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清水寺

2011年02月28日 | 京都
高台寺から二寧坂・三寧坂を上がって、清水寺までやってきました。

この界隈は何時も大勢の人で賑わっています。






夕陽を受けて朱塗りの門や塔がさらに赤く見えます。



空が赤く染まるということはありませんでしたが、まずまずの夕焼でした。

本堂の舞台には上がらずに、成就院の方に少し下り、千体石仏の前を通って戻ります。






色とりどりのあぶちゃんを付けていて、地元の人達に篤く信仰されている様子が伺えます。

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圓徳院

2011年02月25日 | 京都
高台寺の圓徳院には、伏見城の北政所化粧御殿の前庭を移したという枯山水庭園があります。

それが現在北庭と呼ばれている庭ですが、私にはちょっと石(大岩)が多すぎるように思えます。









賢庭作で、後に小堀遠州が手を加えたということです。

一方、南庭は徳村宋悦によるものという以外のことは不明です。







残念なことに、庭に関してはあまり感じる所がなかったのですが、今回私の心を奪ったのは、長谷川等伯による山水図でした。

非常に精細に複製されたものですが、画の素晴らしさは充分に感じられました。

変な表現かもしれませんが、何も描かれていない空白の部分の雰囲気が素晴らしいと思いました。

何も描かれていないのに、何かを感じるのです。

ちょっと目には古びた襖にしかみえないのですが ・・・。
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圓山地蔵尊

2011年02月24日 | 京都
圓山地蔵尊は、円山公園から高台寺に向かう道の傍らにありますので、多くの人がその前を通ります。

しかし、その存在が観光客に注目されることは全くといっていい程ないと思います。



京都の街中で野仏を目にすることは珍しいことではありませんので、当初は私も特に注目していませんでした。

そんな私がこのお地蔵様に注目するようになったのはある風景に出会ってからです。

前を行き交う観光客などには目もくれずに、熱心にお参りするお婆さんの姿を見たのがきっかけです。

お地蔵様とだけ向き合っているという感じのお婆さんの姿が印象的でした。
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吉水弁財天女

2011年02月23日 | 京都
安養寺のさらに南にあるのが吉水弁財天女です。

この界隈は円山公園でも一番高い場所になると思いますが、意外と人が少なく静かです。

初冬の頃訪れたことがありますが、深紅の落葉の広がりに目を見張りました。






水を汲んで濡れたと思われる桶が積まれています。



境内に涌く水 - 吉水です。



京都ではよく野仏を見かけますが、何処でも地元の人に大事に信仰されている様子が見られます。



慈鎮(慈円)が建立した宝塔の彫刻です。

さて、ここから円山公園の中を通り、高台寺の圓徳院に向かいます。
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安養寺

2011年02月22日 | 京都
知恩院の大鐘楼から円山公園の一角に出ると、安養寺があります。

正式には「慈円山大乘院安養寺」といい、山号の慈円山が円山公園の名前のもとです。

また、赤穂浪士が討ち入りを決定したのが、当時の安養寺の子院の重阿弥においてでした。

この会議は一般に円山会議と呼ばれています。






やさしい表情の石仏でした。



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