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無鄰庵

2010年03月29日 | 京都
金地院からは、歩いて無鄰庵にやってきました。

ここは、山県有朋の別荘だった所です。庭園は有朋自身の設計で、造園家の小川治兵衛(7代目)によって作られたました。



緩やかな傾斜の中を水が流れる池泉廻遊式の庭です。












今は葉が落ちて明るいですが、緑の時期はまた違った姿を見せるのだろうと思います。




邸内には、木造二階建ての母屋、茶室、煉瓦造りの洋館があります。

以下は母屋の座敷から眺めた庭園です。





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金地院

2010年03月25日 | 京都
天寿庵の次は、同じく南禅寺の塔頭である金地院にやってきました。

元は北山にあったものを以心崇伝が南禅寺の塔頭として移建したものです。崇伝は徳川家康に仕え、「黒衣の宰相」とも呼ばれました。

ここには、方丈の前に小堀遠州による「鶴亀の庭」が広がります。



明智門を潜ると、まず弁天池が現れます。



順路は、池の畔から緑の木々の中を進んでいきます。

そして、小高い丘の上にある東照宮を目指します。






東照宮






東照宮の前にて



創建当初は、日光東照宮と比べられたほどだったそうです。



東照宮の脇から急な石段を下ると開山堂の前に出ます。



開山堂の前から方丈前庭の白砂の広がりが望めます。



方丈の前に廻ると、目の前に「鶴亀の庭」が広がります。



かなりの広さがあります。

そして、背後の丘の木々と溶け合い、雄大な庭となっています。

庭に性別があるとすれば、「実に男らしい庭」といえると思います。






細かい意匠でいえば、開山堂への敷石とその周辺が私の気を引きました。










尚、庭園拝観とは別に、小堀遠州による茶室「八窓席」などの内部を拝観することもできますが、いつでも見ることができるというわけではありません。
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天寿庵

2010年03月21日 | 京都
南禅寺の三門のすぐ南側に塔頭 天寿庵があります。

紅葉の時の様子が紹介されることが多いですが、混雑を嫌う私としては、紅葉の時期には訪れたくありません。

紅葉もなければ花もないこの時期、それに代わって得られるのは静かであることかもしれません。完全に独り貸切状態で、のんびりと庭を楽しむことができました。

天寿庵には、本堂前庭(東庭)、書院南庭の二つの庭があります。

【 本堂前庭 】

幾何学的な模様の石畳が目立つ枯山水庭園です。






















【 書院南庭 】



本堂の東側から奥に進み、書院の東側から南側に廻ります。

この庭の最初の印象は「古めかしい庭」だというものでした。本堂前庭は幾何学模様の石畳のせいかもしれませんが、古いという印象は全くなかったのですが ・・・。

では、何がどう古いのかと聞かれると困ってしまいます。なんとなく、そう感じたというだけなのですから ・・・。















最初古いと感じた庭に、こういう飛び石が出てくると、これは後で追加されたのかな、と思ってしまいます。







ここも季節を変えて、再び訪れたい所です。
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南禅寺

2010年03月18日 | 京都
3日目 :

本日の一番は南禅寺です。



三門の脇から、僧堂の白壁に沿って方丈に向かいます。






本坊の大方玄関



特別な行事の時に使用されるものです。

今回は、本坊の方丈は予定に入っていませんので、法堂の前から三門に向かいます。






石川五右衛門の名と共に有名な三門ですが、まだ閑散としています。

今回の目的は、この三門の脇にある天寿庵です。
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清水寺

2010年03月15日 | 京都
さて、大徳寺を観て廻った後、今日もホテルの関係で東山に戻ってきました。

昨日より時間的に早かったので、この日は清水寺まで上がってみました。



仁王門と西門・三重塔



経堂・三重塔・西門



田村堂

本堂の舞台には上がらずに戻ります。



清水寺の拝観時間は18時までですので、まだまだ上がってくる人達がいます。
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