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泉涌寺 雲龍院

2006年01月20日 | 京都
雲龍院は泉涌寺のさらに奥にあります。貸切状態でのんびり静かに拝観できました。書院の広縁や廊下に座って独り眺める庭は素敵でした。余りに心地よかったので、つい長居をしてしまいました。



山門からの庫裏。



山門から庫裏へ。この石畳の道も素敵です。椿は蕾の状態でした。



「霊明殿」前の灯篭。本堂にあたる「竜華殿」には薬師三尊が安置されています。



客殿と書院からは庭園をいろいろな角度から眺めることができます。



庭園。この時季目立つ花はありません。花の時季はもっと魅力的になると思います。



庭園を眺めていると寺の女性が「手袋を落としませんでしたか」と聞きにきました。もちろん私のではありませんでした。廊下に出ようとすると脱いだスリッパがきちんと向きを変えて揃えてありました。先ほどの女性の方です。このような心遣いというのは嬉しいものです。



書院の一室の丸窓。半開きの障子が掛け軸の景色を作り出します。

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禅寺の方丈庭園を目的にやってきましたが、印象に残る場面の多い旅でした。やはり、独り貸切状態というのは何もにも替えられないものがあります。ただ、この時も寒気が日本列島を覆うという状態でしたので寒かったです。寒くて、鼻水が・・・。それに夕方になると寒さの為にだんだん拝観の気力が萎えてきます。
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泉涌寺 来迎院

2006年01月20日 | 京都
今熊野観音の「お隣さん」というべき来迎院です。ここには、茶室「含翠軒」と庭園「含翠庭」があり拝観できますが、今日は時間の関係で境内を一巡りするだけです。



来迎院へは橋を渡って行きます。



来迎院境内。



来迎院境内。



境内ではお婆さんが一人小冊を手に大きな声で読経していました。これも境内の景色の一部です。
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今熊野観音寺

2006年01月20日 | 京都
落ち着かない妙心寺春光院からやってきましたが、ここは静かです。西国三十三観音霊場の第十五番札所ですのでお参りの人が数人いますが、観光客はいません。



橋を渡っていく観音寺への参道。



本堂。



多宝塔「医聖堂」。本堂の脇の一段高い場所にあります。
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妙心寺 春光院

2006年01月20日 | 京都
大心院からは春光院に向かいました。ここは普段は拝観できません。「冬の京の旅」特別拝観で訪れました。



春光院入口。

ここはいささか不満の残る拝観となりました。襖絵がまともに見られません。廊下から部屋を覗くように見るので、正面は遠い、左右は斜めから、手前は全く見えない。何の為の拝観なのか分かりません。

拝観者が多いから無理だというのであれば、特別拝観で人を大勢呼び寄せるのではなく、拝観料を高くするか予約制にして本当に見たい人だけが拝観できるようにすればいいと思います。10時(10時は遅い。9時からにすべきです。)の拝観開始直後に行ったので最初は静かでしたが、次第に人がやってきます。庭も塀のすぐ外が妙心寺内の通路になっているので、賑やかなオバさんの話し声が響きます。独り貸切状態でのんびり静かに大心院を拝観した後にやってきたのでとにかく落ち着かない気分でした。

妙心寺は他に二つ塔頭が特別拝観をやっていたのですが、また落ち着かない気分になるのはイヤだと思い止めました。退蔵院に寄ろうか迷ったのですが、泉涌寺の雲龍院に行くことにしました。バスで移動しようとすると時間がかかりますが、JRで移動するとそうでもありません。 しかも、今日は青春18切符で帰る日なので、JRはいくら利用しても料金は同じですから。
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妙心寺 大心院

2006年01月20日 | 京都
3日目:
本日は妙心寺からです。まずは、書院前の「阿吽庭」が有名な大心院からです。ここは、方丈、書院の周りは全て庭という感じです。独り貸切状態で静かにのんびり味わうことができました。



門内に入ると右手にちょっと変わった石像があります。



方丈南庭。直線的な石組みの先に曲線的に緑が配置されています。



方丈南庭。独り静かにたたずんでいると、一群の鳥たちがやってきて、賑やかしく囀りだしました。しばらくして鳥たちは去り、再び静けさが戻りました。いくら京都とはいえ、街中にいるとは思えません。



書院前庭「阿吽庭」。方丈の東からは、書院前の「阿吽庭」につながっています。



書院前庭「阿吽庭」。



書院前庭「阿吽庭」。



書院東の庭。後の生垣が曲線的。
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