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宗男日記から

2009年07月03日 | Weblog
ムネオ日記
2009年7月3日(金)
 党人事、内閣改造が収まったと思ったら、自民党内での、解散を先送りした方が良いという人と麻生首相との間で、激しい綱引きが行われていると言われている。解散は総理の専権事項だが、力がなく、党内基盤が弱いと、いかにトップリーダーとは言え、自分の思うとおりにはいかない。
 かつての海部俊樹首相もそうであった。三木武夫首相も解散できなかった。幹事長に力があり、しっかりしている場合は、首相を補佐し、思い切った判断をしたこともある。
 昭和61年の「寝たふり解散」と言われる金丸幹事長の知恵に中曽根総理が同意し、ダブル選挙に持って行き、自民党が圧勝したこともある。三木首相は解散を打てず、任期満了になり、そのまま退陣した。海部首相は根回しもなく、「重大な決意」と言って解散をちらつかせたが、金丸先生に押さえ込まれ、そのまま退陣となってしまった。
 次期選挙は福田では勝てないということで選ばれた麻生首相である。なった時から「やるやる」と言い続け、既に10か月になる。今頃福田康夫さんは「こんなに選挙が延びるのなら、俺は辞める必要はなかった」とぼやいているのではないか。
 小派閥の三木首相は、独特の世渡り上手で、政界をうまく遊泳し、トップになった。海部さんも宇野首相のエラーにより、特別のエネルギーも使わずにトップの座に就いた。
 麻生首相を見ていると、三木さんのしたたかさと少し似ているとところがあるが、中途半端である。また、海部首相のパフォーマンスと似ている点もあるが、これも中途半端である。この中途半端さが、ぶれや迷走につながっているのではないか。
 三木さんにしろ、海部さんにしろ、自分に力が足りない面については、しっかりした参謀が脇を固めていた。麻生首相にとって、誰が参謀なのかが見えてこない。
 お友達は参謀ではない。権力者に耳障りな話、嫌な話をきちんと上げて、そこで戦略・戦術を練っていくことは当たり前のことである。プレイヤー不在が官邸機能の低下、党内の混乱に拍車をかけていると思うのは、間違いだろうか。
 裂帛れっぱくの気合いで「俺が総理を守る」という人が周りにいるかと頭を巡らせても、思い当たる人が出てこない。人はいても、人材がいない。この点が麻生首相にとって不幸なことである。
 いずれにせよ、間違ってなった、運良く巡り合わせで手に入れた総理というポストである。最後は麻生首相の決断で解散をし、一日も早く最後の責任を果たしてほしいものだ。
 10時半より留萌市で大変お世話になっている福嶋さんの息子さんの告別式に参列。50歳、早すぎる旅立ちに、世の無常を恨むのみである。
 札幌に出て列車で帯広に向かい、17時から講演。「一倉会」という異業種の社長さん方の集まりである。勉強家揃いで、とても気持ちの良い会であった。


本日提出した質問主意書4件

№426 冤罪並びに取り調べの全面可視化に対する麻生太郎内閣総理大臣の見解等に関する第3回質問主意書

№427 北方領土問題に係る我が国の対応の変遷等についての麻生太郎内閣総理大臣の認識等に関する第3回質問主意書

№428 外務省が作成した「鈴木宗男衆議院議員からの依頼等に対する対応振り」に関する第3回質問主意書

№429 外務省と同省所管の各種法人との関係等に関する第3回質問主意書


本日受領した政府答弁書14件

№391 いわゆる足利事件についての検察庁による謝罪等に関する再質問主意書

№392 検察庁の信頼性に係る森英介法務大臣の見解等に関する再質問主意書

№393 いわゆる足利事件についての警察庁による謝罪等に関する再質問主意書

№394 一九九九年にキルギスで発生した日本人誘拐事件の際に身代金が支払われたとの証言が同国国会でなされた件に関する第三回質問主意書

№395 外務省職員による天下りに関する質問主意書

№396 外務省在外職員に支給される子女教育手当の妥当性に関する第3回質問主意書

№397 外務省在外職員に支給される配偶者手当の妥当性に関する第3回質問主意書

№398 外務省における健康管理休暇制度に関する第3回質問主意書

№399 外務省在外職員に支給される住居手当の妥当性に関する第3回質問主意書

№400 外務省におけるワインの保管並びに使用等に関する質問主意書

№401 外務省職員に対する国内高級ホテルによる優遇措置に関する第3回質問主意書

№402 外務省と同省所管の各種法人との関係等に関する再質問主意書

№403 ロシア側に押収されたままの第31吉進丸の船体返還に向けた外務省の取り組み等に関する第3回質問主意書

№404 外務省が作成したいわゆる「国会議員への対応マニュアル」に関する第三回質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

衆議院ホームページ

鈴 木 宗 男
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新党 大地 
鈴木宗男 オフィシャルページ 
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