コタラの社長日記

スリランカ産ハーブ「コタラヒムブツ」(学術名サラシア・レティキュラータ)を紹介され、世界初のサプリメントを製造!

隣りのお屋敷

2006-02-22 08:54:00 | Weblog
世田谷の弦巻に古屋さんの古家を買い、
4人で暮す事に成りました。

もう1つ気に入った事が有りました。
それは、隣りのお屋敷の庭が我が家の延長の感じで恵まれた環境だったのです。

3000坪有ると云われるそのお屋敷には、
世田谷区の保護樹林と書かれた太い大きな木が何本も生えていました。
このお屋敷の住人は、三島に在る「佐野美術館」の持ち主だったのです!
いや~奇遇です、これも縁なのでしょうね。

『常磐炭鉱の持ち主で財を成し、炭鉱を閉める時は、労働者が大勢ムシロを竹竿で吊るし、大騒ぎだったんですよ、も~毎日うるさくてホトホト困りました』と古屋さんご夫妻は話していました。
『え~、それだと今TVでコマーシャルを流している、有名な冗談ハワイアンセンターの持ち主なんですか?』と僕。
行った事はありませんが、
TVでコマーシャルを流しているのを見掛ける時代でした。
『炭鉱の後は分かりませんが、そうだと思いますよ』と古屋さん。

そのお屋敷の同じ敷地内には、
小さいけれど運転手さんの住まいも在りました。

我が家の隣りは、弟さんの家でした。
弟さんと云いましても70才を過ぎていたと思います。
時々、刀や鍔を持って何所かに出掛けます。
その時義父と会いますと、
自慢そうに刀や鍔を袋から出し見せてくれたと話していました。


佐野邸の跡地に建てられた、
東急ドエルアルス弦巻
保護樹林を切らず、残すように建てられました。


今日は義父の命日でした、もう2年経ちます。
賭け事が好きだった義父が、
もし生きていたら『ゾロ目だよ、アラシだよ』と言い、
喜ぶ顔が目に浮かびます。