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お絵描き日記~イラストレーター照井正邦

職人、照井正邦の似顔絵、意匠など。画力の向上を目的に練習しています。

誰でもない顔(習作)

2018-06-22 15:36:10 | 習作
顔を描く自主練習。

似顔絵を描くときは、モデルがいて、それに合わせる(似せる)「しぼる」ことをします。
今回は逆に、モデルを決めないで、表現の幅を「ひろげる」自主練習をしました。

なんとなく紙に筆ペンで調子をつけます。

まだ何が何だか見えません。


なんとなく見えてきます。


「怖くちゃダメ、かわいく描かなきゃ」など考えないで、見えた通りに描きます。心をむき出しにするようで、もの凄く恥ずかしいです。


筆ペンの色を変えてみました。象徴的な意味ではなく、純粋に色を感じて描きました。


灰色で描いていたら、悲しい気持ちになってきました。













似顔絵で「しぼる」ことに限界を感じたら、「ひろげる」のもよいかもしれません。