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建仁寺

2010年04月01日 | 京都
さて、この日は青春18切符で帰宅する日ですから、観て廻れるのは午前中だけです。

今回、最後にやってきたのが建仁寺です。

建仁寺の名は特別に広く知られているとは思えないのですが、やはり祇園という場所のためでしょうか、人が思ったより多いです。

栄西禅師によっ開創された京都で一番古い禅寺です。

方丈の前には「大雄苑(だいおうえん)」と呼ばれる庭が広がります。












花頭窓から ・・・



のびやかな印象の庭です。



庭は方丈の西側にまで広がっています。



その西側の庭にある二つの島 - ちょっと気に入っています。



履物が用意されていて、縁から下に下りることができますが、上の二枚は下に下りて撮ったものです。

履物が用意されているのはもちろんこの島のためではなく、茶席「東陽坊」のためです。



「東陽坊」 露地



「東陽坊」

「東陽坊」周辺を観て回った後、下りた場所に戻って、縁に上がります。



方丈の北側



北側にあるお堂への敷石 - 毎日のお勤めの跡が残っています。

方丈庭園の他に中庭が二つあります。



その一つ 「○△□乃庭」

”○△□”は誤入力や文字化けではありません。パンフレットによれば、禅宗の四大思想(地水火風)を、地(○)、水(□)、火(△)で象徴したといわれているそうです。 - 私にはさっぱりわかりませんが ・・・。



難しい事はわからなくても、単純な構成のこういう庭は好きです。



もう一つの中庭が 「潮音庭」 です。

四方正面の庭だそうです。上は南側からのものです。



東側から



北側から



西側から


建仁寺で今回の庭園巡りは終りです。
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