季節の香路

杉木立と緑の苔が印象的です。



雨が降った直後なのでよけいに苔が綺麗なのかもしれません。 （クリックで拡大）






往生極楽院 - 堂内には阿弥陀三尊像があります。

今は長い年月が経過して鄙びた感じになってしまっていますが、創建された当時は眩しいほど煌びやかだったのだろうと思います。

宇治の平等院鳳凰堂と同じように、極楽浄土の世界をこの世に作り出そうとしたわけですから・・・。



私は庭園鑑賞は独り貸切に限ると考えていますので三千院は人が多いという表現をしましたが、普通の感覚からいうとむしろ空いている状態なのかもしれません。人をあえて避けなくても、写真に人が写ることはありませんでした。

今回は寂光院は予定にいれていませんでした。予定通り三千院で大原は終わりです。

宸殿と往生極楽院の周りには池泉回遊式庭園の「有清園」が広がっています。



宸殿から望む往生極楽院



有清園



有清園



有清園 - 奥は宸殿

京都大原といえば ・・・ 三千院です。さすがにここは観光客が多いです。

三千院は天台宗五門跡の一つです。

まずは、客殿より眺める池泉鑑賞式庭園の「聚碧園」です。



聚碧園 （クリックで拡大）



秋海棠が綺麗に咲いていました。

今まで秋海棠の花は綺麗だと思ったことはあまりありませんでしたが、庭園の中に咲いている姿はなかなか綺麗だと思いました。少し秋海棠を見直しました。



これは客殿へ行く途中の坪庭です。

廊下からしか撮れませんの、どうしても全体がおさまりませんでした。

実光院では、完全に独り貸切の状態でした。

各々の庭園を客殿の座敷奥から眺めるのもなかなか素敵でした。



旧理覚院庭園






旧普賢院庭園

実光院には、客殿の南と西に庭園があります。

南にあるのが池泉鑑賞式庭園の旧普賢院庭園（契心園）で、西側に広がるのが池泉回遊式庭園の旧理覚院庭園です。



旧普賢院庭園（クリックで拡大）



旧普賢院庭園



旧普賢院庭園



旧理覚院庭園

旧理覚院庭園へは、履物が用意されていて見て回ることができます。なにしろ、回遊式庭園ですから・・・。