お絵描き日記~イラストレーター照井正邦

職人、照井正邦の似顔絵、意匠など。画力の向上を目的に練習しています。

近距離、希望、迷走(似顔絵詩)

2012-10-28 12:09:16 | 作詩・ヤバソン画談
近距離

距離が近くなりすぎると

全体が見えなくなる

休んででも眺めなければ







希望

がっかりしている

そういう自分にもがっかりしている

期待を持ちすぎたのだろう

また明日から希望を探そう







迷走

独自性を求めているのに

人との違いに苦しんでいる

矛盾が海路を複雑にしている








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リアリズム(イラスト)

2012-10-28 06:43:59 | 神話画談


リアリズム

現実的というけれど

どこまでを現実というのでしょう

幻想的に見えても

その人にとっては現実の場合もあるでしょう

私の現実は混沌としていて

無になるにはほど遠いのです



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音色、妄想族、同じ人間(似顔絵詩)

2012-10-28 05:55:08 | 作詩・ヤバソン画談
音色

音色が見える女の子がいた

ピアノの先生は「あり得ない」

と強く否定し黙らせた

もしできるならその時間へ戻って

その女の子に言いたい

僕には景色も人も見えるよと







妄想族

妄想族が闇夜を走る

彼らにデッサン力があったなら

彼らに演奏力があったなら

アーティストになっていたに違いない

表現をしらない妄想族は

闇夜を走りまわるだけだった







同じ人間

同じ人間なのに

どうしてこうも分かり合えないのか

見えている景色が違うのだ

同じ人間が違う空間をいっしょに歩いているのだ






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想像力(妄想力)とデッサン力(似顔絵雑記)

2012-10-28 04:35:31 | 雑記
一般の方の似顔絵を見る機会があったのですが、
(今まで言ってきたことの逆になりますが、)
デッサン力は必要かもしれないと思いました。

今まで、散々「デッサン力は、いらない」と言っていたのですが、
それは一般的な考えではないですし、
大前提があることに、ようやく気づきました。

それは、「想像力妄想力のある人は、」という前提です。

改めて言うと、

「(想像力のある人は)デッサン力は、いらない」
となります。

想像、あるいは妄想したものを最低限に絵として表現することができれば、デッサン力はいらない。
逆に言えば表現したい想像を表現できるくらいのデッサン力さえがあればいい、
ということになります。

デッサンは修練で一定の水準まで描けるようになりますが、
想像力は妄想力にも繋がり、個人差があると思います。

一般論にすると
「似顔絵にはデッサン力が必要」
なのだと思います。

どうして、こうも反対の考えになったかと言うと、
「想像力もデッサン力もない絵」
というものが(私の作品にも)あるという事実に気づいたからです。

想像力は、妄想力にも繋がりがあり、鍛えるのは困難ですし、危険性もあります。
けれど、デッサン力を鍛えるには、それほど危険性がないと言えると思います。

ですから、「楽しく似顔絵を描く」
ということを目標にされている方は、想像力や妄想力を高めるより、
デッサン力を高めるほうが、リスクはないです。

「絵を描いて不健康になる方法」を書いてもしょうがないですし、
そうなっても「想像力のある絵」を描きたいと思う人も少ないでしょう。

ですので、いまある想像力、妄想力をカバーできるだけのデッサン力を身につければよいのではないでしょうか。

話はかわりますが、アイデアでもそうですよね。
バンバン、次から次へとアイデアが出てくる人もいれば、
全くでない人もいる。
想像力もそれと似ていて、
ドンドン、イメージが湧いてくる人もいれば、
全く浮かばない人もいる。

そのような個人差のあることを、一色単に語るのは無理だと思いました。

話は長くなりましたが、私の本意は

想像力、妄想力>デッサン力

だと考えているということです。
イメージの世界では、逆遠近、色彩や色価の不調和、骨格等の狂いが当然ありますので、
デッサンの基礎を知らないか、破る必要が出てきます。
作品は当然アウトサイダーよりになり、
それを理解し評価できる人も極僅かに限られてきます。

けれど、極僅かでもいることを確信しています。


色々と言葉足らずで、申し訳ありませんでした!!




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ローアングル似顔絵2(似顔絵雑記)

2012-10-27 06:51:01 | 雑記
ローアングル似顔絵2。

珍しく、シリーズとして続けて描いています。
それは、まだ改善の余地がたくさんあるからかもしれません。
背景を主役にする場合はアングルを緩めにしたり、
もう少し誇張しないと面白くなかったり、
そもそもローアングルだと似ない顔だったりと、
課題は山積みです。

(一般的に使う意味での)デッサン的に狂いすぎるとローアングルにならないですし、
かといって正確に描いたのでは似顔絵にならない。
難しいところが楽しいです。


勝間和代の似顔絵 澤穂希の似顔絵
勝間和代、澤穂希


矢沢永吉の似顔絵 森本敏の似顔絵
矢沢永吉、森本敏


渡辺真知子の似顔絵 錦野旦の似顔絵
渡辺真知子、錦野旦


ローワン・アトキンソンの似顔絵 市原悦子の似顔絵
ローワン・アトキンソン、市原悦子

市原慎太郎の似顔絵 藤岡弘、の似顔絵
石原慎太郎、藤岡弘、


小倉久寛の似顔絵
小倉久寛


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作品と私、似顔絵の枠、醜い影(似顔絵詩)

2012-10-27 05:33:13 | 作詩・ヤバソン画談
作品と私

作品をけなされたとき

落ち込んでいる私がいる

それは作品がまだ私の一部だからか

そうならば

作品を褒められたとき

素直に喜べる日が来る気がする







似顔絵の枠

似せることが苦でなくなったとき

似顔絵の枠から飛び出す絵を描くことになる

似顔絵描きでなくなる矛盾

先導者のいない

厳しく楽しい世界があるのだろうか







醜い影

光を描くには影がいるように

美しさを描くには醜さもいるのだろう

その人間くささ、泥臭さが描けたとき

美しい光も同時に現れるのだろう






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一本道、消しゴム、エグザイル(似顔絵詩)

2012-10-26 16:58:21 | 作詩・ヤバソン画談
一本道

選択の余地のない一本道を

知らぬ間に歩いていた

行き着いた先は焼け野原だった







消しゴム

描き続ければどんどん濁る

脳内の概念を消して描く

その痕跡を残しつつ







エグザイル

俺たちには根がない

養分を求めてさまようだけ

懐かしむ故郷もないんだ





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