姉が妊娠し、近所の産婦人科に入院しました。
学校帰りに病院により『調子はどう?』と聞きましたら、
『1時頃生まれたけど、未熟児で日赤に入院するために、連れて行かれたわ』
時計を見たら3時でした。
『へ~、未熟児って、どの位の重さ?』
『1400gだって』
『へ~、小さいの?赤ん坊って、みんな小さいじゃない』
『小さいのよ、1000g位小さいの』
『じゃ~小さいね、日赤って、どこにあるの?』
『広尾よ、今度連れてって』
『うん、良いよ』
義兄、姉と3人で、しょっちゅう広尾の日赤に通いました。
入院して、直ぐ黄疸が出て、痛々しい感じでした。
小さいながら、いきるのに頑張っていると、感心しました。
半年位入院したでしょうか、無事退院出来ました。
この写真は、いつ頃でしょうか? 今の正面入り口らしいです
この話の時代には、木造のバラック小屋も建っていました。