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龍源院

2010年03月08日 | 京都
大徳寺では、まず龍源院に向かいました。

ここには方丈の周りなどに幾つかの庭があります。

【 南庭 - 一枝坦(いっしだん) 】
















方丈の西側の縁に移動します。



方丈の西側には開祖堂があり、その前に鶏足山と呼ばれる小さな庭があります。


【 北庭 - 竜吟庭 】

この庭は室町時代のもので、相阿弥によるものと伝えられています。

中央にある須弥山を表す石が全体を引き締めているように思います。






ただ、この時はちょうど石の部分にだけ強い陽の光があたって、写真にはうまく写りませんでした。途中で撮影を諦めました。


【 東滴壺(とうてきこ) 】

方丈の東側にある小さな壺庭です。

水滴が水面に落ちた時のような波紋のある白砂の細長い地割に、五つの石が配置されているだけです。

あまりの狭さに上から覗き込むように観ることになるのですが、観る者の気持ちを引きつける何か不思議なものを感じさせます。その引きつける力は、「魅力」というより「魔力」に近いと思います。

ここだけ別世界のような雰囲気があります。不思議な庭です。











【 滹沱底(こだてい)】

書院の南側の軒下にある細長い庭です。










このように龍源院では、特徴的な庭を幾つか観ることができます。
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