お絵描き日記~イラストレーター照井正邦

職人、照井正邦の似顔絵、意匠など。画力の向上を目的に練習しています。

高野二郎先生に感謝!!(オペラ歌手の似顔絵)

2017-01-27 03:04:20 | ・音楽
ツイッターを見ていたら、見覚えのある似顔絵が!!

なんと、オペラ歌手の高野二郎先生が、私の似顔絵を使ってくださってる!!



テンションが上がって、思わず樋口達哉先生を描いてしまいました。
(二郎先生じゃないんかいっ!)

樋口達哉の似顔絵

山藤章二の似顔絵塾に、オペラ歌手を描いて送っても載らないんですよね。
秋川氏の似顔絵だと載るけれど・・・


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小池百合子都知事は、垂れ目か?(似顔絵雑記)

2017-01-26 13:33:03 | 雑記
「小池百合子都知事の目は、本当に垂れているのか?」

小池都知事の似顔絵は、面白いことを示唆してくれます。

写真を見て、「写実的な見方」で描いてみました。



意外と垂れていません。
だから垂れ目に描く必要はない・・・というわけでもないです。

今度は、「写実的な見方」ではなく、「単純な記号的な見方」で描いてみました。



単純化した見方、記号的な見方だと、垂れて描かないと似ていないと感じます。

これが似顔絵なのです!!!・・・・というわけでもありません。

この記号的な見方で、さらに写実的に描いてみます。



記号的な見方のものを、(写実的な見方をもって)写実的な表現で描いてみました。

垂れ目で、かつ写実よりな似顔絵が描けました。


実際に写実的に描けるか、描けないかは別として、「写実的な見方」で描くと、
デフォルメ・誇張するのは、(私の経験として)難しいと思います。

これは、何を意味しているかというと、
「写実的に描ける練習をしても、デフォルメ・誇張ができるようにはならない可能性が高い」
ということです。

デフォルメ・誇張ができるようになるには、「記号的な見方」=「パーツの配置や角度、大きさをとらえる見方」
が必要です。

「写実よりの誇張された似顔絵」を描きたい方は、「写実的に描ける練習」のほかに、「記号的に似せる練習」が必要になります。
もちろん、写実的なものも似顔絵ですし、記号的なものも似顔絵です。
そして写実よりの記号的な似顔絵もアリです。


「似顔絵は、絵の上手さとは関係ない」
といわれる理由は、
「写実的な見方で、写実的に描ける必要はない」
ということなのかもしれません。

「必要がない」というだけで、写実的に描いても一向にかまわないです。


【注意】最初から「自分独自の見方」を持っている、才能のある方もいます。


【追記】
おそらく、みなが自分独自の見方を持っている可能性は十分にあります。
けれど、社会化されていくうちに、共通の認識を求められることが多くなり、独自の見方が弱まってしまうのかもしれませんね。

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第22回パンプキン似顔絵展へ行ってきました(雑記)

2017-01-25 15:25:52 | 雑記
ギャラリー八重洲で開催されている、第22回パンプキン似顔絵展を観に行ってきました。



「人は見たいものしか見えない」

鑑賞する前に、自分の中にテーマがありました。
それは、「どういう見方で似顔絵を似せているのか?」ということ。
昨年と同じ方も出されているはずなのに、全く違って見えました。

写実的な眼で見ている人、
デザイン的なパーツの配置で見ている人・・・。

席描きもやっていたので、描いていただきました。


似てる!!この方は、自分独自の感覚で見て似せていると思います。
そして、(下書きなしの)勢いのある運筆が凄い!!


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「自分の絵に飽きる」片岡愛之助(似顔絵雑記)

2017-01-24 19:46:17 | 雑記
「自分の絵に飽きている」

「どうして自分の画風をコロコロと変えるのか」の答えで、これが一番しっくりきます。

自分の今の画風がつまらなくて嫌になる。
だから常に新しい画風を模索する。
常に自分の絵に飽きている。
たまに「似顔絵」からも脱線する。

結果的に、似顔絵というものの、価値は高められないかもしれませんが、概念を広げられればと思っています。


片岡愛之助

モデル:片岡愛之助

コンセプト:ジキルとハイド似顔絵。対立する印象を一人として描いてみました。


とある方から、「似顔絵は、見たまま描くのではなくて、印象を描くものなんですよね?」
と言われて、私は困ってしまいました。

私には正解も間違いもなくて、全てが相対的な空間に見えていて、まだ見えていない空間の似顔絵を創作するのが楽しい・気持ちいいのです。
また、すぐに飽きてしまうのですが・・・。

先ほどの答えですが、
「印象」を描いても、描かなくても似顔絵は成立すると思います。
「ちょいとワル」や「美化」のように逆の印象を与えてもいい。
それで、一人に二つの印象を与えるアイデアが浮かびました。


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