浄土宗 鎮西派の寺で寛正4年(1463)上長谷に創建されたと伝わる。明治5年(1872)長谷村に5つの寺がまとめられて長源寺となったため、仏像を多く所蔵する。本堂内正面厨子の阿弥陀如来は江戸期、脇侍の11面観世音菩薩は平安時代の作(もと常春庵)。薬師如来(もと恵尊寺)も平安時代の作で、重要文化財に指定されている。更に不動明王、地蔵菩薩も安置されている。風変りな建物は戦後に明徳小学校の旧講堂の建材を再利用したもの。この寺の背後の山を小倉山と呼び、戦国時代の山城の跡が残る。
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