さと川探検隊が現地調査を行う予定らしいので

予定が合えば是非ワシも参加したいです。

鳥獣保護員でもある高田社長にこの話をしたところ参加表明してくれたんで

カエル嫌いのゲマタニ社長も誘って行ってこようと思います( ̄ー ̄)ニヤリ