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報国寺

2010年01月29日 | 鎌倉
報国寺は特に人気の寺だとは思えませんが、今回は人の多さに少々驚きました。

後で知ったことなのですが、TVの番組で取り上げられた直後だったようです。



千両の咲く門前



本堂までの参道の両側には狭いながらも雰囲気のいい庭が続きます。



古めかしさよりも、何か現代的な空気を感じさせます。






竹の庭

陽が傾いた時刻に訪れましたので、なんとく薄暗くわびしい感じでした。陽が射しこむ時刻なら違った印象を受けるかもしれません。

多くの人がこの竹林を目当てに訪れているようです。それはそれでいいのですが、何故他のものにも興味を示さないのでしょう。

竹林ということであれば、鎌倉のお寺に限っても、明月院・浄智寺・長谷寺などでも見ることができます。放送されたものだけが見る価値があり、放送されないものは見るに値しないとでもいうのでしょうか。これでは、TVの情報に踊らされ、単に情報の確認に来ているだけになってしまいます。

この場合は単なる旅情報ですからまだいいとしても、政治に関することでも、新聞・TVの情報に踊らされて、見るべき本当の姿を見失っている状況があると思います。



本堂の裏手にも庭園があるのですが、この庭に興味を示す人は全くいませんでした。



おかげで、ここは独り貸切で、静かに楽しむことができました。




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浄妙寺

2010年01月26日 | 鎌倉
浄妙寺は、鎌倉五山の第五位のお寺です。

寺のある一帯の地名は「浄明寺」といいますが、浄妙寺の格式の高さゆえに、あえて「みょう」の字を変えたということです。






山門付近から本堂



本堂の上には冬の青空が広がっています。



山内には、スイセン、椿、蝋梅が咲いていました。



「喜泉庵」への露地



「喜泉庵」の前に広がる枯山水庭園



「喜泉庵」は、最近復興された茶室です。

茶室「喜泉庵」の存在は当然としても、奥にある洋館のレストラン「石窯ガーデンテラス」は、およそ臨済宗のお寺にあるものとは思えません。
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光触寺

2010年01月24日 | 鎌倉
明王院の次に向かったのが光触寺(こうそくじ)です。



私の他には誰もおらず、静かでした。



本尊は阿弥陀三尊で、阿弥陀は運慶、観音は快慶、勢至は湛慶の作といわれているそうです。



塩嘗地蔵

朝比奈峠を越えて鎌倉にやってきた六浦の塩売りが、お地蔵様に塩を供えておいたところ、帰りには無くなっていたが、それはお地蔵様が塩を嘗めたからに違いない、という言い伝えがあるそうです。

実際には誰かが塩を盗んだのだと思うのですが、それを盗まれたといわずに、お地蔵様が嘗めたというその心持がすごいと思います。


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明王院

2010年01月23日 | 鎌倉
瑞泉寺を出て、少し進むと左手に天園に続くハイキングコースの入り口があります。

コースは山道で、瑞泉寺を左下に見ながら常緑樹の中を登っていきます。

途中で、明王院に向かう道が分かれますので、これに入ります。

山歩きに慣れていない人には少し寂しく感じるかもしれませんが、意外と近くに住宅地が迫っていたりします。

道が下りになると、住宅地の中の小道に下り立ちます。ここを少し行くと、明王院の横に出ます。

ぐるっと回って、山門から中に入ります。

誰もいません。明るく、なかなか雰囲気のいい所です。

お堂の縁に腰掛けて少しのんびりしました。

しかし、ここには境内撮影禁止の札がありましたので、写真はありません。



これは帰りしなに外の公道から撮影したものです。
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瑞泉寺

2010年01月21日 | 鎌倉

鎌倉へは、最近は何回か来ていますが、本当に久しぶりに瑞泉寺を訪れました。私の記憶では数十年ぶりになると思います。



ここは記憶にあると思いながら、磨り減った石段を上がりました。

昔訪れたのも冬でしたが、スイセンが咲いていたのを憶えています。

そして、今回も山内にはスイセンが咲いていました。



本堂 - 寒く冷たい風が吹いていますが、その分空が青いです。












スイセンの他に、冬枯れの庭園で咲いていたのは 、万両、蝋梅、椿くらいでした。

本堂の裏には、夢窓疎石による石庭が広がっています。









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