鈴木宗男ランド ブログ by宗援会

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宗男日記から

2009年07月07日 | Weblog
ムネオ日記
2009年7月7日(火)
 昨夜20時(現地時間22時)、国後島古釜布に着く。
 根室から4時間。近くて近い島である。べた凪なぎで揺れることもなく、ゆっくりすることが出来た。
 今日の国後は快晴で、9年ぶりに身近に見る国後島は、懐かしい限りだ。古釜布の港周辺も沈船がなくなり、随分きれいになっている。
 9時(現地時間7時)、入域手続きをする予定だったが、艀はしけのスクリューにロープがからみ、3時間遅れでの上陸になった。
 上陸後、友好の家、いわゆるムネオハウスに行く。
 友好の家はしっかり管理されていた。管理人のアルヒペンコ・ガリーナ・ニコラエブナ女史の努力に感謝したい。
 ガリーナさんは私を見ると抱きついてきた。日本からの訪問団が友好の家を使う時、いつも必ず私のことを話してくれたと多くの人から聞かされた。人情は肌の色、国の違いを超え、通じるものである。
 行政府に表敬訪問。旧知のコーワリ・イーゴリ・ミハイロビッチ南クリル地区長が迎えてくれる。
 コーワリ地区長は挨拶の中で、「クリルでは鈴木さんは友人。困難な時期にお世話になった。日ロ関係の発展に、鈴木さんは昔から尽力、協力してくれた。クリルの人々は、人と人との関係を重要視する。良き友人、古い友人と、共通の未来について話し合おう」と述べて下さる。コーワリ地区長のお心に感激する。
 夕食会でもコーワリ地区長は私のことに触れてくれ、記念品を下さった。コーワリ地区長はじめ島の人々の「情」、「人間味」を、外務官僚に教えてあげたい思いで一杯だ。
 ディーゼル発電所も視察したが、しっかり稼働していた。8年前、「ムネオハウス」、「ディーゼル発電所」と騒がれ、「ギワクギワク」の大合唱だったが、実際に現地の人の声を聞いて戴きたい。外交は積み重ねである。私は間違ったことはしてこなかったし、日ロ関係の進展に寄与してきたと自負するものである。
 建設中の古釜布埠頭を見たが、資材の調達、建設作業に、日本のもの、レベルの高い日本の技術力を活かすべきだとつくづく感じた。「不法占拠されているのだから、北方四島に出ていってはダメだ」と外務省は言うが、指をくわえていているだけで、何か得ることがあるのか。
 日ロ両国の最高首脳による取り決めで、北方領土は日ロの係争地域であり、話し合いで問題を解決することになっている。外交交渉はしっかりやって、その交渉を側面から支える意味で、日本の経済協力があっても良いのではないか。外務官僚も意識改革をしてほしい。
 行政府庁舎も新しくなり、街路灯も出来ていた。着実に自立の方向に進んでいる。日本のなすべきこと、やれることは何か、確たる戦略・戦術を持たなければ、「振り返ったら何もなかった」という結末になってしまう。それだけは絶対避けなくてはいけない。
 9年ぶりの国後島は温かかった。スモルチコフさん、ブイコフさんはじめ、多くの旧知の人と再会し、「鈴木さん頑張って」、「大地の党員になりたいです」、「鈴木さんのお陰で島の今日こんにちがあります」と言われ、嬉しい限りである。
 政権交代で鳩山総理大臣を誕生させ、鳩山内閣をつくり、新たな一ページを切り開かなければと決意するものである。
 衛星放送で米ロ首脳会談の様子が流れている。世界の大国の首脳会談の重さ、迫力が映像からも伝わってくる。
 日本を代表する麻生首相の、サミットでの存在感に期待したい。



本日提出した質問主意書4件

№434 外務省職員による天下りに関する再質問主意書

№435 外務省におけるワインの保管並びに使用等に関する再質問主意書

№436 外務省員手帳に記述のある同省職員に対する国内高級ホテルによる優遇措置に関する質問主意書

№437 第31吉進丸の船体返還に向けた外務省の取り組み等に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。


衆議院ホームページ

鈴 木 宗 男
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新党 大地 
鈴木宗男 オフィシャルページ 
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