アートプラス京めぐり

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二条富小路里内裏址

2015年07月01日 13時15分29秒 | 石碑

この地は,鎌倉中期に西園寺実氏(1194~1269)の邸宅の一つ

冷泉富小路殿が営まれ,閑院内裏焼失(1259)後,

後深草天皇(1243~1304)の皇居となり,

その後も上皇・天皇の御所として頻繁に使われた。

徳治元(1306)年火災後再建されないままであったが,

正和元(1312)年鎌倉幕府から造内裏費用が献上されて

平安宮内裏の殿舎構成に准じた里内裏が建設された。

これが二条富小路内裏で,

のち20年にわたり花園(1297~1348)・後醍醐(1288~1339)

光厳(1313~64)天皇の内裏となった。

しかし建武3(1336)年建武新政崩壊による戦乱で焼失した。

 

紫君子蘭 

平成27年6月23日撮影



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